タグ:ピアノ講師 ( 187 ) タグの人気記事   

はるのピアノコンサート vol.4   

4月のはじめ、生徒さん達のおさらい会、はるのピアノコンサートvol.4 を無事終えることができました。






b0162238_10594956.jpg





色々なピアノに触れて欲しい、という思いがあり、毎回会場を固定しないようにしているのですが。
今回は私も初の「紀尾井町サロンホール」
ピアノはスタインウェイでした。
とってもお洒落で素敵な場所でした!








正直、毎週定期的にレッスンすることが難しくなってきて、それぞれの予定を合わせながら月1、2、3回その都度決めていったり、本番前にレッスン回数を増やしていく方法をとったり、臨機応変に対応していただいていました。








こんな状況で本当にいいのだろうか、と思うことも少なくなりません。







ただ、本当にピアノが好きで続けていらっしゃる方々、私と一緒にピアノの時間を過ごしたい、と思って頂ける方々とご一緒できることはとても幸せであり、レッスン時間はむしろ私の日々のパワーの源ともなっております。







自分が弾く現場で演奏を続けることにより、お伝えできることが沢山あると信じて、今後も日々自らがしっかり切磋琢磨し、音楽の楽しさを、時には厳しさも皆さんと共有していけたらと思っております。







この会は自由にピアノを弾く時間として、ピアノが、音楽が、好きな方々に集まっていただき、共にその空間を楽しみたいと思い発足しました。






私はピアノや音楽にラインを引いたり、くくったりすることがあまり好きではありません(笑)







ひたすら、ピアノを楽しみ、上達したいという気持ちを持っている方のバックグランドをよく知り、その方それぞれの音楽活動の手助けができるよう、向上心のお手伝いができるよう心がけています。







というわけで、この会ではいつも様々にピアノと向き合っていらっしゃる方々が登場します。
初舞台の子。
とっても久しぶりの舞台の方。
忙しいお仕事の合間をぬって月1回でもレッスンに通っていらっしゃる方。
海外の先生の指導を受けている子。
大変な部活、勉強と両立してピアノを楽しんでいる子。
プロのピアノ弾きでいらっしゃったり、ピアノの先生でいらっしゃる方。
やむなく他のご予定と重なってしまい欠席されている方もいましたが。
etc...








今年は蓋をかけてみたら






歌あり
家族合奏あり
フルートとのアンサンブルあり
ピアノ演奏以外にも、多くの音楽で満ち溢れていました。






こういうのが「理想」です(笑)
先ほども書きましたが






この会は自由にピアノを弾く時間として、ピアノが、音楽が、好きな方々に集まっていただき、共にその空間を楽しみたいと思いで発足したからです。






音楽がこぼれ落ちそうなほど充満していました。
全て、生徒さんたち、そしてご両親、ご家族の助け、支えのおかげでございます。
体調管理が最悪だった先生はなんとか、この日を迎えることができました。。。
まさかの先生不在も頭をよぎるほどで。。。
ご心配おかけして申し訳ございませんでした。
本当に皆さまに感謝感謝です。








来年は第5回。
また元気にこの会を開催できるよう、願いながら。







みんなの成長に目を細めつつ。
今後の課題も見えつつ(結構厳しい笑)
心から幸せな時間。
本当にありがとうございました!!


b0162238_10593399.jpg
b0162238_11091410.jpg

b0162238_11091669.jpg


by chikako-kokachi | 2018-04-23 23:58 | ピアノ講師

【ピアノの探求】「芸術」と「テクニック」の関係について   

フィギュアスケートの羽生選手が「芸術」と「テクニック」の関係について、素晴らしい言葉でインタビューに答えていらっしゃいました。







ずっとブログに書きたいと思っていました。






どんなにテクニックがあっても芸術性がなかったらどうのこうのとか
芸術性があれば、テクニックは後からついてくるとか
なんか、テクニックだけのピアニストを色々言ったり
逆に、芸術性はあるんだけどね。。。ということも聞いたり。







世の中いろんな考えで溢れていますが、私はもうこの羽生選手の言葉、そのままそっくりその通りだと考えます。







正しいテクニック、土台のしっかりした基礎がないと、「芸術」を表現することはできない。
難しいテクニックがあるからこその「芸術」も存在する。







特にプロであるなれば。
特にプロになりたいのであれば。








が、一点だけ付け加えさせていただくと。
どこに重きを置きたいかはもちろん人それぞれです。
この意見が全てではありません、ということです。
誰がなんと言おうと、自分はこう思う、という想いがあるなればそれはそれでいいと思う。








下記、インタビュー動画の羽生選手の言葉、そのまま文字にしてみました。







インタビューという、ふいの質問に、こんなに丁寧に言葉を選び、分かりやすく核心をついて答えている姿。
心からかっこいいと思います。










Qジャンプにおける点数の決め方と芸術性とのバランスについて


バレエとか 例えばミュージカルもそうですけど、「芸術」というのは明らかに正しい技術、徹底された基礎 によって裏付けされた 表現力 芸術であって それが足りないと「芸術」にならないと僕は思っています。だからこそ 僕はジャンプをやる際 ステップをやる際 スピンをやる際 全てにおいて正しい技術を使い、そしてそれを「芸術」として 見せることが一番大切なことだと思っているので 僕は難しいジャンプを跳びつつ それが やっぱり それがあるからこそ「芸術」が成り立っているんだな というようなジャンプを これからもしていきたいな という風に思います。



b0162238_21523575.jpg



by chikako-kokachi | 2018-04-15 23:20 | ピアノ講師

【レッスンに関するお知らせ】   

このブログにご訪問くださいました皆様へ

レッスンのお問い合わせ、ありがとうございます。
お陰さまで、レッスン可能な枠がすべて埋まっております。(2018年4月現在)

演奏活動の準備、また一人一人の生徒さんとしっかり向き合うには、ご一緒できる生徒さんの人数に限りがでてきてしまいます。本当に申し訳ございません。ご理解のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。



2018年4月村田智佳子

by chikako-kokachi | 2018-04-01 01:20 | レッスンに関して

受験   

2月になり、受験シーズンへ。
自分の記憶を辿ると懐かしい・・・





高校受験は推薦をいただいたので、面接のみ
大学受験で音大を受けたとき、初めて経験した受験






受験は結果がでるもの。
積み重ねてきた努力の量だけではない、なんだか運命みたいなものもあるのかもしれないな、と今になって思います。
(もちろん積み重ねていく努力もとても大切)





あの頃はそれが全てだったから
その結果だけに左右されてしまったけれど






本当に大事なのは受験後で
どんな結果であれ、その後、その場所でどう生きていくか
時間をどう過ごしていくかなのかな






音大なんて、もちろんその通りで
どこの大学に入ったかでなく、どんな先生のもと、どんな学びを積んだか。
場所でなく、人との出会いと、経験の積み重ねが大きくその後を左右するように思います。






頑張ってきたこと
最後まで油断しないで
精一杯出しきる
できることはそれだけ







不安に思うことも当たり前のようにあると思うけれど
心から頑張れって
応援してくれている人たちは、どんな結果であろうが、今までと変わらず大きく包んでくれて、今までと変わらず側にいてくれます








だから安心していってらっしゃいませ!!






どんとぶつかってきてください!!








いってらっしゃいませ!!








♪♪♪♪♪♪

昨日の皆既月食
合唱団の練習後、帰宅途中に見れました。
とっても美しかった。。
(とっても寒かった。。)



宇宙の不思議というか
人間なんてちっぽけだ、とか
大地や自然、宇宙の中で生きていることを感じました
夜空は1人で考え事するのにもってこいです



勉強に疲れたら、ピアノに疲れたら、空を見上げよう
なんて。
大好きな人から言われた言葉に似ています。



何か苦しいこと、どうしようもないことがあったら、空を見てごらん、星を見上げてごらんって



b0162238_15275904.jpg







by chikako-kokachi | 2018-02-01 08:04 | 音楽 その他

【ピアノレッスン】ピアノの先生の喜び   

出会った時5歳だった子達が中学生になり
出会った時小学生だった子達が高校生になり




ピアノを教え続けていると、たった週1回や月数回だけれど、ふと振り返ると、その子達があっという間に成長していて





感慨深いです。







音楽が側にある生活
いつか生きる道で何かがあった時、あ〜ピアノがあって、音楽があって良かったな、と思えるような導きができたらいいな、と思ってきたこの約7年(?)





まだまだ迷いながらだし、まだまだ7年なんてヒヨコですが。





ただ、ふとした時、そう弾いて欲しいと頼んだ覚えもないのに、なんだか素敵に音楽を感じて弾いている姿を目にして、耳にして、「あ〜ピアノの先生になって良かったな」と思うことがここ最近何度か続きました。







プロになるのは好きの延長戦であって欲しい。(というかそうでないと続かない)






プロにならずとも、音楽が生活の一部となり、音楽が自然と側にあるような、日々の生活の中での癒しになるような、そんな導きを続けていきたい。






彼らの音を聴いて、とっても嬉しいなって顔がくしゃってなると同時に、また気持ちを新たになりました。





暫くは教える時間をなくして、自分が弾くことに専念した方がいいのかな、と思ったことも無きにしもあらずでしたが、辞めなくて良かったな、と。





そう思った最近でした。






10年、20年とこのまま人生のお付き合いができる子達がいたら、感無量だな。






そんなことまで思いました。
みんなどんな大人になっていくのだろう。
ピアノの先生って不思議です。
みんなの未来を夢みながら。






沢山の方々とご一緒する時間はないし、色んな事情でお別れしないといけないこともあるけれど、こうして長く一緒にいれることで見えてくるものもある。





みんなにありがとうです。
自分ももっともっと魅力的な人になれるよう。
そう心に呟きながら。


b0162238_13450262.jpg

先日の本番でいただいたお花がとってもキュートに咲いています。
元気がでます。
寒いけれど、あったかくしてお過ごしください♪

by chikako-kokachi | 2018-01-28 07:24 | ピアノ講師

【ピアノの探求】メンタル維持の参考までに〜言葉の力   

日々、精一杯生きています(笑)
今はただそうする。




以前書きましたが、音楽と言葉は私の頭の中で集中する場所が違うような。




今、とても音楽脳になっているので、文章を書くというブログはだんだん置き去りになりそうですが、朝の移動はなんだか言葉と相性がいいようです。





今日は朝から長期移動。
チャンスです笑






いい音楽を奏でる為にはメンタルの維持がとっても大事です。





昨年から始めた「ピアノを弾く体」の勉強。
関連して「呼吸」
これらは全て「メンタル」に繋がり。
(今はここに「脳のしくみ」にも興味が広がっています)





こうしたことは、もちろん自分が弾く時にも大事ですが、きっかけはやはり生徒さんです。






皆さんの気になること、悩みを聞いたり、察したりしていると、上記のような問題が起こっていて。





人に伝える為には、自分では漠然となんとなく実行していることを言語化したり、自分で実際試していることを「これをこうするとこうなった」という1つの例をお伝えしたり。





そうする為には、まずは自分が実行していることを振り返ったり、その方に分かりやすいような言葉を選んでお伝えする方法を考えます。




メンタルに関しては、色んな複数の意識する点があり、例えば体の使い方、重心の取り方、呼吸、楽譜の読み方、目線の運び方、楽譜の置く位置、はたまた、普段の生活(睡眠食事含め)などなど、細かい点を言ったら本当に多くのことが絡んでいて書ききれないのですが。





1つだけ。
「言葉の力」は大きいです。




ずっとご紹介したかったブログがあります。
私は昨年出会いました。
その日からほぼ毎日読んでいます。
(ここにあげたのは年末のものですが、常に意識したいことなので、いつでも読めるようマークしてあります)





必ず毎日更新していらっしゃるので、朝はこのブログを読んでから1日の行動を始めることが多いです。





毎日刺激を受けています。
自分の心を読まれているかのようにドンピシャに心の中心に響くこともあります。





スポーツ関係のメンタルトレーナーさんでいらっしゃるようで、スポーツ関係の記事が多いですが、そのままピアノにあてはまることがほとんどです。






「言葉の力」は大きいです。
もしよろしければご参考までに。





ちなみに今日はこちらでした。



いい日でありますように!!






by chikako-kokachi | 2018-01-14 07:48 | 音楽 その他

【ピアノレッスン】合唱の伴奏(ピアノ)レッスン   

数年前から、とても嬉しい言葉をいただいています。
昨日も。







合唱団の練習の帰り道。
合唱団員さんとの会話の中で。







「歌を歌いに来ているけれど、ピアノを聴くのが癒しだし、元気になる」






という、(会話そのままではないけれど)そんなお言葉でした。





とーーーーっても嬉しいです笑
そうか、みなさん、ピアノを聴いてくださっているのだなって。





妙に1人でこだわって、こう弾きたい、こうしたらもっとよくなる?
など、考えて、でも、合唱団の練習はピアノのレッスンとは違うので、「ここをもっとこうして欲しい」「ここはもっとこうなのではないかな?」と客観的に毎回
意見をいただけるわけでもなく、ピアノパートに関して、毎回よかったか、よくなかったか、反応があるわけでもありません。





ですので、こんな帰り道のちょっとした言葉とか表情が心から嬉しく。。。。





(もちろん指揮者の先生によってはピアノパートに関して沢山ご指摘してくださる方もいらっしゃいますし、こだわって欲しいことを伝えてくださる方もいらっしゃいますし、とっても勉強になります。)





こんな嬉しい言葉をかけていただいて、前から思っていることがあります。




もちろん、本番でお客さまの前で演奏する時、それはその会場の皆さまに楽しんでいただけるよう、その音楽を味わっていただけるよう、その楽曲に向き合い表現するわけですが。




もっと根本を辿ったら、練習(合わせ)の段階で、共演者の皆さんに、「あーーーーピアノパートも素敵だわ」「ピアノも一緒に音楽している」と思っていただけることが、まず大事な一歩なのかな、と思うわけです。



癒される
元気になる




って最高のプレゼントです。






昔、ある指揮者の先生に




「そんな前奏ではみんなが歌えないよ」




と言われてたことがあります。





自分なりに考えて奏でたものだったから、とてもショックだったし、「なんだとーーー」と心の中では少しムッとしていました(正直に)苦笑




でも、人にそう聴こえたらそうなのです。
共演者が心地よくなければ、それはアンサンブルとして成り立たない。




♪♪♪♪♪



ブログに、“合唱のピアノ”に関する記事を書いているからか、ピアノ伴奏のレッスンに関するお問い合わせが特に今年は続きました。




メールでお返事する時もあれば、実際お会いして聞かせていただき、分かることもありました。




伴奏のレッスンをするのは初めてだったけれど、何人か聴かせていただく機会が続き、少しは私のこの経験もどなたかの役に立つのかな、と実感できました。




そして、実は結構悩んでいる方もいらっしゃるのかな、と思いました。





私もまだ現在進行形で、より“いいもの”が奏でられるよう、現場で勉強しながらですが、だからこそ、その悩みが理解できたり、その対策の案(ちょっとしたアドバイス)をご提案できるのかな、と。





ピアノソロと、楽器を奏でることにおいては同じような感じですが




ちょっとした楽譜の読み方(合唱パートを含む解読)
ちょっとした耳の使い方(合唱パートとのバランス)
ちょっとした気遣い(?)




などで、「なんだかうまくいかないな」「なんだかしっくりこない」
が少し、スッキリしてくることがあるのだな、というのを、レッスンしていて思いました。





今後、私もたくさん悩みながら、たくさん指揮者の先生方から勉強しながら、少しでもより音楽の本質に迫れるように精進を重ねていきたいと思います。





熱心な生徒さんから学ぶことは多く、また、一緒に音楽してくださる“共演者”の皆さまに励まされつつ!!





はあ、きっとこうやって一生音楽と向き合うのだろうな〜なんて思ったりしている朝です笑




さて、今日も目白押し。
レッスンやお仕事はもちろん。
クリスマスコンサートに向けてさらいこみ。
来年に向けて譜読みの嵐。
今年の合唱の本番に向けて、煮込み。


がんばります。



最後に合唱のピアノ、伴奏に関する以前の記事。
思い出すためにいくつかピックアップしておきます。
結構熱く語っています。
今も同じ気持ちです。















これは2013年の自分。
ちょっと行間とか読みにくいですが。
この頃から、いや、きっともっと前から、ずっとずっと積み重ねているのだな、と改めて思います。
どんどん悩んだらいいと思います笑
きっと、これからもずっと、悩み続けるのだと思います。
順調に超えられる壁だけではないけれど、挑戦することだけは諦めたくない、そう思います。


b0162238_09412144.jpg

(先日、合唱団の練習に向かう途中の美しい景色)





by chikako-kokachi | 2017-12-07 07:31 | 合唱

【ピアノの探究】支えがあるから脱力できる   

引き続き、運動療法にて「体幹」トレーニング継続中です。
メニューが少しづつ増え、意識する場所が明確になってきました。
トレーニングも習慣になってきて、しないと眠れない、という状況。






普段料理している時、こんなところに変な力が入っていたのか。。
普段駅まで歩いている時、何故こんなに肩をあげていたのか。。
普段電車の中で立っている時、知らずにこんなに歯を食いしばっていたのか。。
寒い日、こんなにも肩周りに力が入るのだな。。





ピアノ以外の部分でさえ、多くの気づきがありました。
根本から、変わっている実感。






ピアノに関しては「体幹」「体の軸」がぶれないような意識がますます敏感に感じられるようになってきました。






脱力って、どこかで支えてないとできない



要するに、支えがグラグラしたら脱力できない





自分ではっきりそれが意識できるようになりました。
さらにトレーナーの先生のその話をしたら、同じことをおっしゃっていました





その通りです。
実は自分は合気道出身ですが、合気道でも本当に同じことが言えます。





と。





・肩甲骨周りの筋肉の動きをチェックするストレッチ
・体幹を鍛えるストレッチ。
(その他いくつか。機会があったらご紹介します)





そして最近加わったのは




・脇の下の筋肉




このトレーニングがピアノの演奏に繋がっていて。
支えがしっかりしているから、抜ける(脱力できる)感覚。






大きな幹がしっかりしているから、小枝が自由に動くことができる。






いつか、ピアノ弾きの為の体講座、先生ご一緒してくださらないだろうか。





最近何故かこの記事がよく読まれています。







こんな記事も書いたりしていました。








これらを書いていたのは2016年。
性格なのか、気になるとどんどんハマって行く感覚。





現在。





これ、絶対に「ロシア」とつながる。






「体の構造」「メンタル」「ロシア」「脳」





いろんなキーワードが繋がっていく。
自分自身が本番で弾かせていただく機会があるからこと、他の方に伝えられることがある。





12月、スケジュールが立て込んでなかなかブログに向かえないのですが。
12月の経験を生かして、また新たに進化していけたらと思います。





さあ、今日は楽しみでドキドキな初合わせ。
いい音楽したい!!



そう、体だけでない。
Con gusto!!!
音楽ってここにつながる。

b0162238_12154393.jpg



by chikako-kokachi | 2017-12-05 08:31 | ピアノ講師

ロシアメソッドについて恩師との会話、今後の日本のピアノ界   

ロシアメソッドについて、以前こんな記事を書きました







とてもアバウトです。
こんな表現力しかない自分にがっかりですが。苦笑




モスクワ留学を経て、モスクワで色んなコンサートを聴いて、モスクワでレッスンを拝聴して、通訳として何人かの先生とご一緒して、今回ロシアに来て思うのは、ロシアだって「色々だ」ということ。





昨日、モスクワ時代に師事していたウラジーミル・トロップ先生とお会いでき、お話できました。
会話の中で、ロシアメソッドの話が出ました。
以前、通訳したレベデフ先生も、同じことをおっしゃっていました。





ロシアと日本の違い(他の国もそうかもしれませんが)の大きなところは、




小さな頃から、ピアノを習う、音楽を学ぶということにおけるシステム、カリキュラムがしっかりしている




ということでした。




日本には、国レベルで、そういうシステムがないですよね、ということです。
まずは個人レベルでも、そのシステムを日本に作ることはできないのだろうか?




私が知らないだけで、個々にそういうことを研究され、個人的にメソッドを確立されている先生は何人もいらっしゃるのかもしれません。
でも、もっと大きな組織でそれを可能にすることは困難なのだろうか。。
と思ったり。




そしてロシアの音楽事情も色々と変化をしているようです。
であれば、ロシアの黄金期(?)を肌で感じていらっしゃる世代の先生方の存在はとても貴重で、その芸術性をなんとか繋いでいくことはできないだろうか、と思うわけです。




トロップ先生はおっしゃいました。




イグムノフも、ネイガウスも、グリンベルクも、皆、一流の音楽であり、素晴らしい指導者でもあったと。



まさに、先生もそうです。
コンサート活動を続けながら、多くの学生さんを育てていらっしゃいます。
演奏活動と教授活動、どちらも大切に活動されている。
それがどれだけ大変なことか。
そんな方々が代々ロシアのメソッドを繋いでいったのだと思うのです。




今、日本のピアノ界は随分変化してきています。
色んな先生がそれぞれに研究され、それをネットで発信して、私が昔習っていた頃とは時代が変化しています。




50年後、日本のピアノ界はどうなってるのでしょうか?
色んな常識が覆され、新たな教材が生まれ、新たな指導法が編み出され、多分、さらに多くの変化を遂げてくると思います。





人が生きているということは、より良い方向を目指して研究を重ね、進化していきたいと望むこと。
そうであることは当然の人の特性かと思いますが。




決してメソット対立でなく、一番大事なのは「音楽」であること。
そして人が人に繋いでいくこと。





そんなことを考えました。




エレーナ先生のお墓まいりにも無事行けました。
先生の音楽をなんとか、繋いでいきたい。
何をすべきなのか、しっかり考える時間を大切にしていきたいです。
情報に左右されず、自分の目で見て、肌で感じて、実際に触れることを大事にしたいです。
先生、ちょっぴりで大丈夫ですので見守っていてください。

b0162238_16560226.jpg

今の自分にとってモスクワは、頭の中を整頓するのに、とても貴重な場所になっています。






by chikako-kokachi | 2017-11-24 14:10 | ロシアメソッド

先生の存在   

時差のせいか、夜は22時に眠くなり、朝は5時くらいに目が覚めます。
モスクワ、灰色の空、たまに雪がちらついています。
b0162238_16015569.jpg
暗い空が「らしい」です。




モスクワ音楽院付属中央音楽学校(ЦМШ)へ行きました。
約2年くらい通訳としてお世話になった先生のバイオリンレッスン。
久しぶりに先生お会いできて本当に嬉しかったです。



先生の存在について、今日は書いていこうと思います。



何度も書いていますが、その存在は大きなものです。
先生の持っている世界が、そのまま習っている方に染み込んでいく。
先生の芸術感が、勉強している生徒さんの世界感を広げてくれる。




ただ、コンサートと一緒で、教える方も教わる方も(演奏者も聴き手も)、どちらにもその空気や深さを「感じる心」がないと、伝わるものも伝わらなかったり、誤解されてしまったり、いろんな問題が起こってくる。




「感じる心」というは、技術的なことだけでなく、表に出ていることだけでなく、その内側に存在するもの、表には出てこない域にあるように思う。




この心の向きが似ている方向にあると、生徒さんへの「染み込み」「浸透値」が早く、深くなってくる気がします。




音楽の世界で教わることの一つに、もちろん【テクニック】があります。




これはピアノを習い始めた頃から、徐々に積み重ねられていくもの。
その子の成長を見ながら、その時に必要なことを考えて先生達は進めていく。
その過程がすごく大事だな、と通訳していて気がつきました。





素晴らしい指導者は経験から得た感性で、それを確実に積み重ねてくださる。
ただし、生徒さんもきちんとその先生と向き合い、音楽と向き合っている場合に限る。
双方のプラスが掛け算されていくように、いい方向に導かれているように思う。




(このテクニックには、ただ指が動くだけでなく、体の使い方(腕、背中、体幹、その他色々)も含まれると思います。)




この分野(?)に関しては、今の時代、科学の発展とともに、研究に研究が重ねられ、私たちはネットを調べれば、いろんな勉強をされている先生達の考えや、出版された本から、多くの知識を得ることができるし、セミナーに行って実際に体験したり、レッスンに行って実際にその専門の先生に習うこともできる。




今の時代、本当に自由になりました。




(ただし、情報が莫大なので、どの情報を信じて、どの情報を選択するかは、それを選ぶ方の責任であり、そこが怖いところだな、と思うのです。)




そしてもう一つ、【芸術性】




これは、ネットに情報がありますでしょうか。
著名な音楽家の演奏を動画で聴くことはできるかもしれないし、ドキュメンタリーなどの映像から学ぶこともできるかもしれないし、素晴らしいコンサートではそれを感じることができるかもしれませんが。




この【芸術性】においては、言葉で説明できず、その先生の演奏を常に側で触れ、耳で感じ、体で感じ、それを自分で試行錯誤しながらああでもない、こうでもない、と時間をかけて考え、悩み、もちろんレッスン以外の全てのものからも影響を受けながら、少しずつ習得していくしか方法がないように思います。





こうやって体を使ったら再現できる。
とか。
こうやって楽譜を読んでその音を弾いたら完成。
とか。




そういう単純なことでなく。
まさに、人が人に繋いでいく。
効率よく時間をかけずに習得する、という今この時代に支持されている世の中の常識ではなく、時に遠回りをしながら、時間を使って悩んだり、時間をかけて自分の中に落とし込んでいくことが必要な気がします。




先生の【芸術】に触れ、感性を磨く。




そのためには「効率」とか、今すぐの「結果」とか、そういう考えはナンセンスなのではないかな、と思います。




人と人が向き合うこと、己と向き合うことでしか、繋いでいけない感性、芸術性。




今回の滞在で、お世話になった先生のレッスンを見ていて、今までもそう思っていたけれど、さらにその気持ちを強くしました。
実際にあのようなレッスンをできる先生って世界にどのくらいいらっしゃるのだろう。
時間が刻まれるような音楽でなく、時間に溶け込んでいくような音楽をレッスンで模範演奏してくれる先生ってどのくらいいらっしゃるのだろう。




【テクニック】を教えてくださる先生は沢山いらっしゃるかもしれないけれど、【芸術性】は、どうしたらもっともっと学んでいけるのだろう。
そんなことを考えているのも、素晴らしく心打たれるレッスンに触れたからでしょう。




先生の存在




一度じっくり考えてみると色んな糸がつながっていくかもしれません。




最後に、今回のレッスンで心に響いた言葉を2つ。
そう。
素晴らしい先生は、なぜか心にズシンと残る名言をレッスン中いくつかおっしゃいます。
その言葉が響くかどうかは、習っている人の心の状態にも左右されるのかもしれませんが。
もしくは、誰かには響いて、誰かには響かないかもしれませんが。





Медленно но нужно доведение.
ゆっくりでも、動きをもって


もう本当にその通り。
ゆっくりだからこそ難しいけれど。
そうおっしゃって実演してくださる。
それを聴いただけで、その言葉の意味、価値が何倍にも膨れ上がります。




На сомом деле не кто не понимает что-такое 'музыка'
「音楽」とは何なのか、結局のところ誰にも理解できないものなのだろう。


深いですよね。。
先生のバイオリン、生きてるんです、音楽が。

b0162238_15590305.jpg


by chikako-kokachi | 2017-11-23 16:06 | ロシア語通訳