カテゴリ:音楽 ピアノ( 75 )   

舞台で弾き続けるために一番必要なこと   

どんな形であれ(ソロでもアンサンブルでも)本番という舞台でピアノを弾き続けていくために一番必要なことは「メンタル」だと思います。








特に最近そう思います。
もちろんそれと付随して「健康な体」もありますが。









ポイントは「舞台で弾き続けるため」
というところですかね。








お仕事として、お金をいただいて、チケット代金を払ってくださる方々の前で弾くこと、それを一回ではなくずっと続けるというところ。








失敗して「もうダメかもしれない」とか
色々やらかしてしまって「私はピアノに、舞台に向いていないかもしれない」とか
周りを意識しすぎて「私なんかが弾いていていいのだろうか」とか
聴いてくださった方の厳しい言葉が耳に入ってひどく落ち込んだりとか
納得いく演奏ができなくて次に進む勇気が出なかったりとか
etc








実は私はこんなのしょっちゅうです。。。
家ではひどく落ち込んで家族には迷惑かけてばかり。







それでも弾き続けたいか







というところですよね。
失敗を重ねても、次こそはこうしよう、次はもっといい音楽に近づきたい
そうやって、自分の中の想いが奮い立ってくる。







この気持ちがなくなった時に、多分自分はピアノを舞台で弾き続けることをやめないといけないのかな、と思っています。








メンタルを維持するのは決して簡単なことではありません。
舞台での緊張のことだけでなく、生きていると日々いろんなことがあるからです。
当たり前だけれど、いいニュースばかりでなく、時にその逆のニュースもある。
でも本番は日にちが決まっているのでメンタル状態に関係なくやってきます。








昨日、2018年をもって現役を引退されるピリスのコンサートに行ってきました。
書きたいことが沢山あるので、次のブログに書きますが。
お子さんの頃からの長い長い演奏活動。
そこにピリオドを打つ。
その日本公演最後にお弟子さんとのデュオプログラム。
どんな想いでそれを決断したのか。








強靭な、ものすごく芯のある心を持って現役を続けていらしたのだと思います。







スポーツ選手もしかりですね。
40代を過ぎても現役のスキー選手葛西紀明さん。
生徒さんからこんな本を教えてもらいました。




(↑画像をクリックするとアマゾンサイトへリンクします)




「疲れない体」と「折れない心」のつくり方
もうまさにそこですよね!!










昔は舞台で弾くことが夢で
今はこの舞台で弾き続けるために、何をしたらいいのか、考えている。








ポジティブに言ったら「成長しているではないか!」
ということになりますが苦笑








ぶつかった問題点は多様にあり。
中でもこの「メンタル面」は、多くの舞台人の皆様に共感していただける課題のように思います。










1,舞台、本番に向けての「メンタル」=緊張への準備
2,舞台、本番を続けていくための「メンタル」=持続した心の持ち方










この2つのメンタルを、いい音楽のためにも、追っていきたいです。






PS
過去にもメンタルについていくつか書いていました。
特に上記1
舞台、本番に向けての「メンタル」=緊張への準備
に関してが多かったようです。


関連ブログをいくつか挙げておきます。




今は新たなメンタル方面にも目がいきだした、ということでしょう。
これから、持続するためのメンタル維持の記事も書いていけたらと思います。


♪♪♪♪♪♪♪♪



お花は癒しです。
ピリスさんのコンサート記事の後には、「交感神経」と「副交感神経」のことについて書いてみようかな笑
メンタル関係で実感したことを。

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by chikako-kokachi | 2018-04-25 23:48 | 音楽 ピアノ

続けるということ   

朝からレッスンして、少し自分の練習して、5時間に及ぶ合わせ、そしてこれから移動して、また自分の練習




現在移動中
合わせの内容が濃くて、頭から煙でそうです





そんななか、茂木さんのブログでこんな言葉が








続けることが形になろうがなるまいが、どんなにつまずこうが、凹もうが、続けることをやめたい、と思うくらい苦しくとも、きっと続けるであろうものに出会えて幸せなのかもしれない






昔、「ピアノを弾いてることはただの自己満足だ」と強く言われたことがあります





当時は悔しくて泣きまくりました
でもよく考えるとその通りで
誰かのために、とか言いながら結局自分の為なのか、自己満足の何物でもないことをしているのかと






でも止めることができませんでした





今、合唱団の方、生徒さん、友人、家族、お世話になった先生方、他にもたくさん、コンサート、頑張ってね、と応援してくださって






その愛情にどれだけ助けられていることか






自己満足なのか、誰かのためなのか、その結論はピアノを止めるまで出ないかもしれないけれど






それを受け入れて続ける






これから音楽の道に進みたい方へ
本気であるならばやめないで続ける
きっと道は開けると信じて
綺麗事のようですが





煙でそうな頭でそんなことを思っています







さて、お家につく
練習、練習












by chikako-kokachi | 2018-02-11 20:33 | 音楽 ピアノ

初合わせで特に意識している2つのこと   

本番が続くので、心が緊張しているのを感じます。





譜読み、弾きこみ。





並行していつものお仕事もあるので、余計に緊張。






先日も初合わせがありましたが。
初合わせに向かう時、自分は何を大事にしているのかを考えてみました。






その中で思ったことと、ピアノレッスンで思ったことがリンクしたので、書きとめておこうと思います。






新しい曲を読む時。






まずは全てをさらけ出す!





こんなことを心がけています。





やりたいと思うことを表現してみる





ピアノという楽器が喜びをもって歌えるよう「鳴らす」






この2点を意識しています。





いざ初合わせ。





上記2点を思い切りやる。





その中で、凸し過ぎている部分を、引き算したりしながら調整していきます。





そして一番いいところに調和していく。






まずは思いきりやってから、調整






始めから調整し過ぎた状態は、音楽を「箱に詰めた」状態になっているような感じがするので。







自然、空気の中に開放してあげてから、理想の形に、バランスに整えてあげる。







フォルテがでない人は、ピアノ(弱音)がつくれない






こんなことを聞いたことがあります。






まずは音楽に「命」をふきこんであげること。
最大限表現してみて、そこから引き算したり、組み合わせを変化させて調和させる。






何事も思いきりが大事。
やってみないと分からない!



そういえば、ピアノのレッスンに行く時も同じだったな、と思って。



まずは自分の音楽を精一杯表現。
出しきってから色んな意見を取り入れていく。




昔から思っていること、変わってないな。
でも、中身は少しづつでも熟されていますように。(祈)


by chikako-kokachi | 2017-12-09 07:05 | 音楽 ピアノ

【ピアノを弾く体】首の痛みの原因   

(長いです)







8月上旬、首が痛くなりました。







7月は本番が続いていて、また、後半からは夏の期間のお仕事(主にコンクール伴奏)がレギュラーお仕事にプラスして入っていたので、夜遅く寝て、朝早く起きる生活が続いていました。









7月の本番終えて、8月夏休み前、あと1本の本番に向けて準備していた時、朝起きたらふと首が痛く。








疲れ、寝不足、弾きすぎ、荷物重たすぎ








いろんな理由が浮かんだので、寝る時に湿布を貼ったり対策をとりました。








夏休み明けて、8月末。
まだ痛い。
念のため、整形外科の予約をとりました。










その予約日当日朝、首痛い。。。










その前から、痛くて首が曲がらなくなっていました。
まずいな。。。と思いつつ、でも今日は病院の日。
しっかり原因を突き止めなくては、と思いながら仕事に向かう途中。。。









なんか調子が悪い。。。
あ、、危ない予感。
ひっさしぶりに喉の激痛と熱。









仕事帰りにまずは耳鼻科へ。
ものすごい腫れていて、のどが膿んでる?と。
絶対安静。









それでも熱が大したことなかったので
せっかく予約した整形外科に行ってこの首の痛みを調べてもらおう。








耳鼻科の後、整形外科に向かったのであります。








ちょっとご縁のある病院。
先生と和やかに(?)お話ししながら診察。









もうこの時は前にも後ろにもあまり曲がらず。
左右に曲げても痛い。









耳鼻科へ行ったこともお話しました。









その後、エコーで首を見てみると。。。。








先生が一言













「これ、リンパの腫れが原因です」













「???」









「え、リンパが腫れるとこんなに首が痛くなるのですか。。。」









びっくり・・・












まとめると、今の段階での主な痛みの原因は【リンパの腫れ】
この腫れがひいても痛みが残った場合、整形外科的な観点から見ていきましょう。
的な感じです。











「でも、今日はたまたま喉が腫れていますが、首は8月上旬から痛いです。その時からリンパが腫れているということですか?」








と質問。









「リンパの腫れは風邪以外の症状の時にも、疲れがたまると出たりします」








知らなかった。。。。









後日の予約をとり、その日は帰りました。
リンパの腫れで首がこんなに痛いなんて。。。
びっくりしながら帰ると、熱が上昇。
ひっさしぶりに寝こみました。







♪♪♪♪♪♪♪





9月に入り、確かに、首の痛みがひいてきました。
が、どうしても痛みがひかない部分がありまして。
予約していた診察日、それをお伝えしました。











診察していただき。










結局、その痛みの原因は










肩。
肩甲骨周りが固まっていることにありました。












本来使われていないといけない筋肉が使えていなく、それをカバーするために、首につながる筋肉を使っていた為、その筋肉がオーバーワークを起こしていた、ということです。




♪♪♪♪♪♪♪






現在、理学療法士さんの治療(?)を受けています。
さらに、理学療法士さんのアドバイスで、「運動療法」要するに、トレーナーさんについてトレーニングしていただいています。









理学療法士さんのリハビリでは、肩甲骨を動かしてくれたのですが、トーーーーーーーーッテも痛かったです。。。










相当痛いのいくよ、って理学療法士さんに言われましたが、涙出そうでした。









また、胸骨の動きが悪い!
と言われました。









そんなんこと言われたの初めてでした。









そこからまた痛い痛い。
我慢。








その後トレーナーさんとトレーニング。








理学療法士さん曰く








「もっと根本から体を見直しなさい!!」







と。








「長くピアノを弾きたいのであれば、今体の根本から見直さないと」












肩甲骨周りの筋肉の固まりをとる。
要は、本来使われるべきはずの筋肉をしっかり動かしてあげること。
それができれば、本来そんなに負担がかかるべきでない筋肉(今回の私の場合は首からの筋肉)の負担を減らすことができる。









もっと根本は








体幹










「体幹弱すぎ」









だそうです。










トレーナーさんとのトレーニング開始。








いくつかの運動を教えていただきました。
そしてその動きをするときはどの筋肉を使っているのか、教えてもらいました。
(どこを鍛えているのか理解しながら運動するということ)
逆に、どこを使ってはいけないかも教えてもらいました。









同じ運動をしても、これを教えていただくだけで、全く違います。
間違ったやり方でやっていても、むしろ悪い影響が出てしまう。







(これ、ピアノと一緒ですね)









♪♪♪♪♪♪♪





まだ開始からそんなに日が経っていませんが、肩甲骨周りが以前より動きます笑
本当に、自分でびっくり。









そして、一番嬉しいと思ったのは







ピアノを弾く時に重心が浮かないようお腹の下を意識するのですが、その意識する場所がさらにはっきりしてきたことです。







分かっていたつもりで、そう意識していたのですが、その感覚が自分の中でさらに明確になってきた感じ。
トレーナーさんに教えていただいた運動をピアノを弾く時に応用。










理学療法士さんがおっしゃる










「トレーニングをパフォーマンスに生かしていくんだよ」









もうまさにその通りで。










ピアノを弾くためのマッピング講座に通い始めたのが今年。
ご興味ございましたらこちらより♪
来月伺えれば、全5回の基礎コースを一周したことになります。
2017年になる時、今年はもっと体のことを知りたい。
そう思って通い出したそのレッスンは面白かった。









そして、はからずも首の痛みから、理学療法士さん、トレーナーさんと出会い、さらに体の仕組みに興味を持ちました。(首の痛みはほぼなくなってきました)








解剖学的な観点からの演奏への応用








実は、中国のピアニストの自伝を読んでいたら、そこにもその内容が登場していたのです。
これはもう。。。
今ちゃんと勉強しなさい、というどこかからの思し召しのようにも思うのです。









詳しいこと、細かいことは、そういうのを専門に研究されている先生がたくさんいらっしゃりますし、今の私が発信すべきことではないと思いますので、もしこの勉強の過程で、トレーニングの過程で、参考になりそうなことがあれば、また書きます。










しっかり体を見つめて。
長くピアノを弾きたい。
理学療法士さん、そしてトレーナさんの言うことを信じ、これからも体改善続けていこうと思います。
ピアノ演奏につながる。
音楽のために。








♪♪♪♪♪♪♪♪


これまでマッサージに通ったり、色々してきましたが、なかなか根本解決に至らなかった。
今、首のある筋肉を意識しだしたら、実はそこの筋肉、荷物を持って電車で立っている時に使っていました。
ストンと力を抜いて、もっと違うところを意識しても荷物は持てました。
普段の生活、姿勢で余計なところに力が入っていたのですね。。
多分、人間意識で改善ってできる。
ピアノと同じだなって。





歩むことを止めたら、停滞するのみ。
停滞は衰退につながる。
現状に満足なんてしたことないけれど、その気持ちを持ち続けていかなくては。






理学療法士さん、身内です。
こんなに身近にこんなに頼もしい先生がいた笑
家では診てくれないようなので、ちゃんとお金を払って病院に通います。
ありがとう。





マッピングの勉強も継続継続。
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by chikako-kokachi | 2017-09-28 23:58 | 音楽 ピアノ

ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール ライブ中継   

4年に一回開催されている「ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール」


開催地との時差が14時間あるようですが、ライブ中継で観ることができます。


↑こちらです



今まさに書きながらライブの演奏を聴いています。



今日からセミファイナルです。
(コンクールスケジュールはこちら)


今後のスケジュール日本時間で下記にまとめてみました。(AM)




6月2日(金)
0930-1030 Daniel Hsu (United States)
1050-1150 Dasol Kim (South Korea)



6月3日(土)
0430-0530 Yutong Sun (China)
0550-0650 Honggi Kim (South Korea)

0930-1030 Yury Favorin (Russia)
1050-1150 Georgy Tchaidze (Russia)




6月4日(日)
0430-0530 Tony Yike Yang (Canada)
0550-0650 Yekwon Sunwoo (South Korea)

0930- 4人のセミファイナリストによるモーツァルトのコンチェルト
Leonardo Pierdomenico (Italy)
Kenneth Broberg (United State)
Daniel Hsu (United States)
Dasol Kim (South Korea)
 



6月5日(月)
0430-0530 Han Chen (Taiwan)
0550-0650 Rachel Cheung (Hong Kong)

0930- 4人のセミファイナリストによるモーツァルトのコンチェルト
Yutong Sun (China)
Honggi Kim (South Korea)
Yury Favorin (Russia)
Georgy Tchaidze (Russia)




6月6日(火)
0430-0530 Leonardo Pierdomenico (Italy)
0550-0650 Kenneth Broberg (United State)

0930- 4人のセミファイナリストによるモーツァルトのコンチェルト
Tony Yike Yang (Canada)
Yekwon Sunwoo (South Korea)
Han Chen (Taiwan)
Rachel Cheung (Hong Kong)




ファイナルラウンドのピアノクインテットは

6月8日(木) 0930-1210の間に3人
6月9日(金) 0930-1210 の間に3人





ファイナルランドのコンチェルトは

6月10日(土) 0930から3人
6月11日(日) 0500から3人




全ての演奏が上記からライブで聴くことができます。
もちろん、演奏後の映像も観ることができます。




なんとなくピアノが聴きたい時にでも。
恩田陸さんの「蜜蜂と遠雷」を思いながらでも。
ご参考までに^^


by chikako-kokachi | 2017-06-02 09:35 | 音楽 ピアノ

【ピアノの仕事】成功と幸せの関係   

【ピアノの仕事】として、これから音楽(主にピアノ)を仕事にしていきたい方々に向けて発信していけたらと思います。




例によって自分の想いをお家の独り言のように書いているだけなのですが、もし悩んでいる方がいらして、ちょっぴりでも何かヒントになるようなことに繋がったらな、という気持ちで書きます。





あくまで自分の経験からくる想いです。
決してそれが絶対ではありません。




ピアノの仕事ってどういうことなのだろう。
ピアノで生きていけるのだろうか。
ピアノ弾きの生活ってどんな感じ?
など。




これからピアノの道に進みたい方
ピアノの道にいるけれど苦しい方
ピアノ弾きの生活、想いに興味がございます方





もしよろしければご覧ください。





第1回目だし、もっと具体的なことから、と思ったのですが。





まずはここ数年よく考えていることをテーマにしてみました。





こういったベースみたいなものを確認することで自分が救われたことがあったので、始めに書きとめておこうと思いました。




♪♪♪♪♪



何をもって「成功」というのか




ピアノの道に進んだからには、“コンサートピアニスト”が「成功」ですか?




音大の教授になったら「成功」でしょうか?





違うと思います。






ソリストピアニストとして、CDを出したりコンサート活動をする人
伴奏者として、プロアマ関係なくコンサート活動する人
学校で音楽を教える先生
音大で専門を教える先生
小さな子にピアノの導入を教える先生
大人の趣味の方にピアノを教えている先生
音楽家を育てるピアノの先生
音楽療法士
クラシックピアニスト
ジャズピアニスト
スタジオミュージシャン
アレンジャー
シンガーソングライター





もっともっと細かく分けたらさらにさらに沢山の選択肢が





ピアノの道を選んだ先には多くの選択肢があります。
何をもって「成功」とするかなんて分かるはずがない。





大事なのは、自分が幸せを感じることのできる環境でピアノと、音楽と向き合っているかだと思います。




周りのこと、世間の目を気にしていたら、“音楽そのもの”に向かう本来の目的が、何かもっと違う事に侵入されてしまいます。



♪♪♪♪♪



そもそも“音楽”を“仕事”と考えることに抵抗があるかもしれません



“芸術”は“お金”じゃない、という意見もあるでしょう



“音楽”そのものに真剣に向き合えば向き合うほど、その想いが強くなると思います。



レッスン代の設定に躊躇したり



ピアノを弾いてお金を頂くことに慣れなかったり



“お金”“仕事”という概念から離れたときのほうが、純粋に音楽を楽しめたり、幸せを感じることがあるかもしれません。




責任がなくなるから。




ピアノをお仕事にするには音楽のことだけでなく、「責任」があります。



♪♪♪♪♪



まず、ピアノ(音楽)と自分の関係がどういう状態であれば自分が幸せかを考えます。



1、お金をいただいて仕事としてプロの道を選ぶのか
2、音楽以外の仕事で生活をし、“責任”の少ないところで音楽と向き合うか





1のように、お金をいただいて仕事としてプロの道を選ぶ場合には、“成功”を勘違いする道に進まないよう。




より真剣により丁寧に“音楽自体”に向き合っていかないと本末転倒してしまうように思います。




音楽の世界に“成功”なんてものはなく




あるとしたら、自分がその音楽との関わり方に、どれだけ“幸せ”を感じることができるか、だと思うからです。




もしかしたら“幸せ”を感じる場所は、時とともに移りゆくかもしれない。




それは真剣に向き合っているが故だと思います。




人は進化するので。



また、2のように、むしろ音楽を仕事にしないで、かかる責任の少ないところで、ひたすら音楽に打ち込む道に幸せを感じる方もいらっしゃると思います。



まずは、どちらの向き合い方が自分にとって幸せなのかを考えて、覚悟を決める。




♪♪♪♪♪




音楽の道に“成功”があるのではなく



音楽とどんな風に向き合えたら自分は“幸せ”を感じるのか、を知ること



もし万が一“成功”という言葉があるなれば



その人にとって“幸せ”だと思える場所で音楽と向き合っていることが、“成功”かもしれません




自分の心にまっすぐに




どんなピアノ弾きになりたいのか



どんな風に音楽と関わっていれたら幸せなのか




世間の目は関係なく、自分自身との対話




音楽の道を選ぶということは、その道が人生に深く影響を与えます。
(なんの道でもそうですが)
いいバランスで共存できる場所を自ら切り開いていくのです。




“成功”の勘違いだけはしないよう。
自分が辛くなりますから。





by chikako-kokachi | 2017-05-25 00:08 | 音楽 ピアノ

【ピアノの探求】男性ピアニストと女性ピアニスト   

ピアニストに男性も女性もいる




(当たり前ですみません)




前から想っていたことですが、なんとなく不思議な特徴があるような。




男性ピアニストは、乙女で甘く、優しく、繊細な印象が強く残り




女性ピアニストは、勇敢で、力強く、パリっとした感じがより伝わる感




私の知っているピアニスト夫妻の顔を浮かべてみても





なんとなくそんな印象が強くある





だからといってそれだけではありませんが、「印象」として、その傾向が強いような。






自分も弾いていて「あれ、私、随分男性っぽいな」と思いあたるふしあり






むしろ男性の指揮者の先生のほうが、いい意味でよっぽどロマンチックで女性らしい印象を受けることもある





正直、ピアノに向かう時は強くないと弾けない(笑)





心が強くないと、空気にのまれる






男性とか女性とか関係なくなる笑





別に男性でも女性でも、それはどちらでもかまわないのだけれど





きっと、お互い憧れがあるのかな、と考えたりもする





さて、どっちがいい、という話ではなく




かっこよくバリっと




繊細に柔らかく




時に中性的な「色気」





音楽に関しては性別を超えたところのそれぞれの「美」を求めていったらいいのだと思っています





アルゲリッチとかユジャ・ワンとか、お聴きになって頂けたら、この変な子が言っている意味が少し分かって頂けるかもしれません





音楽ってつくづく不思議な生き物ですわ





♪♪♪♪♪♪

ここに引っ越してからずっと気になっていたジャズバーに勇気をだして潜入してきました。
すばらしく。。
歌もピアノもベースもグッときました。。
異空間。。
居心地最高。。
今、伴奏で弾いているジャズミサ的なもの達の弾き方が変わっていきそうです。
新しい世界、気になっている世界には勇気をだして一歩を踏み出そう。
その先にみえた世界でビリビリの刺激を受けたので。

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そして週末の移動で、やっとこ、やっとこ読み終えた本があります。
近いうちに書きますが、またまた「才能」と「努力」の話です。
面白いかったのですが、ちょっぴり読みづらかったりもして随分時間がかかりました。

そして、ちゃんと理解するにはもう少し時間が必要のようです。
いくつか興味深いポイントがあったので、まとめていけたらと思います。


by chikako-kokachi | 2017-05-23 01:34 | 音楽 ピアノ

クラシック出身のピアニストが弾くポップスはキマらない?!   

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(写真は夕暮れの自宅練習室。
今の季節のこの時間、この部屋の雰囲気が好きです。)




少し前から話題になっていた(自分のなかでも)






クラシックピアノ出身(いわゆる音大のピアノ科卒業)のピアニストが弾くポップス曲は、なんとなく「キマらない」?!?!









ペダリングにしてもリズムの取り方にしても、なんかその曲に合わない演奏、聴いたことあるある。





基本的に、音楽をジャンルで分けることは好きではないけれど





タッチとか、リズムの感じとか、歌いまわしとか、フレージングとか





どのジャンルだって、「これだ!!」とはまる何かがあるように思う。





ただ純粋に「音楽」
その音楽の一番心地よいよころを感じないといけない






悔しいではないですか!!






クラシックピアニストの弾くポップスの伴奏はなんだか「キマラナイ」






って笑






ジャズもしかり







音楽のセンスは、ジャンルを超えるはず!!!






ベートーヴェンしか弾けません、ショパンしか弾けません。






でいいのか?






美空ひばりだって、尾崎豊だって、谷村新司だって、さだまさしだって、サザンだって、ミスチルだって、ゆーみんだって、森山直太朗だって、枯れ葉だって、Take Fiveだって、ボサノバだって、ジャズミサだってかっこよく弾きたい






(なんだか世代が若干古いけど。。)






いい音楽はいいのだもの!!





ましてや、どのジャンルが1番でそのジャンルが2番とか、そんなのないです。





クラシックピアニストのポップス伴奏、ジャズ伴奏は「キマらない」






なんてさみしいーーー








♪♪♪♪♪♪



4月から小田原の合唱団にお世話になっています。
練習会場は小田原城内。
こちら、その窓からの眺めです。
素晴らしい緑。

桜、藤、梅、蓮、紫陽花、菖蒲、四季折々の自然に触れることができそうです。
空気が澄んでいる!
美しい。
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by chikako-kokachi | 2017-05-20 01:45 | 音楽 ピアノ

【ピアノの探求】本番へのもっていき方〜本番をいい状態で迎えるために   

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(写真; 先日の合唱団わをん演奏会リハーサルより)






ある恩師には






「あなたは本番に強いね!」






ある恩師には






「本番に実力を発揮する為にはもっとリハーサルの機会を増やしなさい」





と言われました。






実際とても緊張します。
でも、舞台に歩き出した瞬間、腹をくくります。
あとはやってきたことをやるしかないから。






今迄、特にスポーツ選手のようにメンタルトレーニングの先生について勉強したことはありません。





ただ、自分なりの本番へのもっていき方、あります。




本番のホールの開場の広さ、響きを想定しながらの練習。
寝起きの通し。
食後すぐの通し。
不安な箇所をなくしていく部分練習。
楽譜のどこを読み込んでおくと焦らないかの確認。
スタジオなどへ行って場所やピアノを変えて弾いてみる訓練。
意識的に聴くべき声部の確認。
手の形の確認。
強弱の確認。
タッチの確認。
ペダリングの確認。
和声の確認。
フレーズの確認。
立体感の確認。
空間の聴き方のイメージ。
アンサンブルであれば、他のパートとの絡みの確認。
曲間の確認。
伴奏の時はめくりのタイミング。
楽譜の製本の仕方。
ページや段が変わるところのつなぎ目の確認。
会場の空調の確認。
etc





いっぱいありすぎて書ききれないです。
それでも本番の度にまだまだ気づきがでてくるでてくる。





本番の日に一番いい状態の精神力をつくる為には、食事にも気をつかったり、睡眠時間にも気をつかったり、スケジューリングを調整したり、直接ピアノに向かう以外にも沢山あります。(まだまだ口だけのものあり。。)








ここ半年くらい、思うことがあって、もっと前に進む為にはもっといい音楽を目指すには、もっともっと具体化してこの本番前の精神の持っていき方を研究してみなくてはいけないのでは?





と思っています。






そのきっかけの一つは、たまたま何人かの生徒さんが






「本番、とても緊張してしまうのです」





とおっしゃっていたこと。





自分なりの対策をちゃんと文字にしてまとめることにトライしつつ、人にお伝えする為には自分以外の考えも必要だな、と思い調べていたらこんな本にぶつかりました。





ジュリアードで実践している 演奏者の必勝メンタルトレーニング





スポーツドクターである辻秀一さんが監訳されています。
著者ドン・グリーンさんはスポーツ選手や音楽家のメンタルトレーナーをつとめていらっしゃいます。





呼吸法、心の静め方がテーマとなっており、その実践法が二人のモデル音楽家の本番の日までのトレーニングに沿う様になっていて、比較的読みやすかったです。





センタリングとプロセスキュー。
これらがキーワードです。





実際にこれを実践してみるかは自分の選択。
自分なりの本番へのもっていき方を見つけるのが最終目標です。
自分のなりの心の運び方。
それをもっと具体化してさらに進めていきたい。
音楽のために。
自分自身で見つけていかないと。
心臓ちゃんへの負担が少しでも減るように(一つ前のブログ参照)苦笑






参考までにもう一冊読んでみました。




本番に強くなる! ~演奏者の必勝メンタルトレーニング~




同じく辻秀一さん監訳。
著者はドン・グリーンさん。




こちらは、パフォーマンスアンケートに沿って進められます。
自分の分析ができるということです。
その分析の結果に応じたアドバイスがありました。
これは参考になりました。
その後、かなり具体的に本番前2週間のもっていき方のアドバイスがありましたが、こちらは私、まだ読めていません。というか、読まないようにしました。それに凝り固まってしまわないか、と思ったからです。





あくまで自分で自分のもっていき方を築きたいので。






本を読もうが、誰かからアドバイスを頂こうが、最後、舞台の上では自分だけですから。
自分が納得いく方法がその人にとっての一番だと思います。
それを築いていく段階で、あーでもないこーでもないしながら、見つかってくることがあります。
もちろん、本から取り入れたこともあります。






ひとつ、これらの本から大きく学んだこと、というか再認識させられたことは






「自分を中心におくこと」






です。




注: ただ自己中心的にというのとは違います







ぶれない芯をつくるために必要なことを見つけていく旅。





本番へのもっていきかた。
改善を重ねていきます。






少し凹んだ時に、ある先生に相談しました。
色々お話くださった後、こんな一言。






「ただ続けるしかないよ」







笑。





おっしゃる通り。
続けるしかないのなら、続けながらも学んでいかないといけない。
何年後か何ヶ月後か分からないけれど、今より、あ、少しでも進んでいる、と思えるよう。
続けよう。
向き合おう。

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by chikako-kokachi | 2017-04-26 07:58 | 音楽 ピアノ

芸術とエンターテイメント〜アーティストとエンターテイナー   

続きです




アーティストとエンターテイナーの違い




そんなことを考えていた年末年始でした。
ググってみたり、久しぶりに辞書を引いてみたり。




芸術とエンターテイメント
アーティストとエンターテイナー




を調べていたら、他にも下記のようなキーワードが並んでいました。





アートとデザイン
アーティストとデザイナー
アーティストとイラストレイター




ある辞書では。




【エンターテイメント】 
楽しませてくれるもの。普通は芝居、演芸、音楽などの模様下のをいうが、文芸用語としては娯楽性の高い読み物、通俗小説という意味で用いる。





【芸術】
文芸、絵画、彫刻、音楽、演劇など、独特の表現様式によって美を創作、表現する活動、またその作品。






とありました。





上記から簡単にとらえると





エンターテイナーは人を楽しませてくれる人。
アーティストとは美を創作、表現する人。







音楽でも、絵でも、お芝居でも、お食事でも、テレビでも、本でもetc
それを通じて、他の誰かに楽しんでいただくこと→エンターテイメント




音楽でも、絵でも、お芝居でも、お食事でも、テレビでも、本でもetc
それを通じて、自分を表現すること。(それを誰に認められたい、など、世間の目には関係なく)→アート






のような。
(単純にしすぎてすみません)





こんなことを考えるきっかけになったのは、前回のブログで書いた通り、年末年始に久しぶりに「いいなーーーー!!」と思える歌手&俳優さんを拝見したからです。






コンサートでは沢山のお客さんの前で歌い、演じてはテレビを通じてお茶の間に登場、その表現力でファンの心をガッツリ掴み、トークではテンポよく、知的に笑いどころをおさえていらっしゃるし。一人で何役もこなしてらっしゃる。





ご本人がとても楽しそうで。
その姿を観ていると、こっちまで楽しくなってしまう循環!





こんなに多くの人を幸せな気分にさせてくれて、楽しませてくれて、エンターテイナーだなーと思いながら、自身で詩や音楽を作っていらしたり、演奏されていたり、演じるその表情の細かいところとか、面白いものの視点とか、言葉の選び方とか、アーティストだわーと思うこともあり。





音楽や美術、役者さん、その他、いわゆる「芸術」の道に進む人は、もしかしたら1度は考えたり悩んだりすることなのかな、と思いました。





ピアノ弾きであれば




♪誰かに楽しんでもらう為にピアノを弾くのか
♪ひたすらその作品と向き合って、誰が何と言おうとそれを自身が表現することの為にピアノを弾くのか





考えた結果、私は両方持ち合わせたいタイプなのかな、と思いました。
欲張りです。






ひたすらその作品と向き合うストイックさを忘れてはいけない、と思っているし、かといって、演奏することがただの独りよがりになってはいけないとも思っている。





よくクラシック音楽が「難しい」とか「何がいいのか良く分からない」と言われます。




人によって「いい!」と思う価値観は違うのだから、基本的にはクラシック音楽が好きな人がそれを楽しめばいいと思うし、あるアイドルを好きな人たちがそのアイドルを応援したらいいと思うし、ジャズが好きな人がジャズを聴いたらいい、と思います。




ただ、もしかしたら、人生のなかで、今迄はクラシック音楽なんか聴いたこともなかったけど、何かのきっかけで聴きに行く機会があった時に、アーティスト要素とエンターテイメイト要素の両方が入っているようなコンサートに出会ったら!!




もしかしたら今後その人は




「あ、なんだかちょっと楽しかったから、今度またクラシックのコンサート行ってみようかなー」となるかもしれません。





コアなクラシックファンは、ご自身でしっかり判断して、自分の聴きたい「アーティスト」のコンサートに足を運びます。






クラシックコンサートに足を運ぶ機会が少ない世の中の多くの皆さんの為には、「アーティスト」でありながらも「エンターテイナー」的要素をしっかり持っていなくてはいけないように思います。





「アーティスト」としての勉強は、もちろん大学でたっぷり浸ることができます。音楽と真剣に向き合うのに、とってもとっても大切な時間です。


「エンターテイナー」的なものとは、誰か先生に師事して教わるものなのでしょうか?それよりも、人と人との関わりから、また社会と接することによってアイデアが生まれてくるのではないでしょうか。何を求められているのか、どうしたら楽しんで頂けるか。



今の私の中ではどちらも大切なのです。
もしかしたら今後、このバランスがどちらかに寄ることがあるかもしれませんが、でも、今ははやりどちらも大事なのです。



自分の表現はしっかりもっていたい。
でも、ひとりよがりにはなりたくない。
誰かにも楽しんでいただきたいのです。



久しぶりに「すてきだな!!」と思った歌手&俳優さん。
ご自身も楽しそうでいて、さらに観ている人も幸せにする。
もちろん、本当の本当のところまでは分かりませんが、少なくとも、そうブラウン管から伝わってきました。



長くなりました。。
新年早々、こんなことを考えていました。笑
とてもいい機会でした!



そして、これから音楽の道、ピアノの道を、目指していく皆さまにも、ちっぽけでも、何かお伝えしていけることがあるような、そんな予感がした1月上旬でした。



どんなに学んでも、学校を卒業したら裸のまま「ポン」といきなり社会に放り込まれます。だから、学生時代から学業の妨げにならないくらいは、少し社会を知っていた方が良いように思います。




さて、みなさま、もうお分かりですか?
このアーティストがどなたか!笑





作品には魂込めて向き合って、それを表現する喜びを持ちながら自分も楽しみ(楽しいだけではないかもですが全てひっくるめて)、そして誰かにも幸せになってもらえるような、そんなピアノ弾きでありたいです。

by chikako-kokachi | 2017-01-11 06:04 | 音楽 ピアノ