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【本】今自分に必要な本に出会う。道を失いかけているあなたへ。〜私は牙のある画家になりたい。   

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2年くらい前に、画家の小松美羽さんを知り、ファンになりました。
その絵に感動したり、言葉に感銘を受けたりしていました。






その美羽さんが本を出版されたということで、早速購入したのですが。
素晴らしく心に響きました。







買い物に行って、なんか分からないけれど、この洋服に惹かれる、ピンとくる、とか。
今日の夕食はこれが食べたい、とか。
初めてお会いしたのにそんな気がしない、とか。
有名、無名に関わらず、この人の音楽が、理由なく好きだとか。





理由はないけれど、心が惹かれる。





そんな感覚、ありますよね。笑




まさにこのタイミング。
この本と共鳴しました。
(と、勝手に思っているだけかもしれませんが。)





何かにくじけそうになっている方!
道を失いかけていらっしゃる方!
諦めたくない方!





そんな方々の大きな支えになりそうな本です。







二つほど。
自分の気づきを抽象的にですがまとめておきます。






この本には、少しスピリチュアルなお話があります。
私はそういうものを否定するでも肯定するでもありません。
今までも、そしてきっとこれからも。





でも、それが何か分からないけれど、そういう目に見えないパワーって音楽の中にもあるな、と経験から感じています。





そして、この本を読んで思いました。





無理やり創り込んだり、苦しみ抜いて悩み抜いて音にするより、もっと向き合う場所、感じる部分を変化させていったら、バリヤーが解けて、より音楽そのままの姿を音にすることができるようになるのかな、と。






次のステップへ進もうとしている自分の今と、重なりあうところがあるな、と強く思いました。
言葉にするのが難しいのですが。
この感覚を大事にしていったら、もう一歩先の世界が開けてきそうな予感がしています。






ガムシャラに進み続ける時間から、悩みぬく時間から、もっと解放された、もっと自然な音楽の姿へ。
自分が一生懸命になるだけでなく、もっと音楽の側からのエネルギーに向き合うこと。





さらに変なコになりそうですが笑
でも、この感覚、ピンときています。






もう一つは。
人との出会いです。
これはもう、お互いがお互いを呼び寄せているとしか思えない。
ひたすら諦めずに、後ろ向きになったりしながら、つまづきながら、それでもなんとか前を向こうと、歩もうと生きていると、ふと、そこに人との出会いが奇跡のようにつながるということ。





この本を読んでいてもそんな話題だらけだし、私の少ない経験からも、その通りだ、と自信を持って言えることです。






共感できることが多すぎで、数回電車で泣きました。
いつものように、残しておきたいフレーズを下記に並べておきます。







♪♪♪♪♪♪♪

魂が共鳴している人は。何がいいのかもわからずに、ただ作品を見つめていることもある。
(45ページ)
※絵にはもちろん、音楽にもありますね。





魂は成長する。聖なるもの、見えない世界とのつながりに想いを馳せれば馳せるほど、魂が成長する感覚が確かにあるから筆をとる。
私は、アートに特別な関心がない人や、普段は美術館に行かないという人にも、自分の作品を見てもらいたい。
なぜなら、魂を持たない人など、一人もいないから。
(45ページ)
※音楽もまさに同じだと思います。





「誰がなんと言おうと、どんどん行きなさい」
(97ページ)


私は家のインテリアとして映える、綺麗な絵を描いているわけじゃない。差別がなく魂が解放される、見えない世界を表現したいのだ。(108ページ)




日本の美大はアートを仕事にして食べていく方法を教えない。技術的なことはしっかり学べるけれど、画家になって活躍したいという夢を抱く学生は、アドバイスらしいアドバイスが誰からももらえないのではないか。(104ページ)
※音楽でもこれは重要。切実な問題。ここをいかに学生のうちから考えるかで、その先の未来は変わってくると思います。





先入観だけで人を分類しない方がいい。人も自分も、決めつけない方がいい。縁はどこからつながるかわからないし、魂レベルで見たら、みんな同じだと思うから。(110ページ)
※本の中で小松さんの死生観がよく表現されています。魂レベルではみんな一緒。その通りですよね。





「画家なら人を見ろ。人の生きざまを見て、感じたことを絵に描け」
「食費を削ってでも画材を買え」(118ページ)
※こういうことを言ってくださる人に出会えたこと。こういう人との出会いで人は成長していく、そう思います。





「神を表現するのに、神さまをそのまま描く必要はないと思います。」(小松さんの言葉 120ページ)



これから私は、見えない世界そのものを描くのではなく、私の絵を通して、みんなに見えない世界を見てもらうためだ。私の絵という、自分だけのちっぽけな心を超えた、大きな世界を知ってもらうのだ。私の絵は、みんなのための道具になる。(121ページ)
※すごい言葉。。






一つ階段をあがったら、すぐに次の段に行けるわけではない。
同じ段で足踏みしているのに、ちゃんと上っていると勘違いすることもある。
次の段が見つからなくて、途方に暮れることもある。
(124ページ)
※そんなことばかりであります苦笑






「版画家ではなく、アーティストになれ!」(130ページ)
※こんなことを言ってくださる方が側にいらっしゃる。この言葉、えらく心にきました。ピアニストではなく、アーティストでありたい自分の心を見つめなおしました。






私は作品に関わる人が、風土が、文化が、どういうものかを感じたい。ただ絵を描くのではない。そこにどんな祈りがあるかを受け取り、作品として描き出すことが私の役割だ。(154ページ)
※ピアノもそうですよね。ただ弾くだけでない。もっともっと奥がある。






「見える世界より見えない世界が大切だ」と思ってきた私だけれど、新しい挑戦で、楽しかった。(中略)
作風というのは、進化につれて変わっていくだろう。(162ページ)
※本当に、年齢とともに何かが変化している。生きているっていうことですよね。






一つ階段をあがったら、すぐに次の段に行けるわけではないと、この章の初めに書いた。だが、私は気づいたことがある。
次の段が見えていても見えていなくても、上り続けなければ、次のステージにはたどり着けない。
あなたが今、階段を上っているのなら、どうか上り続けてほしい。(170ページ)
※少し前に書き留めた箇所の対の箇所。この言葉を私も胸に強く刻みたい。






私自身、熱く戦いたい。謙虚でありたいが、意味のない謙遜はしない。
私は牙がある画家になりたい。(188ページ)
※一番心にきた言葉です。






「世の中には、小松さんより、絵のうまい人はいくらでもいる。でも、あなたの作品はそれを差し置いてユニークであり迫力があります。(中略)『ピカソがピカソであるように、小松は誰が見ても小松だ。』あなたの作品は、紛れもなくあなたそのものなんです」(195ページ)
※音楽にも通じる。紛れもなくそのひとの音楽。そういう一人になりたい。この後に続く文章も素晴らしかった。






メディアの露出を始めは快く思っていなかった。それがメディアというのも様々な人に作品を見てもらうためにの大切なツールだと捉えており、心から感謝している。(201ページ)
※作品よりも、TVなどに露出が増えるにつれ、自分そのものが注目されていることが嫌だった小松さんが、今ではそれに感謝している。それに繋がって画家の生き方に関して、面白いことをおっしゃっていました。長すぎてかけませんが。186ページあたりがとても面白かったです。今を大事にされている。





つまり、これからの人生は、人としてどう成長し、どう生きるかが、ますます重要になってくるのだ。
「あいつは、また面白いことをしている」と何歳になっても思ってもらえるような生き方をしたいと思っている。(202ページ)
※まさにその通りです。






「俺はお前のプロデューサーだ。プロデューサーは『いい』と思ったものを心の底から信じる。信じたものに本気になる。本気になって『これがいい!』という伝染病を広める。だから、プロデューサーってのは職業じゃない、仕事でもない。役割であり、使命なんだ。結果としてビジネスがが成立した時に仕事になって、人から『プロデューサー』と初めて言われるようになる。」(205ページ)
※高橋プロデューサーさんとの出会いの場面から、衝撃でした。出会うべくして出会ったお二人なのかもしれません。この言葉に目が滲みました。どれだけの信頼の上で成り立っている関係なのだろうかと。






自分が描いていて楽しいから、それだけの理由で無心に描いているし、他人の評価はどうでもいいと言う人もいる。私もそういう時期があったから否定するつもりはない。ただ、今の私は役割をまっとうすべく、人に見てもらうために絵を描いているから、たくさんの人に強い関心を持ってほしい。(206ページ)
※音楽にも色々な考え方がある。どこに到達したいかは時とともに変わるかもしれないし、変わらないかもしれない。それでいいのだと思う。





お姉ちゃん、絵が変わったんだよ。昔のお姉ちゃんの絵は『みんなに知ってもらいたい』とか、自分を出すエゴみたいなところがあったけど、今は違う。お姉ちゃんの絵を見ていると、神社にきているみたいな感じがする。(211ページ)
※小さな頃からお姉さんの絵を見てきた妹さんの言葉。ものすごい。妹さんの感受性も。





成功とは、「成功するまでただひたすら淡々とやり続ける」ということなのだ。(215ページ)
※最近この言葉によく出会います。




肉体の快楽はお金が解決するかもしれないけれど、その肉体には限界がある。だからこそ魂を大切に考えていくことを、あなたに届けと祈り狛犬を描く。絵が魂の薬になるように。(224ページ)
※芸術と魂は切っても切れない何かで繋がっている。だからこそ、人が誕生してからずっと、そういうものが側にあったのだと思います。





192ページから196ページあたりではチームプレーについての記述が。
人の絆の強さが全面に出ています。
一人じゃできないことを、強い信頼を持ってして集まったチーム力で、ものすごい力を発揮できること。


♪♪♪♪♪♪♪


小松さんが昔座右の銘にしていた言葉が、この1つ前のブログにも書いた、茨木のり子さんの「自分の感受性くらい」



その偶然にもびっくりしながら。
(この一つ前のブログはこの本を読み終えた後書きました。というかこの本を読んで、昔自分が書いたブログをもう一度見直したのでした)




そしてこれからの座右の銘は、最後にご自身の言葉でまとめていらっしゃいます。
深く、思い溢れるご自身への叱咤。
言葉に力がみなぎっていました。




この本に今出会えたこと、今の私には必要なことだったのかもしれません。




世界の中で自分の役割を見つける 小松美羽著
(気になるかたは↓クリックするとリンクします)



by chikako-kokachi | 2018-04-14 22:49 | 本、映画、絵

草間彌生展 〜芸術のエネルギー   

ゴールデンウィーク前に、草間彌生展に行ってきました。
@新国立美術館
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ものすごいエネルギー。

作品に魂が宿ってるというか。
生命力が半端なく。




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撮影可能部屋にあった作品です。


1枚1枚作品に名前が付いているのですが、、、


作品が先行なのか名前が先行なのか分かりませんが、、、想像を掻き立てられました。




その他、写真禁止ブースの作品は、またガラッと違った雰囲気で、その世界観の違いに驚きの連続。




展覧会に入る前の草間さんの言葉がグサグサきました。






朝から晩まで芸術の制作に命がけで闘っています。




芸術の創造は孤高の営みだ。
それは世界の人たちと感動を共にすることに命を賭けて成し遂げるものだと思います。







草間さんの本を読んでみようと思いました。






渋谷駅の井の頭線ホームに向かう通りに、岡本太郎さんの特大の作品があります。
よく通るので、いつもその作品を意識的に観て感じて、エネルギーを頂いています。






なんとなく、似ているような。






描き手の魂が、作品を通して人の心に訴えかけてきます。






草間弥生展は5月22日まで。






GW前であれだけ混雑していたので、展覧会終了前もすごい人かもしれませんが!!
もしご興味ございましたら是非に。






芸術は言葉にならない

by chikako-kokachi | 2017-05-16 00:41 | 本、映画、絵

芸術家としての生き様〜画家編〜   

というわけで、昨日の流れからの今日です。
【ただ弾くだけではいけない!】
ただ弾くだけの世界からの脱出を助けてくれたものの一つが「絵」でした。




先生は私に画集や、写真集を貸してくださいました。




その後、留学中も、旅行中も、なるべく美術館に通おうと意識していました。今も、展覧会の情報には敏感でいようと心がけています。




絵を見て感じ、ピアノの世界に繋がるもの




・色彩感、濃淡の雰囲気
・筆のタッチ
・“美”の感覚
・イマジネーションの助け




などなど様々にあると思います。
プラスして、最近私が刺激を受けていることがあります。




それは、【その芸術家(画家)の生き様、考え方を知る】ことです。



芸術家としてどのようなことを大切にして生きているのか。
ゴッホ、モネ、ルノワール、ピカソ、世界の画家の生き様もそうですが、日本の画家の生き様、考え方などを読むと、同じ日本人であるからこその刺激が多くありました。



本の表紙を並べてみます。

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その画家がどんな生き方をしているのか、その画家がどんな想いで絵に向かっているのか、その画家が大切にしているものは何なのか。音楽家と一緒。




生き様を知って、絵をみると、感じるものがあるかもしれません。
逆もあり。
絵をみてその方に興味を持って、生き様や考え方を知りたくなる。



以前こちらのブログに登場した画家 絹谷幸二氏の自伝を読みました。(上記写真左)
※実はこちらのブログにも登場していました。音楽でお腹いっぱいにならないけれども




絹谷幸二 自伝




こちらの自伝は、日経新聞の私の履歴書を書籍化するにあたり、大幅に加筆修正されたものだそうです。まさに、私はこの日経新聞を読んで、絹谷氏の絵に触れたい、もっと知りたいと思った人です。



さらにもう一冊絹谷氏の著書。




群れない生き方 絹谷幸二著





こちらは、生き方の思想がさらに詳細に書かれています。
ドキッとしたフレーズを3つほどピックアップしておきます。




師匠、恩師の教えに感謝しつつも、新しい見地を探すp.48



人と人をつなげる技を持つ人は、そのひとの周りに花が咲くp63



「褒められたい、認められたい」という私欲ではなく、意欲で仕事をしなければ賞に値するような仕事はできないのだ。また、こうした目先のことにとらわれていては、10年、20年後に、「その他大勢」に埋もれてしまうだろう。p130





自伝にお話を戻します。
あとがきに心うたれました。
(日経新聞でも仰っていたことなので、少し前のブログとかぶるかもしれません)




こんな問いをされています。





絵は絵空事である。
いわばウソの世界だが、それには価値がないものなのだろうか。





音楽にも通じる問いです。
永遠の問いですよね。




(この問いに関しては、華厳心経の一節を用いて、絵描きとは大変誇らしい仕事なのだと励まされている、と仰っています。)




そしてなにより、生き方として刺激をうけたのは






「アルス・ヴィタ・エスタ ヴィタ・アルス・エスタ」
=「芸術こそ人生、人生こそ芸術」


生活も家族も自分の健康も犠牲にして芸術に没頭する生き方は、ある意味でたやすい。しかしその逆はどうだろうか。芸術を最優先する芸術至上主義の誘惑から、いつも私を現実に引き戻し、「ヴィタ・アルス・エスタ」、つまり人としてより良く生きることを思いださせてくれたのは、妻と4人の子供たちの存在だった。






(その後の文章で「もちろん、芸術を軽んじているわけではない。芸術とは何かと問われれば、人間の生存にとって必要かくべからざるものだと私は即答するだろう」と仰っています)





絹谷氏が何を大切にされているのかが良くわかります。
さて、少し前に刺激を受けた“画家 鴨居玲”氏(こちらのブログより)
先ほどの本の表紙で、お二人の絵の印象、いかがでしたでしょうか?
今、鴨居氏(写真右)の生き様を、大切にしてきたものを読み進めるところです。
またブログに書きますね。


こうして芸術家の方の生き様に触れることによって、自分は何を大切にして、何を人生の軸にしていきたいのか、少しづつ、本当に少しづつですが、明確になっていきます。それは弾くことにも、教えることにも繋がっていきます。




自分の軸、大切にしたいものを知る。
大事だと思います。







芸術家としての生き様、次回は音楽に戻ります。
ある方の生き様に強く心揺さぶられました。
少し心が落ち着いたら文章にしてみようと思ったのですが。
次回、挑戦してみます。

by chikako-kokachi | 2016-09-03 08:38 | 本、映画、絵

絵にも音にも色んな想いがいっぱいつまってる!!〜画家&セラピスト トーマスりかさん♪   

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友人、トーマスりかさんの作品のポストカードです。
すてきです。。。。。。




りかちゃんとは2月に通った「かさこ塾」で出会いました。
(かさこ塾に関してのブログはこちら)




少し前にりかちゃんと色んな話を、時間を忘れるくらいしました。
そして先日、こうしてりかちゃんの絵のポストカードが届きました。




絵をうむ。
音をうむ。




違いは何なのかな、と考えました。
りかちゃんと話して、重なるところがありました。





りかちゃんのブログです!
色んな想いが詰まっています。
ちょうどロンドンで展覧会が開催されているようです。
画家として、そしてセラピストとしての新しい人生を歩み始めているりかちゃん。
お子さんへの想いも、ブログから滲みでています。
人を元気にしてくれる、大きくて静かな愛情を感じます。





HPには今までの絵の作品も載っています。
ポストカードも販売されています。
タイトルがまた素敵です。
「お洒落な手」
「虹色の魚」
「虹色の星」
「47色のト音記号」
「家族」
etc





すごくすごく繊細なタッチで
あったかな絵
りかちゃんそのまま




悩んで、何かを探して、行動し、その答えに繋がるような出会いがあった。
この届いたポストカードをみて、そう思いました。






りかちゃん、ありがとう!!!
こう見えて?お手紙を書くことが好きです。
このポストカード、どんどん使っていこうと思います。






絵がうまれる。
音がうまれる。





いろんな気持ちがつまっているのです。
いいことばかりでなく。
いやなことばかりでなく。

by chikako-kokachi | 2016-05-19 00:07 | 友人

こどもたちのイマジネーション〜ピアノのせんせいの宝物〜   

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にじをわたると、なくならないおかしたちがあるそうです。
トングでえらんでいただきます。
おんぷのきもあります。
たからばこには、おんぷがぎっしりつまっているそうです。
わたしようの、とくべつベットをつくってくれました。

みんなでうまをかっていて、わたしのうまはみどりちゃんとのこと。
おにわにはいろとりどりのおはなが!



一生懸命説明してくれるみんなにこちらが元気をもらいます。
すごいイマジネーション。
明るい色使い。



大人になると色んなことを知るけど
色んなものを失っているのかも
この絵を見ながら思います。



こういう瞬間に触れることができるから
ピアノのせんせい、たまらない。



大人になると、なかなか「だいすき」なんて恥ずかしくて言えないけど。






みんなだいすきです






みんなが大人になっても、音楽だいすきだな、って思ってもらえるように、一緒にピアノに向かっている何年を、大切に過ごしていきたいです。



もしかしたら楽しいだけじゃないかもしれない
色んな感情になるかもしれない
それでも、“その時”がくるまで、一緒に乗り越えていけたらな。
こどもの心は繊細で、それでいて、大人が思う以上に様々な想いをし、多くのことを考えているように感じます。
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by chikako-kokachi | 2016-04-22 08:17 | ピアノ講師

「画家は何を描いたのか」をテーマににした西洋美術史   

昨日の続きです。
ボッティチェリの展覧会を観にいって、出会った西洋美術史の本。
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マンガ西洋美術史
01 「宮廷」を描いた画家 ベラスケス、ヴァン・ダイク、ゴヤ、ダヴィッド、ヴィジェ=ルブラン
02「宗教・神話」を描いた画家 ボッティチェリ、ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、ラファエロ、ティツィアーノ、エル・グレコ、ルーベンス
03 「市民社会」を描いた画家」 ブリューゲル、フェルメール、ホガース、ミレー、ゴッホ

それぞれの画家の生涯がマンガになっていて、その後文章が綴られています。
本を監修されている美術文化史家中野京子さんの文章が熱くて好きです。
個人的な想いもちょこちょこ書かれていて、愛を感じる文章です!
また、クラシック音楽の例も出てきて、音楽と美術の繋がりも感じます。

このシりーズの最大の特徴を、中野さんは本の冒頭、「はじめに」の文章でこのようにおっしゃっています。

このシリーズ全体の切り口は「画家は何を描いてきたか」
ある意味、何を描かざるをえなかったか。ということでもあります。



例えば1巻の「宮廷」を描いた画家では、16世紀から19世紀の画家が、時代、国を超えて紹介されています。絵や画家の生涯と共に、それぞれの時代の、国の政治背景が分かりやすく描かれています。

普通の美術書は、時代に沿って進められているように思います。
ですので、この本の切り口はとても面白かったですし、分かりやすかったです。

少々マンガに抵抗のあった私ですが、、
この本は文章解説もしっかりあったので、食わず嫌いも解消?笑



この本を電車で読んでいた時、前に座っていたたぶん20代前半くらいの娘さんとそのお母様がこちらをみてお話していました。(私は本のカバーをしていませんでした。)
「マンガの西洋美術史だって」
「最近マンガになっているもの、多いよね。どうなんだろうね。」



全部マル聞こえ!笑
全く否定的なトーンでなく、興味深々の様子でした。
読んでみたらいかがですか?
と近づきたくなりました^^

なんでもトライ!
西洋美術史の本でまずは簡単に読めるものをお探しの皆様にお薦めです!

by chikako-kokachi | 2016-03-04 07:34 | 本、映画、絵

絵画から受けるイマジネーションがピアノ演奏の助けになる   

昨日の段階で明日はこのテーマを!と思っていたところ。。
エレーナ先生のレッスンでドンピシャ。
この話題でした。
あの先生の熱い語り。
本当に素晴らしい時間でした。


絵を見ることで、世界が広がる。
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(パリのルーブル美術館 2014年夏)

ゴシック、ルネサンス、バロック、新古典主義、写実主義、印象派、抽象派、キュビスム、シュルレアリスム.........


絵からその時代の景色、その時代を生きた人々を見る事ができるし、絵からその時代の政治を学ぶこともできる。


音楽も然り。
音楽は楽譜からその時代を読みとることができるけれども(もちろん、時代から音楽を読み取るの意も込めて)、美術は色や形として目で観ることができる分、感じやすく、分かりやすいように思う。


例えばショパンの時代の絵をみる。
※参考ページのリンク(分かりやすいです)
新古典主義→ロマン主義(「ショパンの肖像画」を描いたウージェーヌ・ドラクロワも)
写実主義
バルビゾン派


絵をみると
派や主義によって表現は異なるけれども、その時代の景色(背景?)がイメージできてくる。
どんな風景のどんな場所でショパンはその曲を作曲したのか。

その時代の政治とショパンの生涯を照らし合わせると
ショパンがその曲をどの年齢で作曲し、どんな気持ちで作曲したのか、ほんの少しでもその当時のショパンの想いに近づける気がする。

絵から、西洋の匂いを感じ、歴史を感じる。
(もちろんこれは日本画においても同じですね)


今、まさに練習しているショパン。
もう頭の中はすごいイマジネーションです笑
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(パリのショパンのお墓 2014年夏)


中学生の時から師事した恩師は、当時私に足りないものをズバリ見抜いていらっしゃいました。
「色気」
注:「音楽の色気」
※これは大人になってから暴露されました笑

恩師は当時の私の「淡白」なピアノになんとか色をつけようと、「絵」をどんどん観た方がいい、と、レッスンで画集をみせてくださったり、ピアノ以外の音をもっと聴いた方がいいと、オーケストラのCDを貸してくださったり、クラシックばかりでなく他のジャンルも聴いたほうがいいと、タンゴのCDを貸してくれました。また、「恋」の話をしてくれたり笑。。。様々な角度から、「世界」を広げてくれました。


なかでも「絵」は印象に残っています。
が、、、
そうはいっても超のつく初心者ですから、画集を観てもよく分からなかった。
ただ、先生から助言頂いたことで、「絵」を意識するようになっていました。
やっと、絵から何かを感じるようになったのは留学してから。
ヨーロッパを旅をしてから。
ロシアやヨーロッパの街を歩くだけで絵の中にいるような感覚になりました。

こんな力説していますが、絵に関しての知識はまだまだです。
でも初めは「意識して観にいく」→「感じるようになってくる」→「絵の世界が好きになる」→「イマジネーションが広がる」これでいいのだと思います。

難しい知識はそうして絵を観ることが楽しくなってきて、知りたくなったら調べればいい。無理に難しい顔して絵を観にいかなくとも、それに触れることを重ねることが大切に思います。何より美術館の空気、世界が心地よくなっていきます。何も分からなくても好きな絵の前で、ただボーーっとその絵をみつめている時間、これこそが大事なのかと思います。


1月末にボッティチェリ展にいってきました!
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昔はあまり得意でなかった宗教画。やっとこの本を読みきれて、色んなことがリンクしてきて、このボッティチェリ展、とっても楽しめました。本当に。。。歴史を感じ、背中がゾクゾクした絵が何点かありました。。当時の政治の流れと共にボッティチェリの人生を振り返る映像もあったので、是非お薦めです!


そしてそこで出会った美術史の本。
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視点が面白かったので、ネットで全巻揃えました。
この本に関してはまた明日、ご紹介しようと思います!


絵画から受けるイマジネーションがピアノの演奏を助けてくれる。
これは時を重ねるほど実感が湧いてきます。
次に行きたい展覧会はこちらです。「Paris オートクチュール」!!
(絵ではないのですが!ファッションも時代の反映だと思っています!)
楽しみです。

by chikako-kokachi | 2016-03-03 07:37 | ピアノ講師

【ピアノの探求】「美」「imagination(想像)」「creation(創造)」   

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最近「美」について考えます。

「美」ってなんだろう。
美しいってなに?

このテーマ、以前より特に強く意識し始めたのは2015年秋くらいから。
きっかけは、日経新聞の「私の履歴書」11月に連載していた画家“絹谷幸二”さんの文章。
こちらから、バックナンバー読めるようです。最終回は携帯に保存しています。

“美しいものは命を守る”
“芸術こそ人生。人生こそ芸術”

(最終回の記事より)



ちょうど時を同じくして、なんと誕生日が同じである画家“小松美羽”さんが、あるTVに出演していらして、その絵の躍動感や言動から「生き様」や「命」を感じました。


2人の画家の方々に刺激され、「美」「imagination(想像)」「creation(創造)」について前以上に敏感にアンテナがたつようになってきました。



全部音楽に繋がる。
全部目に見えない感覚。
全部、人それぞれもっているものが違うもの。


「imagination(想像)」「creation(創造)」の引き出しを増やす為に、多くの「美」に触れたいと思います。そうすることで、生まれる音、音楽が変化していくはず。自分の目指す「美」がもっと見えてくるはず。


その頃から時間をみつけて色々な「美」を経験しようと今まで以上に意識しています。

こんな本も見つけました。
おもしろかったです。
「美しい」ってなんだろう? 美術のすすめ 藤森泰昌
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三菱1号館美術館で開催中のプラド美術館展にも行ってきました。
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そして、amazon prime会員限定の無料アプリ、amazon videoが面白い。
マニアックな映画が沢山。笑
特に感銘を受けたのは「イヴ・サンローラン」
1つ前のブログの山口小夜子さんも、アンテナにピン!ときたものです。



「美」「imagination(想像)」「creation(創造)」
弾くときも導く時も、大切にしていくべく「人生」ですね。


PS 冒頭の写真は、最近お気に入りのイヤリングです。笑
こんなイヤリングをしてレッスンにいったら、、、
そこに反応してくれて、押し花を作ってきてくれました!!
こちら、かわいい生徒ちゃん達に頂いた“押し花”です。
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嬉しい!!
お守りとしていつも一緒に持ち歩いています。

ファッションも楽しみましょう笑
「美」を楽しもう!

by chikako-kokachi | 2016-01-13 07:47 | ピアノ講師

生徒ちゃんからの宿題   

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生徒ちゃんから頂いた宿題を提出しました!

久しぶりの色塗りでした笑
こどもさんの発想は面白いです。

個性豊かな生徒さんたちが大好きです。
それぞれレッスンの時の雰囲気が全然違う。
それでいいと思います。
その個性を活かしてあげたい。


さて、やることがいっぱいです!
頭の中いっぱい!
最近早起きをして朝時間を作っています。
今のところ続いているので、このまま継続を目指します!


やるときはやらないと!


気合い。

by chikako-kokachi | 2015-08-21 07:38 | ピアノ講師

鴨居玲展   

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東京ステーションギャラリーにて開催されている「鴨居玲展」
ある先生にお薦めされ、先日行ってきました!

もう、素晴らしかったです。。。

どれだけ悩んで、どれだけ考えて、どれだけ苦しんだのだろう。。。
絵から、色んな想いが伝わってくるくる。。。


展覧会に行ってから、音楽に向かう時、この鴨居さんの絵を思い出します。
本気で向き合うべく、逃げてはいけない苦しい場所を避けて通ってはダメだ、と言われたように感じます。


芸術って。。。


東京では7月20日まで開催されています。
この東京ステーションギャラリーはJR東京駅北の口改札からすぐのとても便利な場所でした。ギャラリーの中の空間も私は好きでした。
東京後、日本各地にも巡回されるようです!
是非に。。
 

by chikako-kokachi | 2015-06-26 08:03 | その他