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宇野功芳先生メモリアルコンサート   

先日、2016年6月にお亡くなりになった宇野功芳先生のメモリアルコンサートが終わりました。(すみだトリフォニー小ホール)


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ずっとブログをご覧くださっている皆さまには繰り返しになることもあるかもしれないのですが。。。



2年経って、このメモリアルコンサートを終えて、思った今の想いを綴っておきます。



私が先生と出会ったのは先生が81歳の時。
曲目はなんと昭和歌謡。
ものすごい「美」のこだわりをもって、溢れんばかりの情熱をもって、先生は「芸術」というものを全身で教えてくださいました。
もう言葉ではいい表せないほど沢山。
お亡くなりになるまでの4年間、先生とアンサンブルフィオレッティの皆さまと色々なところで演奏しました。




色々なタイプの指揮者の先生がいらっしゃるけれど、先生は先生の欲しい「世界」に妥協がなく、ちょっと自分の個性を出そうものなら、「ピアニストは黒子のような存在でいてほしい」と諭すようにおっしゃっていました。(黒子の解釈もまた深いのですが)



こんなに自由に弾きたいタイプの自分に務まるのか。。



求められるピアニズムは私が今まで経験してきた世界を超え、先生の芸術像を音にする為に4年間、本当に沢山悩みました。顔にブツブツができるほど、胃がおかしくなるほど大変でしたが、それでもなんとしてでも自分には全くなかった先生の「美の世界」に近づきたかったです。



ご一緒したどのコンサートでも、毎回すすり泣きが聞こえました。
そして一曲終わると拍手だけでなく、ため息とか、思わず口からもれる感想とか、そういった反応が客席から返ってくる、なんとも不思議な空間でした。
義理とかそういうものでなく、このコンサートを心から求めていらっしゃる方がいらしてくださっていたのかな、そう思いました。



たった4年でしたが、あんなに強烈にあんなに独特で妥協のない「芸術」を側で学べたことは、私のピアノ人生の大きな大きな宝物です。



その先生のメモリアルコンサート。
先生はいらっしゃいません。
前奏も間奏も後奏も、ピアノに近づきながら指揮されていた先生がいらっしゃらない。
何故か先生の棒を、手をみただけで、その空間や時間の流れがスッと変わる。
その先生がいらっしゃらないわけです。



とても悩みました。。。



フィオレッティの皆さんと先生とのお時間は16年間。私は4年間。



奏者それぞれの思い出の先生は一人一人違います。
テンポ感一つにしても、ニュアンス一つにしても。
それをどう、何に合わせていくのか。指揮者なしであの繊細な曲の表現を10人でどこまでアンサンブルできるのか。
悩みまくりました。



このコンサートを終えて思ったことがあります。



こうしてものすごい影響をくださった先生の生き様、「芸術」をちゃんと自分の中に成長させていかないといけないということです。



あの頃を思い出して再現していくとか、過去に帰るのではなく、どんどんその感覚を熟成させて、自分の人生と共に成長させていかないといけない、ということです。



これは私の中で確信しました。
音楽は生きていて、ライブのコンサートは生きているものにしか奏でることができないからです。



宇野先生が今回のコンサートを聴いていたら、「僕は君にそんな風に弾いてくれと言っていない」と言われたか、もしくは無言でニヤッとしてくださったか。。。だと思います。



私なんかが先生に出会えたのは奇跡だと思います。この奇跡が奇跡で終わらないよう、時間はかかるし、歩みはゆっくりかもしれないけれど、許されるのであれば、もっともっと「目に見えない世界」を追い求めていきたいと思います。



実は今回、迷いがあまりにひどく、自分の中だけで解決できなくなり前日に恩師に相談しました。恩師のクリアーな一言が、カツを入れてくれました。
もう泣くしかなかったです。



自分の音楽人生、出会えた先生方の背中は本当に大きいです。
音楽だけでなく、生き様からも、ものすごい影響を受けています。
宇野先生がくださったお手紙に「村田智佳子は世界中に自分一人しか居ません、というピアニストになってください。」とありました。
今の自分には恐れ多いけれど、そういうものを目指して日々経験を積み重ねていきたいと思います。




やっと2年経って冷静に先生との時間を振り返ることができました。
もっと教えて欲しいことが沢山あったけれど、あとは自分次第。
そう思ったコンサートの日でした。



終わった瞬間、あ〜終わって良かったよ。。。と心から、心からホッとしました。

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※宇野先生との思い出は過去のこのブログにまとめてありました↓


by chikako-kokachi | 2018-04-22 08:21 | 過去のコンサート

明治大学グリークラブ弘前特別演奏会♪   

青森、弘前市にて明治大学グリークラブの皆さんと演奏会でした。

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地元の中学生、高校生との合同ステージもあり、素晴らしい企画でした。




音楽があれば、いろんな方と繋がれる!






明グリさんはこの演奏会前日にも地元の老人ホームなどでお座敷演奏。






地元の新聞やテレビにも取り上げられていました。






いろんな方々の力で実現された日。
ご一緒できたことがとても嬉しいです。






実行すること、大事だな、と。
なんだか音楽以外にも刺激を受けました。






今新幹線で東京へ戻っています。
そのまま中高生の練習に合流です。






弘前の中高生のあの美しい響きがまだ頭に残っています。





東京でもがんばろう!!





明グリさんとの次回本番は5月。
毎回アンサンブルが濃くなっていけるよう、さらに前を向いていけたらと思います!




お写真にて青森だより♪
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弘前の桜はまだ早かったです!
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夕刻の岩木山がとっても美しく
本番後の散歩より
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ねぷた 弘前駅にて
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新青森駅にて
りんごの自販機。かわいいです。
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道中は雪!
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りんごのお酒 シードル
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アップルワイン
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駅弁 津軽物語


by chikako-kokachi | 2018-03-22 11:46 | 過去のコンサート

音楽の存在   

音楽の存在意義を思うことがあります。
中でも合唱の伴奏はあらゆる面で「多様」です。









団によって雰囲気も全く違う
年代も違う
練習している曲ももちろん様々
そして指揮者の先生が違えば積み重ねている音楽の方向、何に重点が置かれているのかも変わってくる
集まっている皆さんの目的だって個々色々です









共通していることは、その練習時間、みんながそこに集まって歌を歌っている事実のみ









音大の世界とはまた違う
世の中の「音楽の姿」の一つです。










日曜日は@東京マラソン
混声合唱隊Neo-TOKYOの皆さんと路上応援ライブ。
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ランナーの方々も手を振ってくださって🏃🏃‍♀️
ピアノ、結構必死でしたが(笑)、ネオの皆さんが楽しそうに歌っていて笑顔になりました。









ネオのみんなの歌顔が好きです。









毎週みんなの歌っている顔が幸せで、心も体も、本当に楽しそうに歌ってらっしゃるその姿に感動します。
きっとそれぞれに日々色々あると思うけれど。
その時間をめいいっぱい楽しんでいらっしゃる。









ピアノを弾きに仕事に行っているのに、癒されて心が元気になっていく。








人間ですね。
うん、人ですよ。
本当に。
みんな心があったかい。








いつも助けられています。
もちろんネオの皆さんだけではなく。
どの団も本当に魅力的な方々が沢山。
ピアノを弾きに行っているのに、学ぶことばかり。









結局音楽って何で存在しているのだろう?









みんなの歌顔をみて、「生きてる」ってこういうことだ、とちょくちょく思います。
音楽できるって、生きてるってことなんだな、と。









大袈裟ですみません(苦笑)







音楽は本来生きているので。
音楽に命を吹き込んでいるから、あんな素敵な表情をされているのだな。
そんなことを思いました。








教えることも、弾くことも、いろんなピアノのお仕事があり、それぞれの場所で、それぞれ得るものがあります。





「音楽の存在」を意識しながら、日々関わっている音楽と人との繋がりを大事にしていけば、無限に見えてくるものがありそうです。





今日も音楽。
いってきます!






by chikako-kokachi | 2018-02-27 07:23 | 音楽 その他

初合わせで特に意識している2つのこと   

本番が続くので、心が緊張しているのを感じます。





譜読み、弾きこみ。





並行していつものお仕事もあるので、余計に緊張。






先日も初合わせがありましたが。
初合わせに向かう時、自分は何を大事にしているのかを考えてみました。






その中で思ったことと、ピアノレッスンで思ったことがリンクしたので、書きとめておこうと思います。






新しい曲を読む時。






まずは全てをさらけ出す!





こんなことを心がけています。





やりたいと思うことを表現してみる





ピアノという楽器が喜びをもって歌えるよう「鳴らす」






この2点を意識しています。





いざ初合わせ。





上記2点を思い切りやる。





その中で、凸し過ぎている部分を、引き算したりしながら調整していきます。





そして一番いいところに調和していく。






まずは思いきりやってから、調整






始めから調整し過ぎた状態は、音楽を「箱に詰めた」状態になっているような感じがするので。







自然、空気の中に開放してあげてから、理想の形に、バランスに整えてあげる。







フォルテがでない人は、ピアノ(弱音)がつくれない






こんなことを聞いたことがあります。






まずは音楽に「命」をふきこんであげること。
最大限表現してみて、そこから引き算したり、組み合わせを変化させて調和させる。






何事も思いきりが大事。
やってみないと分からない!



そういえば、ピアノのレッスンに行く時も同じだったな、と思って。



まずは自分の音楽を精一杯表現。
出しきってから色んな意見を取り入れていく。




昔から思っていること、変わってないな。
でも、中身は少しづつでも熟されていますように。(祈)


by chikako-kokachi | 2017-12-09 07:05 | 音楽 ピアノ

【ピアノレッスン】合唱の伴奏(ピアノ)レッスン   

数年前から、とても嬉しい言葉をいただいています。
昨日も。







合唱団の練習の帰り道。
合唱団員さんとの会話の中で。







「歌を歌いに来ているけれど、ピアノを聴くのが癒しだし、元気になる」






という、(会話そのままではないけれど)そんなお言葉でした。





とーーーーっても嬉しいです笑
そうか、みなさん、ピアノを聴いてくださっているのだなって。





妙に1人でこだわって、こう弾きたい、こうしたらもっとよくなる?
など、考えて、でも、合唱団の練習はピアノのレッスンとは違うので、「ここをもっとこうして欲しい」「ここはもっとこうなのではないかな?」と客観的に毎回
意見をいただけるわけでもなく、ピアノパートに関して、毎回よかったか、よくなかったか、反応があるわけでもありません。





ですので、こんな帰り道のちょっとした言葉とか表情が心から嬉しく。。。。





(もちろん指揮者の先生によってはピアノパートに関して沢山ご指摘してくださる方もいらっしゃいますし、こだわって欲しいことを伝えてくださる方もいらっしゃいますし、とっても勉強になります。)





こんな嬉しい言葉をかけていただいて、前から思っていることがあります。




もちろん、本番でお客さまの前で演奏する時、それはその会場の皆さまに楽しんでいただけるよう、その音楽を味わっていただけるよう、その楽曲に向き合い表現するわけですが。




もっと根本を辿ったら、練習(合わせ)の段階で、共演者の皆さんに、「あーーーーピアノパートも素敵だわ」「ピアノも一緒に音楽している」と思っていただけることが、まず大事な一歩なのかな、と思うわけです。



癒される
元気になる




って最高のプレゼントです。






昔、ある指揮者の先生に




「そんな前奏ではみんなが歌えないよ」




と言われてたことがあります。





自分なりに考えて奏でたものだったから、とてもショックだったし、「なんだとーーー」と心の中では少しムッとしていました(正直に)苦笑




でも、人にそう聴こえたらそうなのです。
共演者が心地よくなければ、それはアンサンブルとして成り立たない。




♪♪♪♪♪



ブログに、“合唱のピアノ”に関する記事を書いているからか、ピアノ伴奏のレッスンに関するお問い合わせが特に今年は続きました。




メールでお返事する時もあれば、実際お会いして聞かせていただき、分かることもありました。




伴奏のレッスンをするのは初めてだったけれど、何人か聴かせていただく機会が続き、少しは私のこの経験もどなたかの役に立つのかな、と実感できました。




そして、実は結構悩んでいる方もいらっしゃるのかな、と思いました。





私もまだ現在進行形で、より“いいもの”が奏でられるよう、現場で勉強しながらですが、だからこそ、その悩みが理解できたり、その対策の案(ちょっとしたアドバイス)をご提案できるのかな、と。





ピアノソロと、楽器を奏でることにおいては同じような感じですが




ちょっとした楽譜の読み方(合唱パートを含む解読)
ちょっとした耳の使い方(合唱パートとのバランス)
ちょっとした気遣い(?)




などで、「なんだかうまくいかないな」「なんだかしっくりこない」
が少し、スッキリしてくることがあるのだな、というのを、レッスンしていて思いました。





今後、私もたくさん悩みながら、たくさん指揮者の先生方から勉強しながら、少しでもより音楽の本質に迫れるように精進を重ねていきたいと思います。





熱心な生徒さんから学ぶことは多く、また、一緒に音楽してくださる“共演者”の皆さまに励まされつつ!!





はあ、きっとこうやって一生音楽と向き合うのだろうな〜なんて思ったりしている朝です笑




さて、今日も目白押し。
レッスンやお仕事はもちろん。
クリスマスコンサートに向けてさらいこみ。
来年に向けて譜読みの嵐。
今年の合唱の本番に向けて、煮込み。


がんばります。



最後に合唱のピアノ、伴奏に関する以前の記事。
思い出すためにいくつかピックアップしておきます。
結構熱く語っています。
今も同じ気持ちです。















これは2013年の自分。
ちょっと行間とか読みにくいですが。
この頃から、いや、きっともっと前から、ずっとずっと積み重ねているのだな、と改めて思います。
どんどん悩んだらいいと思います笑
きっと、これからもずっと、悩み続けるのだと思います。
順調に超えられる壁だけではないけれど、挑戦することだけは諦めたくない、そう思います。


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(先日、合唱団の練習に向かう途中の美しい景色)





by chikako-kokachi | 2017-12-07 07:31 | 合唱

Nコン初出演〜小学校音楽の先生の存在。   

サファイヤ&リラの会 ジョイントコンサートに続きまして。
翌週、Nコンに初参加してきました。





小学校の部。





今年2月からお世話になっている小学校。
4月より「合唱団」としての活動が始まったばかりの学校です。
同級生が音楽の先生をしていて、そのご縁でピアノを弾いています。





普段は週1回くらいしかお邪魔できないのですが、Nコン前は出来る限り練習へ。
通常のお仕事、そして続く本番の中での小学校通いは正直、大変でしたが、それでも頑張ってこれたのは。。。






それは、音楽の先生、合唱団指揮者である同級生の熱意です。
彼のこども達、音楽に対する大きな大きな情熱に感銘したからです。






学生時代から、とってもアクティブでポジティブでアツイ同級生でした。
まさか、卒業してこうして一緒に音楽すると思っていませんでした。
時の流れとは、不思議なものです。
そして当時よりさらにパワーアップしていた同級生!!








小学校の音楽の先生。
とても大切な存在だと思います。
音楽への窓口を広げてくれる先生。
音楽の楽しさも大変さも伝えてくれる先生。







あんなに熱心に一生懸命こども達と接して、音楽だけでなく、生活指導面、細かいフォロー、全てにおいて「素晴らしい先生だ」と思いました。







学校の先生ってすごいです。
私は絶対になれない苦笑
また別に書きますが、中学高校の先生になった同級生の学校へも合唱ピアノのお手伝いにいっています。
彼女もホントかっこいいです!!






Nコンの演奏順が早かったので、当日の学校集合は7時15分!!
ですので、その週の練習開始時間はこどもたちの体が慣れるようにと10時から9時になり、8時になっていったのでした。その配慮もさすがだと思いますし、こども達の努力、そして親御さん、サポートしてくださる先生方、多くのお力あってのNコン出演だったわけです。もう一人、とってもかわいい歌のコーチ!ほんと一生懸命で。こどもたちから、沢山愛されていました。







結果は残念でしたが、まだ立ち上がったばかりの合唱団。
いいスタートだったように思います。
他の学校の演奏も聴きました。
とてもとても勉強になりました。
ピアニストさんの演奏も十人十色で、びっくりでした!
こんなにも解釈が違うものなのだと。







正直言ってしまえば、音楽を評価される場所は好きではありません。
それでも、こういう共通の目標があるからこそ、団体の集中力が上がっていくことは否めません。
ただ、彼の求めているところは、もっともっと深いところにあるように思います。








小学校という現場での音楽。
その大切さ。
導く先生の存在の大きさ。
音楽面はもちろんですが、音楽以外の部分でのサポート、気づき。
ものすごい濃い時間でした。






同級生へ、尊敬の念を込めて。


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by chikako-kokachi | 2017-08-08 23:09 | 合唱

クラシック出身のピアニストが弾くポップスはキマらない?!   

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(写真は夕暮れの自宅練習室。
今の季節のこの時間、この部屋の雰囲気が好きです。)




少し前から話題になっていた(自分のなかでも)






クラシックピアノ出身(いわゆる音大のピアノ科卒業)のピアニストが弾くポップス曲は、なんとなく「キマらない」?!?!









ペダリングにしてもリズムの取り方にしても、なんかその曲に合わない演奏、聴いたことあるある。





基本的に、音楽をジャンルで分けることは好きではないけれど





タッチとか、リズムの感じとか、歌いまわしとか、フレージングとか





どのジャンルだって、「これだ!!」とはまる何かがあるように思う。





ただ純粋に「音楽」
その音楽の一番心地よいよころを感じないといけない






悔しいではないですか!!






クラシックピアニストの弾くポップスの伴奏はなんだか「キマラナイ」






って笑






ジャズもしかり







音楽のセンスは、ジャンルを超えるはず!!!






ベートーヴェンしか弾けません、ショパンしか弾けません。






でいいのか?






美空ひばりだって、尾崎豊だって、谷村新司だって、さだまさしだって、サザンだって、ミスチルだって、ゆーみんだって、森山直太朗だって、枯れ葉だって、Take Fiveだって、ボサノバだって、ジャズミサだってかっこよく弾きたい






(なんだか世代が若干古いけど。。)






いい音楽はいいのだもの!!





ましてや、どのジャンルが1番でそのジャンルが2番とか、そんなのないです。





クラシックピアニストのポップス伴奏、ジャズ伴奏は「キマらない」






なんてさみしいーーー








♪♪♪♪♪♪



4月から小田原の合唱団にお世話になっています。
練習会場は小田原城内。
こちら、その窓からの眺めです。
素晴らしい緑。

桜、藤、梅、蓮、紫陽花、菖蒲、四季折々の自然に触れることができそうです。
空気が澄んでいる!
美しい。
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by chikako-kokachi | 2017-05-20 01:45 | 音楽 ピアノ

合唱団わをん 第1回演奏会〜コンサートへの新しい“挑戦”   

2016年4月15日、合唱団わをん第1回演奏会が終演いたしました。
ありがとうございました!
前日にチケット完売のお知らせがまわり、当日は多くのお客様にご来場頂きました。
わをんの皆さんの努力がこのような演奏会に繋がっていったのだと思います。
私も皆さんから、多くのことを学びました。
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企画合唱団(本番毎にツイッターなどで団員を募り、本番が終わると一度解散する)




ということで、この演奏会に集まった10期のみなさんはこの15日をもちまして“解団”
私も7期からお世話になりましたが、この10期が大きな区切りとなります。
わをんさんは、新たな企画を企むべく小休止。
今度はどんな面白いことへの挑戦なのか。
団の行方が気になります。





この演奏会では“コンサート”というものに対しての“挑戦”が音楽以外の面でもありました。




♪プログラムをはじめに配らず、コンサート後にお渡しする
プログラムがあるとどうしてもそこに目がいってしまう、また落としてしまったり。
音に集中していただく、という考えからのご提案のようです。
新しい。
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♪会場には、目に見えるアンケート方式を設置
これは初めてみました。
お気に入りの曲にシールを貼って頂くようです。
もちろん、これに参加せずお帰りになった方も沢山いらっしゃると思いますので、全ての方の感想ではないことは確かで、これが全てではありませんが!
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♪アンケートがweb方式
その日の演奏会に於けるアンケートをプログラムと共に配るのが普通。
でも、この日は前述したようにプログラムは後に配られ、そしてアンケートはURLの公開、QRコードの読み込みよって、WEB経由で参加できるようになっていたそうです。
新しい。


こんなフォームです→アンケート





音楽面では先日お伝えしたように、4人の作曲家による組曲への“挑戦”
詳細はこちら





多くの“新しい”ことに挑戦していること、それを発進続けていること。
もちろんお客様のご意見は賛否両論。
発進すれば、“それなりの”意見が返ってくることは当たり前。
でもそれを実行したことに“コンサート”への“挑戦”を感じます。




ピアノ界もこういった“活気”が大切なのではないか、と感じました。
(実際にはどこかで誰かが面白いことを、新しい挑戦をしているのだとは思いますが!)





誰かが企画を提案し、それに賛同する人達が集まりそのプロジェクトを実行していく。
そしてそれを面白そうだな、と思ったお客さんが集まって聴きにいらっしゃる。




すべて人のパワーによって積み重ねられたもの。
コンサートの存在意義を考えました。




少し音楽にも触れますね笑




私がご一緒した“やさしい魚”は、新実徳英先生が約30年前くらいに作曲された組曲。
そして、最終ステージの“4つのディベロップメント”は、このプロジェクトの為に4人の優秀な若手作曲家の皆様が各々渾身の想いを込めた組曲。



会場にはこの5人の作曲家の先生方がいらっしゃていました。
(その前で演奏するのですから、、大きなプレッシャーでした。。)



作曲家の先生方の想いは全て楽譜に込められている。
弾いていてそれを感じます。
そして、合唱の場合は特に、詩と音楽が練り込まれています。
歌とピアノの絡みもそうです。
当たり前ですが、それぞれの作曲家の先生によって特徴も違います。
それにしてもどの曲も面白く、素敵な曲ばかりでした。。。
本当に。。。
どこにこだわりをお持ちになって作曲されたものなのか、実際にその話を聞きながらの練習は、とても貴重な時間でした。



バッハやショパンにはどんなに切望しても実際に会うことはできません。
この日、この5人の作曲家の先生方にお会いできえたこと、心から嬉しかったです。




楽譜をもっと読み込まないと!!笑
これです。





大変でしたが、そして反省も沢山ですが、この演奏会にご一緒できたこと、本当に幸せなことだと思っています。もう、少し頭を冷静にして、また2週間後の本番に向き合っていきます。





今回、見えてきたことがあります。
それはピアノを習ってらっしゃる方にも直接的に繋がること。
もう少し自分の中で煮込んでいって、またこちらに書いていけたらと思います。




この演奏会に関わる全ての方々に感謝を込めて。
本当にありがとうございました!!!
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PS チケットが完売しても座席の空きが少しあったので、今ニュースになっているダブルブッキングではありませんが、チケット販売の判断は難しいものなのですね。。





♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪





もう来週になってしまいます!



4月15日(土)18時より、川口総合文化センター LILIA 音楽ホールにて、「合唱団わをん」さんの第1回演奏会が開催されます。
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「合唱団わをん」は企画合唱団。
本番毎にツイッターなどで団員を募り、本番が終わると一度解散します。
従来の合唱団の形に慣れていた私には新鮮で、今の時代に合っている“新しい合唱団の形”だな、と思いました。





本番毎に面白い企画が。
そこに賛同する、そして一緒に歌いたい人が集る合唱団。





この第1回演奏会は「わをん10期」の皆さんです。
私は7、8、9、そして今回の10期とお世話になります。





今回の面白い企画は第4ステージ。




そのプロジェクトは随分前から進められていました。




4人の作曲家による組曲です。




“組曲”とする為のルールとして




・詩は一人の詩人のものを使う(今回は長田弘さん)
・作曲はリレー形式で行う
・後の作曲者は前の曲を自由に引用してかまわない





あーー、面白そうです笑





今大活躍されている若手作曲家の皆さん4名!





魚路恭子さん、森山至貴さん、名田綾子さん、田中達也さん





豪華な顔ぶれです。。。





それぞれの皆さんのご紹介、そしてこのプロジェクトの詳細はこちらのページにあります♪読んでいるだけでもそのアイディアの面白さが伝わります。






3月の初めの合宿には作曲家4名皆さんがお揃いになっての練習。
なんて贅沢な時間でしょう。。






第4ステージ以外もバリエーションに富んだ選曲です。





第1ステージは新実徳英先生の「やさしい魚」
シンプルで、とってもお洒落です。
詩と音楽の絡み方が好きです。
ピアノと合唱の絡み方も。





第2ステージは松下耕先生の「胸のなかの風景」
第3ステージはモーゼス・ホーガン編曲による黒人霊歌集『Feel the Spirit』より




共にアカペラステージです。
私も当日を楽しみにしています。





そして、わをんさんは指揮者が3人いらっしゃいます。
それぞれの指揮者の個性の違いが、音楽にも現れ、ステージ毎に雰囲気もガラッと変わり、その場面転換が面白いのではないかな、と思っています。






さらにさらに“わをん”さんらしい素晴らしい企画がこの演奏会の為にありました。
3人の先生方の特別レッスンの企画です。




第3ステージの黒人霊歌。
その特別レッスンではBrady Allredさん。
その様子はこちらより



第2ステージの作曲家松下耕先生の特別レッスン。
その様子はこちらより



そして第1ステージ、新実先生の作品の特別レッスンでは岸信介先生。
その様子はこちらより





この企画力。
ピアノ界も見習っていかないと。。。





「面白いことを共有する」
「それを実際に企画する」
「さらに実行する」





考え方としてはとてもシンプルですが、こうして「実行する」ところまでできるのは本当にものすごいエネルギーが必要になってくると思います。




こんな素敵な企画にご一緒できるのがとても嬉しいですし、大きなプレッシャーでもありますが、なんとかこの素晴らしい企画が最高の形で実現できますよう、あと1週間私も向き合っていこうと思います。





もしご興味ございましたら、どうぞ応援してください!
チケット申し込みはこちらからもできるようです
チケット申し込み





ちなみに第4ステージの1曲目はこちら





2曲目はこちらです


合唱団わをん 第1回演奏会


日時:2017 年 4 月 15 日(土)
開場:17:30 開演:18:00
場所:川口総合文化センター LILIA 音楽ホール
入場料:1,800円(全席自由)




1ST STAGE
川崎洋の詩による五つの混声合唱曲『やさしい魚』 作詩:川崎洋 作曲:新実徳英

指揮:田中達也 ピアノ:村田智佳子

2ND STAGE
混声合唱のための小組曲『胸のなかの風景』 作詩:工藤直子 作曲:松下耕

指揮:三好草平

3RD STAGE
モーゼス・ホーガン編曲による黒人霊歌集『Feel the Spirit』より”Wade in the Water”ほか

指揮:原田敬大

4TH STAGE
長田弘の詩による連作組曲『四つのディベロップメント』 作詩:長田弘 作曲:魚路恭子・森山至貴・名田綾子・田中達也

【全曲初演】詳細

指揮:三好草平 ピアノ:村田智佳子

by chikako-kokachi | 2017-04-18 07:04 | 過去のコンサート

♪早稲田大学合唱団第60回定期演奏会〜師匠とともに   

前日の大阪公演から気持ちをきりかえ。


2016年12月25日。
早稲田大学合唱団第60回定期演奏会。
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早稲田大学合唱団の演奏会では、もう5年以上お世話になっています。
客演指揮者である辻志朗先生は私のピアノの師匠です。
ピアノだけでなく、音楽家として、もっと広く言えば、生き様においても師匠です。
中学生の頃から私のピアノを見守ってくださっています。


そんな恩師と、100名を超える混声の大合唱団の皆さまとの共演。
いつも緊張します。
そしていつも楽しみです。


これだけの大人数のアンサンブルですから、全メンバー出席の練習はなかなか難しい。
今回のピアノ合わせは2回。
その中で強く印象に残っているのは先生の「こだわり」です。
妥協のない姿勢。



自分ははたしてどこまで妥協なく向き合えているか、心の底から考えさせられた練習でした。「こだわり」を“妥協”したら、それはそこまで。



「こだわり」
よく考えてみれば、諦めたり見限ってしまうことの方が省エネですむわけで。
「こだわり」を持って、しつこく、諦めずに向かうことの方がよっぽどエネルギーが必要です。



恩師はいくつになっても恩師です。
教えられることばかりです。
そして私はそんな妥協のない「こだわり」が大好きなのです。



そして毎年思います。
学生さんの底力はすごい!!




100人を超える合唱団との本番は(いつも言っているかもしれませんが)、まるでオケの中でコンチェルトを弾いているかのような感覚になります。(残念ながらオケとコンチェルトを演奏した経験はありませんが....)




何回経験しても慣れることなく、いつも刺激的。
合唱団のあのパワーはどこからくるのだろう!





早稲田大学合唱団の皆さん、そして少し前の明治大学グリークラブの皆さんとの本番を経て思ったことは。。



あ〜自分も歳を重ねているのだな、ということです。
丁度、何かを繋いでいくような年代になってきたという現実。
先生方から沢山受け取って、感じて、消化して、次に繋いでいくべきことを理解していく。
理解できたことを繋いでいく。
自分が人のサークルのほんの一部分ではありますが、そのサークルにいることを実感する本番が続きました。



ただ楽しいとか、ただ勉強になったとか、ただやりきったとか、自分だけのそういう感情を超えて、柔軟にもっともっと違った角度からも様々に吸収していくべき時期。



早稲田大学合唱団の学生さん達から、そして恩師から、多くを気づきを得ました。
あーー奥が深いのであります。



これにて2016年の本番はラスト。
特に秋からの続く緊張は長い長いものでありました。
やりきった。
ただただ、その想いです。




が、まだレッスンはありましたので、気が抜けない日々はもう少々続いたのでありました。
(このブログは年が明けてから書いています)
2016年、レッスンでも新たな出会いがいくつかありました。
そこで考えたことは、2017年に実現させていけたらと思います。
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by chikako-kokachi | 2016-12-30 18:42 | 過去のコンサート

宇野功芳先生を偲んで~アンサンブル・フィオレッティ クリスマス・イヴに贈る《日本の名歌》   

2016年12月24日。
宇野功芳先生を偲んで、大阪のいずみホールにて、コンサートが開催されました。
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アンサンブル・フィオレッティの皆様とご一緒に。
クリスマス・イヴを大阪で過ごしてきました。
いずみホール、素晴らしいホールでした!
ピアノもとっても素敵な音色がしました。
ホールの空間と楽器の響きが絶妙にマッチしていたように感じました。



私が宇野先生やフィオレッティの皆さまと共に演奏した曲は、多分100曲近くになると思います。分厚い楽譜の中から、この日は12曲。ラジオ等で活躍されている吉川智明さんが司会をされ、先生の思い出が語られながら進行していったコンサート。とても暖かい先生のファン、フィオレッティのファンの皆様に包まれての時間でした。



正直、始まる前まで不安がありました。
先生がそこにいらっしゃらない中で、どこまであの世界を表現できるか。



先生とフィオレッティの皆様はほぼ毎年この大阪でコンサートをされていました。(全9回)
私は初めて。
それが、先生のいらっしゃらない本番となったのです。



本番。



素晴らしいホールとピアノ、フィオレッティの皆さまの歌声、じっくりと聴きいってくださった温かなお客様に助けられて、なんとか終えることができました。こんなことを言っていいのか分かりませんが、あの時の自分にできる精一杯の本番でした。あの時あれ以上はもう出てこなかったと思います。



終わって袖にはけたら、緊張が解けて涙がでました。
今思えば、先生に顔向けできない演奏はできない。
そんな想いが強かったのだと思います。



どんな状況であれ、先生に教わったあの世界を、あの空気を生み出すことが、このコンサートでの自分の役割だったように思います。



好きなように自分の音楽を表現するだけでない「美」を、先生から学びました。
自分になかった引き出しを沢山作ってくださいました。
こうしたものを繋いでいくには、まずは自分がそれを理解して表現できなければならない。
勝手に自分にかけていたプレッシャー。



きっと先生が見守ってくださったのだと思います。



もしかしたら、もう宇野先生がこだわって表現し続けた昭和歌謡を弾く機会はないかもしれません。それでもこの4年の活動から伝えられた大事な引き出しは、これからの自分の音楽人生からなくなることはありません。



ただただ感謝と。
心に残る1日となりました。
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翌日は東京で早稲田大学合唱団の皆さまとの本番。
帰りの新幹線では気持ちをきりかえて。
ここで気を抜いてはいけない。
そう言い聴かせながらの帰途でした。



続く


by chikako-kokachi | 2016-12-30 17:52 | 過去のコンサート