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続けるということ   

朝からレッスンして、少し自分の練習して、5時間に及ぶ合わせ、そしてこれから移動して、また自分の練習




現在移動中
合わせの内容が濃くて、頭から煙でそうです





そんななか、茂木さんのブログでこんな言葉が








続けることが形になろうがなるまいが、どんなにつまずこうが、凹もうが、続けることをやめたい、と思うくらい苦しくとも、きっと続けるであろうものに出会えて幸せなのかもしれない






昔、「ピアノを弾いてることはただの自己満足だ」と強く言われたことがあります





当時は悔しくて泣きまくりました
でもよく考えるとその通りで
誰かのために、とか言いながら結局自分の為なのか、自己満足の何物でもないことをしているのかと






でも止めることができませんでした





今、合唱団の方、生徒さん、友人、家族、お世話になった先生方、他にもたくさん、コンサート、頑張ってね、と応援してくださって






その愛情にどれだけ助けられていることか






自己満足なのか、誰かのためなのか、その結論はピアノを止めるまで出ないかもしれないけれど






それを受け入れて続ける






これから音楽の道に進みたい方へ
本気であるならばやめないで続ける
きっと道は開けると信じて
綺麗事のようですが





煙でそうな頭でそんなことを思っています







さて、お家につく
練習、練習












by chikako-kokachi | 2018-02-11 20:33 | 音楽 ピアノ

なぜ音楽を仕事としているのだろう   

仕事へ向かう駅までの道すがら





「お笑いライブいかがですか〜30分500円です!!」





と、芸人さん達がライブの宣伝をしていました。





ぼーーっと歩いていたのですが






それを聞いて





「あーーお笑い芸人さんも“仕事”なんだよな!」





と、そんな当たり前のことを思った。





芸人さんも、フリーの音楽家も、基本的に、毎朝決まった時間に出社したり、土日は休日、という働き方ではない。だから私はこんな時間に駅に向かっているんだなーーと思いながら。



♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪



音楽を仕事にする人って、世の中で音楽を楽しんでいる人達の人口比率からしたら、本当にほんの一握りなのかもしれない。





芸人さんもしかりなのだろうな〜。




♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪




そういえば、少し前に友人と話していて気づいたことがある。





“ピアノを趣味にしようと思ったことがない”




高校生の頃、音楽の道に進むか、別のもう一つやりたかった道に進むか、迷っていたことはある。




でも、どうしてもピアノの道を手放せず、その道を選択。




選んだ後、覚悟を決めた後、その世界の厳しさや果てしない道のりにグッサリ傷ついたり、この世の終わりくらい落ち込んだこともちょくちょくあったけど(あるけれど)




もちろんそんな時は瞬間的に“やめたい。。。”と思うこともあったけれど(あるけれど)




でもそういえば本気でピアノを“趣味”にする気持ちはうまれなかった



むしろピアノの道に進まないなら、ピアノを“やめよう”に繋がった



みたくないというか、触れたくないというか




なかったことする(笑)




みたいな




紆余曲折ありながらもピアノで食べていけるようになりたい!という夢に向かって、両親や先生方をはじめ、多くの方に支えられながら、なんとかその道にたどりつくことができ、現在に至る。




よく、プロとアマチュアの違いって何?




という疑問を耳にするし、世の中にその討論が溢れている。
私も以前こんなブログを書いていました。
プロの演奏家。アマチュアとの違いはどこにあるのか?






最近、ピンとくる言葉に出会った!!





あの星野源さんの本、「働く男 (文春文庫)」より




文筆も音楽も芝居も、別に仕事にしなくても、
趣味としていくらでも追求できることができます。
でもお金が発生しない表現はあまり好きじゃありません。
儲けたいとかそういうことではありません。
表現に対価が発生し、そのお金のやり取りがある中で、その厳しさの中で、やりたいことを追求していきたい。
それが、僕のやりたいことです。






表現に対価が発生し、そのお金のやり取りがある中で、その厳しさの中で、やりたいことを追求していきたい。






これです。





まさに、そこ。




お金のやり取りがあるということは、そこに厳しさが伴うのは当然。
その厳しさの中で音楽を追究していけるかどうか、それが音楽を“仕事”にすることに繋がる。




厳しさにめげそうな時もあるけど、お仕事をいただくのであれば、そのお仕事に最善をつくしていくだけである。





何を言われても、何があっても。






あのライブの呼び込みをしていた芸人さん達の世界も厳しいに違いない。




近々行ってみたいな!!!



どの世界もあまくはない。




でも好きなんです、ピアノが。。笑




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by chikako-kokachi | 2017-04-29 00:03 | 音楽 その他

尾崎豊さんをご存知ですか?   

昨日ネットでニュースをみていたら、神田沙也加さんのご結婚のニュース。
おめでたいおめでたい!






その後の記事にびっくり。





沙也加さんって松田聖子さんと神田正輝さんの娘さんだったの??






という。





びっくりである。





そうか、これが時の流れ。
世代の移り変わりなのだ、そう感じた。






少し前に、若い生徒ちゃんと“尾崎豊”の話になった。






彼女は、最近メディアで尾崎裕哉さん(尾崎豊さんの息子さん)の歌声を聴き、その経由でお父さんの尾崎豊さんの音楽に辿りついたと。






逆を言ってみたら、尾崎豊さんを知らなかったということで、そうか、これも世代の違いだな、というのを強く感じていたところである。





生徒ちゃんは尾崎豊の音楽にとてもとても感動したと。



よく分からないけど涙が溢れたと。





私も同じ気持ちだったことを思い出した。






1992年4月25日、尾崎豊さんは亡くなった。
まだ26歳。
TVに映しだされた冷たい雨の日の映像を今も覚えている。






思春期まっただ中の私は、たぶん、亡くなる前から彼の音楽を聴いていた。
“感動”という感情の振れ幅がどれだけあるのか想像もしていなかった頃、その湧き起こる感情をどう表現したらいいのか分からなかった頃、今以上に漠然とした感性で生きていた頃。





「なんだこの音楽は、なんだこの歌詞は、なんだこの歌声は。。。」






何だか良く分からないけれど、心揺さぶられまくっていたのを覚えている。
心にズケズケ侵入してくる“リアル感”
意味もなく涙してしまう訳の分からない感情。







生徒ちゃんと話をしていて懐かしくなり、家に帰って久しぶりに「尾崎豊」を聴いた。





当時と同じ様に甦ってきた、“侵入者”
音楽で心揺さぶられるってこういうことなのだな、という感覚。






どうしても、自分の専門に凝り固まることが多くなる。
クラシックを学ぶ人は、クラシック。






他の世界は分からないけれど、
ジャズを学ぶ人は、ジャズ。
ポップスを学ぶ人は、ポップス。
演歌を学ぶ人は、演歌。





どの世界にも偏りはあるのかもしれない。
むしろ偏っていないとストイックになれないこともあるし、偏ることでしか得ることのできないものもあるかもしれない。





ポップスには時代時代の流行がある。
今自分が生きている時代の音楽、普通に生活していて耳に入ってくる音楽。
それ以外の時代の音楽を耳にするには、意図的に自分からコンタクトとらないと触れる機会は少ない。




やはり意識が足りないと耳に入ってくる音楽は時代や環境で大きく偏る。





子供の頃、両親が聴いていた音楽は自分の体に染み込んでいるから、育った環境は大きいと思う。






クラシック音楽を学ぶ人ほど、こういうことに敏感になるといいかのかもしれない。






尾崎豊のこの魂の叫び。
はじめて耳にする方も、昔を思い出す方も。


音楽は本来自由なもの。
表現は無数にある。
そういうところに人の生きる力を感じる。
音楽は宇宙のような存在のはず。




夜中に書くと、いつになく饒舌である。笑
楽しい。



尾崎豊 卒業





尾崎豊 Scrap Alley





【コラム】メロディーメーカーとしての尾崎豊論



実はまたもう一人姪っ子が誕生した。
嬉しすぎる!!!




姪っ子甥っ子世代の子達が大きくなったら、尾崎豊さんを知っている子がいるのだろうか?神田沙也加さんが松田聖子さんと神田正輝さんの娘さんであることを知っている人はどれくらいになってしまうのだろう。

by chikako-kokachi | 2017-04-28 01:07 | エッセイ

芸術とエンターテイメント〜アーティストとエンターテイナー   

続きです




アーティストとエンターテイナーの違い




そんなことを考えていた年末年始でした。
ググってみたり、久しぶりに辞書を引いてみたり。




芸術とエンターテイメント
アーティストとエンターテイナー




を調べていたら、他にも下記のようなキーワードが並んでいました。





アートとデザイン
アーティストとデザイナー
アーティストとイラストレイター




ある辞書では。




【エンターテイメント】 
楽しませてくれるもの。普通は芝居、演芸、音楽などの模様下のをいうが、文芸用語としては娯楽性の高い読み物、通俗小説という意味で用いる。





【芸術】
文芸、絵画、彫刻、音楽、演劇など、独特の表現様式によって美を創作、表現する活動、またその作品。






とありました。





上記から簡単にとらえると





エンターテイナーは人を楽しませてくれる人。
アーティストとは美を創作、表現する人。







音楽でも、絵でも、お芝居でも、お食事でも、テレビでも、本でもetc
それを通じて、他の誰かに楽しんでいただくこと→エンターテイメント




音楽でも、絵でも、お芝居でも、お食事でも、テレビでも、本でもetc
それを通じて、自分を表現すること。(それを誰に認められたい、など、世間の目には関係なく)→アート






のような。
(単純にしすぎてすみません)





こんなことを考えるきっかけになったのは、前回のブログで書いた通り、年末年始に久しぶりに「いいなーーーー!!」と思える歌手&俳優さんを拝見したからです。






コンサートでは沢山のお客さんの前で歌い、演じてはテレビを通じてお茶の間に登場、その表現力でファンの心をガッツリ掴み、トークではテンポよく、知的に笑いどころをおさえていらっしゃるし。一人で何役もこなしてらっしゃる。





ご本人がとても楽しそうで。
その姿を観ていると、こっちまで楽しくなってしまう循環!





こんなに多くの人を幸せな気分にさせてくれて、楽しませてくれて、エンターテイナーだなーと思いながら、自身で詩や音楽を作っていらしたり、演奏されていたり、演じるその表情の細かいところとか、面白いものの視点とか、言葉の選び方とか、アーティストだわーと思うこともあり。





音楽や美術、役者さん、その他、いわゆる「芸術」の道に進む人は、もしかしたら1度は考えたり悩んだりすることなのかな、と思いました。





ピアノ弾きであれば




♪誰かに楽しんでもらう為にピアノを弾くのか
♪ひたすらその作品と向き合って、誰が何と言おうとそれを自身が表現することの為にピアノを弾くのか





考えた結果、私は両方持ち合わせたいタイプなのかな、と思いました。
欲張りです。






ひたすらその作品と向き合うストイックさを忘れてはいけない、と思っているし、かといって、演奏することがただの独りよがりになってはいけないとも思っている。





よくクラシック音楽が「難しい」とか「何がいいのか良く分からない」と言われます。




人によって「いい!」と思う価値観は違うのだから、基本的にはクラシック音楽が好きな人がそれを楽しめばいいと思うし、あるアイドルを好きな人たちがそのアイドルを応援したらいいと思うし、ジャズが好きな人がジャズを聴いたらいい、と思います。




ただ、もしかしたら、人生のなかで、今迄はクラシック音楽なんか聴いたこともなかったけど、何かのきっかけで聴きに行く機会があった時に、アーティスト要素とエンターテイメイト要素の両方が入っているようなコンサートに出会ったら!!




もしかしたら今後その人は




「あ、なんだかちょっと楽しかったから、今度またクラシックのコンサート行ってみようかなー」となるかもしれません。





コアなクラシックファンは、ご自身でしっかり判断して、自分の聴きたい「アーティスト」のコンサートに足を運びます。






クラシックコンサートに足を運ぶ機会が少ない世の中の多くの皆さんの為には、「アーティスト」でありながらも「エンターテイナー」的要素をしっかり持っていなくてはいけないように思います。





「アーティスト」としての勉強は、もちろん大学でたっぷり浸ることができます。音楽と真剣に向き合うのに、とってもとっても大切な時間です。


「エンターテイナー」的なものとは、誰か先生に師事して教わるものなのでしょうか?それよりも、人と人との関わりから、また社会と接することによってアイデアが生まれてくるのではないでしょうか。何を求められているのか、どうしたら楽しんで頂けるか。



今の私の中ではどちらも大切なのです。
もしかしたら今後、このバランスがどちらかに寄ることがあるかもしれませんが、でも、今ははやりどちらも大事なのです。



自分の表現はしっかりもっていたい。
でも、ひとりよがりにはなりたくない。
誰かにも楽しんでいただきたいのです。



久しぶりに「すてきだな!!」と思った歌手&俳優さん。
ご自身も楽しそうでいて、さらに観ている人も幸せにする。
もちろん、本当の本当のところまでは分かりませんが、少なくとも、そうブラウン管から伝わってきました。



長くなりました。。
新年早々、こんなことを考えていました。笑
とてもいい機会でした!



そして、これから音楽の道、ピアノの道を、目指していく皆さまにも、ちっぽけでも、何かお伝えしていけることがあるような、そんな予感がした1月上旬でした。



どんなに学んでも、学校を卒業したら裸のまま「ポン」といきなり社会に放り込まれます。だから、学生時代から学業の妨げにならないくらいは、少し社会を知っていた方が良いように思います。




さて、みなさま、もうお分かりですか?
このアーティストがどなたか!笑





作品には魂込めて向き合って、それを表現する喜びを持ちながら自分も楽しみ(楽しいだけではないかもですが全てひっくるめて)、そして誰かにも幸せになってもらえるような、そんなピアノ弾きでありたいです。

by chikako-kokachi | 2017-01-11 06:04 | 音楽 ピアノ