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【ピアノの探求】「芸術」と「テクニック」の関係について   

フィギュアスケートの羽生選手が「芸術」と「テクニック」の関係について、素晴らしい言葉でインタビューに答えていらっしゃいました。







ずっとブログに書きたいと思っていました。






どんなにテクニックがあっても芸術性がなかったらどうのこうのとか
芸術性があれば、テクニックは後からついてくるとか
なんか、テクニックだけのピアニストを色々言ったり
逆に、芸術性はあるんだけどね。。。ということも聞いたり。







世の中いろんな考えで溢れていますが、私はもうこの羽生選手の言葉、そのままそっくりその通りだと考えます。







正しいテクニック、土台のしっかりした基礎がないと、「芸術」を表現することはできない。
難しいテクニックがあるからこその「芸術」も存在する。







特にプロであるなれば。
特にプロになりたいのであれば。








が、一点だけ付け加えさせていただくと。
どこに重きを置きたいかはもちろん人それぞれです。
この意見が全てではありません、ということです。
誰がなんと言おうと、自分はこう思う、という想いがあるなればそれはそれでいいと思う。








下記、インタビュー動画の羽生選手の言葉、そのまま文字にしてみました。







インタビューという、ふいの質問に、こんなに丁寧に言葉を選び、分かりやすく核心をついて答えている姿。
心からかっこいいと思います。










Qジャンプにおける点数の決め方と芸術性とのバランスについて


バレエとか 例えばミュージカルもそうですけど、「芸術」というのは明らかに正しい技術、徹底された基礎 によって裏付けされた 表現力 芸術であって それが足りないと「芸術」にならないと僕は思っています。だからこそ 僕はジャンプをやる際 ステップをやる際 スピンをやる際 全てにおいて正しい技術を使い、そしてそれを「芸術」として 見せることが一番大切なことだと思っているので 僕は難しいジャンプを跳びつつ それが やっぱり それがあるからこそ「芸術」が成り立っているんだな というようなジャンプを これからもしていきたいな という風に思います。



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by chikako-kokachi | 2018-04-15 23:20 | ピアノ講師

【ピアノの探求】メンタル維持の参考までに〜言葉の力   

日々、精一杯生きています(笑)
今はただそうする。




以前書きましたが、音楽と言葉は私の頭の中で集中する場所が違うような。




今、とても音楽脳になっているので、文章を書くというブログはだんだん置き去りになりそうですが、朝の移動はなんだか言葉と相性がいいようです。





今日は朝から長期移動。
チャンスです笑






いい音楽を奏でる為にはメンタルの維持がとっても大事です。





昨年から始めた「ピアノを弾く体」の勉強。
関連して「呼吸」
これらは全て「メンタル」に繋がり。
(今はここに「脳のしくみ」にも興味が広がっています)





こうしたことは、もちろん自分が弾く時にも大事ですが、きっかけはやはり生徒さんです。






皆さんの気になること、悩みを聞いたり、察したりしていると、上記のような問題が起こっていて。





人に伝える為には、自分では漠然となんとなく実行していることを言語化したり、自分で実際試していることを「これをこうするとこうなった」という1つの例をお伝えしたり。





そうする為には、まずは自分が実行していることを振り返ったり、その方に分かりやすいような言葉を選んでお伝えする方法を考えます。




メンタルに関しては、色んな複数の意識する点があり、例えば体の使い方、重心の取り方、呼吸、楽譜の読み方、目線の運び方、楽譜の置く位置、はたまた、普段の生活(睡眠食事含め)などなど、細かい点を言ったら本当に多くのことが絡んでいて書ききれないのですが。





1つだけ。
「言葉の力」は大きいです。




ずっとご紹介したかったブログがあります。
私は昨年出会いました。
その日からほぼ毎日読んでいます。
(ここにあげたのは年末のものですが、常に意識したいことなので、いつでも読めるようマークしてあります)





必ず毎日更新していらっしゃるので、朝はこのブログを読んでから1日の行動を始めることが多いです。





毎日刺激を受けています。
自分の心を読まれているかのようにドンピシャに心の中心に響くこともあります。





スポーツ関係のメンタルトレーナーさんでいらっしゃるようで、スポーツ関係の記事が多いですが、そのままピアノにあてはまることがほとんどです。






「言葉の力」は大きいです。
もしよろしければご参考までに。





ちなみに今日はこちらでした。



いい日でありますように!!






by chikako-kokachi | 2018-01-14 07:48 | 音楽 その他

【ピアノの探究】支えがあるから脱力できる   

引き続き、運動療法にて「体幹」トレーニング継続中です。
メニューが少しづつ増え、意識する場所が明確になってきました。
トレーニングも習慣になってきて、しないと眠れない、という状況。






普段料理している時、こんなところに変な力が入っていたのか。。
普段駅まで歩いている時、何故こんなに肩をあげていたのか。。
普段電車の中で立っている時、知らずにこんなに歯を食いしばっていたのか。。
寒い日、こんなにも肩周りに力が入るのだな。。





ピアノ以外の部分でさえ、多くの気づきがありました。
根本から、変わっている実感。






ピアノに関しては「体幹」「体の軸」がぶれないような意識がますます敏感に感じられるようになってきました。






脱力って、どこかで支えてないとできない



要するに、支えがグラグラしたら脱力できない





自分ではっきりそれが意識できるようになりました。
さらにトレーナーの先生のその話をしたら、同じことをおっしゃっていました





その通りです。
実は自分は合気道出身ですが、合気道でも本当に同じことが言えます。





と。





・肩甲骨周りの筋肉の動きをチェックするストレッチ
・体幹を鍛えるストレッチ。
(その他いくつか。機会があったらご紹介します)





そして最近加わったのは




・脇の下の筋肉




このトレーニングがピアノの演奏に繋がっていて。
支えがしっかりしているから、抜ける(脱力できる)感覚。






大きな幹がしっかりしているから、小枝が自由に動くことができる。






いつか、ピアノ弾きの為の体講座、先生ご一緒してくださらないだろうか。





最近何故かこの記事がよく読まれています。







こんな記事も書いたりしていました。








これらを書いていたのは2016年。
性格なのか、気になるとどんどんハマって行く感覚。





現在。





これ、絶対に「ロシア」とつながる。






「体の構造」「メンタル」「ロシア」「脳」





いろんなキーワードが繋がっていく。
自分自身が本番で弾かせていただく機会があるからこと、他の方に伝えられることがある。





12月、スケジュールが立て込んでなかなかブログに向かえないのですが。
12月の経験を生かして、また新たに進化していけたらと思います。





さあ、今日は楽しみでドキドキな初合わせ。
いい音楽したい!!



そう、体だけでない。
Con gusto!!!
音楽ってここにつながる。

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by chikako-kokachi | 2017-12-05 08:31 | ピアノ講師

【ピアノの探求】指使い   

指使いを変えるだけで

あら不思議、、、

難しいと思っていたパッセージが弾けるようになった経験、ございませんか?






指使いが直らなくて苦戦している子、少なくないと思います。





ここからは私の考えを2つほど。




特にスケール(半音階も含め)、アルペッジョは、小さな頃から徹底して指使いをいれておいたほうがいい!!(できることなら)全部の調で。




曲の多くの箇所に、スケール、アルペッジョが登場します。
はじめにこの基礎を入れておくと、譜面をみて、指使いの予想ができます。
もちろん例外もありますが!







そしてもう1つ





譜面に書いてある指使いがどうしても弾きにくい場合は、そのパッセージを分析して、自分の指を見つけること!!





弾いていて違和感があるパッセージは、体や腕の使い方、手首の向きや高さがはまっていない時があるのですが、その他に、指使いが原因であることがあります。


例えば、昔は“1の指で黒鍵を弾かない”と、習った方も多いと思います。
でも、1の指で何故黒鍵を弾いてはいけないのか?
使った方が効果的なこともあるのです!



ポイントは、ただ闇雲に何も考えずに自己流指使いにするのでなく、「こうこうこうだから、この指をここで変えたい」と説明できたらいいのかな、と思います。




ピアノを教えるようになってから、昔習った色んな曲を掘り起こして練習し直すのですが、特に最近はバッハ。インヴェンション、シンフォニア、平均律は、様々な版で、指使いが随分違うところがあります。編集している方が違うから当たり前のことですよね。人の手はそれぞれ違う。






指使い、奥が深いです。
最近大量の譜読みがありまして、それを進めていて思うのです。
経験を積んでいくと、“音型と指使いがリンクしてくるな”と。
それがリンクしてくると、譜読みの時間が少しだけ短縮されたような気がするのです。(実際はどうだか分かりませんが!)

音型と指使いをリンクさせながら、パッセージの作りを考えながら楽譜を読む。
何も考えないで弾きとばすより、よっぽど効率的な練習になると思います。





なんて書きながら自分に言い聞かせています。。。
あの大量の譜読みを、なんとかしなければ!!

by chikako-kokachi | 2016-04-08 23:58 | ピアノ講師

【ピアノの探求】「脱力」ってなに?ピアノを弾く為に必要な筋肉を知る。   

よく「脱力、脱力」という言葉を聞く、そして言ってしまう。
でも結局「脱力」って何だろう?と思う。

腕から指の先まで本当に全部脱力したら弾けないのでは?

腕の重みを使うタッチ、きらびやかな音の粒が欲しいタッチ。

指の先の支えの部分を使って、しっかり発音した方がいい場合。

敢えて指先を寝かせて、指のお腹全体にまんべんなく力がかかるように弾く場合。

どんなタッチのときでも、必ずどこかで「支え」ているところがある(と思っています)

本当に全てを脱力してしまったら弾けないのではないか?弾けるのか?

「支え」が指にあるからといって指を意識するだけではいけない。
その指を支えてる筋肉は腕からきている。

肩、腕、手首、指。
特に手首の脱力は「支え」の負担を軽くしてくれていると感じる。


脱力を知る為には、ピアノを弾く時に必要な筋肉、必要のない筋肉を知っていないといけないな、と先日ピアニストの友人と話していてさらに強く感じた。


整体の先生から「ピアノを弾くのに必要のない筋肉がついていますね」と言われた時から意識し始めていたのだけど、まだ甘かった。


ピアノを弾くのに必要な筋肉、不必要な筋肉。
これを知ることで、ただ「脱力、脱力」と騒ぐよりも効果的に自然にそれを意識できるのではないか。


前述の「支え」の感覚は感じる。
次はその「支え」を行っている筋肉を意識した練習へ。


ネットには多くの情報が。
自分に必要な情報、正しいと感じる情報のみを敏感に察知する能力が大切。
(ピアノに関してだけでなく、全ての情報において)

私なりに気になった情報を記録の為にリンクしておきます。
(ランダムに。私は特にどこに所属しているわけでもありません)
一緒に勉強してみませんか?
「脱力」の本当の意味を知る為に。
いい音楽、響きの充実した音を奏でる為に。

脱力 その1 ~使う筋肉・使わない筋肉~
ピアノを弾く人のための解剖学パートⅡ
”細かすぎる”ピアニストのためのボディシンキング: 指を鍛えるの罠 再録
音をはめる筋力?!〈前〉
音をはめる筋力〈後〉

【参考までにメモ】
ピアニストのための脳と体の教科書

【以前購入した本】
よくわかるピアニストからだ理論
音楽家の身体メンテナンスBOOK
※両書とも図解つき。細かく詳しく、というよりはざっくり分かりやすく。興味を持って昔買ったのですが、当時はあまり頭に入らず。。今は少しづつ頭に入ってきました。なるほどな、と思う程度に。


長く弾き続ける為に、故障を避ける為に、自分の体を知る事。
大事な大事なことですね。

by chikako-kokachi | 2016-02-18 08:06 | ピアノ講師

【ピアノの探求】ピアノを弾く姿勢、脱力   

毎日雨でしたね。。
雨の日の大量の譜読み、練習室弾きこもり、実はすごく好きです笑
でも洗濯物に困ります。。。


今日は晴れ間がでそうですね!!


最近、整体師さんにお世話になりました。
どうにも体がバリバリで、同じピアニストの友人に紹介して頂きました。
少し遠いことろまで通ったのですが。。。


治療が始まってすぐに。。


「よくここまで我慢していましたね」
「50代、60代の体です」
「体が【脱力の状態】というのをもう忘れていますね。」



。。。


そして悲鳴ものでした。。。



数年前に怪我をした左手も、あの日以来初めて観ていただきました。
どうしても弾きにくいパッセージがあったので、それをお伝えして。
そうしたらものすごい激痛が走ったのです!!


「これはまずいです」と。
筋に原因があったようです。



そして最後に基本の【姿勢】について教えて頂きました。
座っている時、立っている時の基本姿勢。
上手く文字に現すことが出来ないのですが、思ったより前めに重心がありました。


この姿勢、ピアノを弾く時の「脱力」に繋がるヒントがありました。
体重の、重心の掛け方。
指で頑張りすぎない弾き方。


施術が終わって


「これが【脱力の状態】です」と。


まさに、体中に血が巡って、肩が腕が軽くなって、腕が抜けるんじゃないかと思うほど「ストン」と自然に重力に逆らわずしたに下がって。。終わった瞬間は少し「ぽわ」っとして、しばらくすると、頭がすっきりしてきて。


この【脱力の状態】を体に覚えてもらわないといけない、と思いました。
そして本来の人の姿勢をしっかり分かっていると【ピアノを弾く姿勢】がより理解しやすい、ということが分かりました。(まだ完全にではありませんが!)


以前書いたブログ→こちらにその基本姿勢や呼吸について書いてありました。
もしご興味ございましたら参考までに!!



体が脱力の状態を忘れている。。。


この言葉はショックでした。
自分の体を知る、大事なことですね!
私ももう少し自分の体に目を向けてあげようと思います。

さて今日も練習練習、そしてレッスン♪

by chikako-kokachi | 2015-07-10 07:26 | ピアノ講師