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はるのピアノコンサート vol.4   

4月のはじめ、生徒さん達のおさらい会、はるのピアノコンサートvol.4 を無事終えることができました。






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色々なピアノに触れて欲しい、という思いがあり、毎回会場を固定しないようにしているのですが。
今回は私も初の「紀尾井町サロンホール」
ピアノはスタインウェイでした。
とってもお洒落で素敵な場所でした!








正直、毎週定期的にレッスンすることが難しくなってきて、それぞれの予定を合わせながら月1、2、3回その都度決めていったり、本番前にレッスン回数を増やしていく方法をとったり、臨機応変に対応していただいていました。








こんな状況で本当にいいのだろうか、と思うことも少なくなりません。







ただ、本当にピアノが好きで続けていらっしゃる方々、私と一緒にピアノの時間を過ごしたい、と思って頂ける方々とご一緒できることはとても幸せであり、レッスン時間はむしろ私の日々のパワーの源ともなっております。







自分が弾く現場で演奏を続けることにより、お伝えできることが沢山あると信じて、今後も日々自らがしっかり切磋琢磨し、音楽の楽しさを、時には厳しさも皆さんと共有していけたらと思っております。







この会は自由にピアノを弾く時間として、ピアノが、音楽が、好きな方々に集まっていただき、共にその空間を楽しみたいと思い発足しました。






私はピアノや音楽にラインを引いたり、くくったりすることがあまり好きではありません(笑)







ひたすら、ピアノを楽しみ、上達したいという気持ちを持っている方のバックグランドをよく知り、その方それぞれの音楽活動の手助けができるよう、向上心のお手伝いができるよう心がけています。







というわけで、この会ではいつも様々にピアノと向き合っていらっしゃる方々が登場します。
初舞台の子。
とっても久しぶりの舞台の方。
忙しいお仕事の合間をぬって月1回でもレッスンに通っていらっしゃる方。
海外の先生の指導を受けている子。
大変な部活、勉強と両立してピアノを楽しんでいる子。
プロのピアノ弾きでいらっしゃったり、ピアノの先生でいらっしゃる方。
やむなく他のご予定と重なってしまい欠席されている方もいましたが。
etc...








今年は蓋をかけてみたら






歌あり
家族合奏あり
フルートとのアンサンブルあり
ピアノ演奏以外にも、多くの音楽で満ち溢れていました。






こういうのが「理想」です(笑)
先ほども書きましたが






この会は自由にピアノを弾く時間として、ピアノが、音楽が、好きな方々に集まっていただき、共にその空間を楽しみたいと思いで発足したからです。






音楽がこぼれ落ちそうなほど充満していました。
全て、生徒さんたち、そしてご両親、ご家族の助け、支えのおかげでございます。
体調管理が最悪だった先生はなんとか、この日を迎えることができました。。。
まさかの先生不在も頭をよぎるほどで。。。
ご心配おかけして申し訳ございませんでした。
本当に皆さまに感謝感謝です。








来年は第5回。
また元気にこの会を開催できるよう、願いながら。







みんなの成長に目を細めつつ。
今後の課題も見えつつ(結構厳しい笑)
心から幸せな時間。
本当にありがとうございました!!


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by chikako-kokachi | 2018-04-23 23:58 | ピアノ講師

【ピアノの探求】「芸術」と「テクニック」の関係について   

フィギュアスケートの羽生選手が「芸術」と「テクニック」の関係について、素晴らしい言葉でインタビューに答えていらっしゃいました。







ずっとブログに書きたいと思っていました。






どんなにテクニックがあっても芸術性がなかったらどうのこうのとか
芸術性があれば、テクニックは後からついてくるとか
なんか、テクニックだけのピアニストを色々言ったり
逆に、芸術性はあるんだけどね。。。ということも聞いたり。







世の中いろんな考えで溢れていますが、私はもうこの羽生選手の言葉、そのままそっくりその通りだと考えます。







正しいテクニック、土台のしっかりした基礎がないと、「芸術」を表現することはできない。
難しいテクニックがあるからこその「芸術」も存在する。







特にプロであるなれば。
特にプロになりたいのであれば。








が、一点だけ付け加えさせていただくと。
どこに重きを置きたいかはもちろん人それぞれです。
この意見が全てではありません、ということです。
誰がなんと言おうと、自分はこう思う、という想いがあるなればそれはそれでいいと思う。








下記、インタビュー動画の羽生選手の言葉、そのまま文字にしてみました。







インタビューという、ふいの質問に、こんなに丁寧に言葉を選び、分かりやすく核心をついて答えている姿。
心からかっこいいと思います。










Qジャンプにおける点数の決め方と芸術性とのバランスについて


バレエとか 例えばミュージカルもそうですけど、「芸術」というのは明らかに正しい技術、徹底された基礎 によって裏付けされた 表現力 芸術であって それが足りないと「芸術」にならないと僕は思っています。だからこそ 僕はジャンプをやる際 ステップをやる際 スピンをやる際 全てにおいて正しい技術を使い、そしてそれを「芸術」として 見せることが一番大切なことだと思っているので 僕は難しいジャンプを跳びつつ それが やっぱり それがあるからこそ「芸術」が成り立っているんだな というようなジャンプを これからもしていきたいな という風に思います。



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by chikako-kokachi | 2018-04-15 23:20 | ピアノ講師

【ピアノレッスン】ピアノの先生の喜び   

出会った時5歳だった子達が中学生になり
出会った時小学生だった子達が高校生になり




ピアノを教え続けていると、たった週1回や月数回だけれど、ふと振り返ると、その子達があっという間に成長していて





感慨深いです。







音楽が側にある生活
いつか生きる道で何かがあった時、あ〜ピアノがあって、音楽があって良かったな、と思えるような導きができたらいいな、と思ってきたこの約7年(?)





まだまだ迷いながらだし、まだまだ7年なんてヒヨコですが。





ただ、ふとした時、そう弾いて欲しいと頼んだ覚えもないのに、なんだか素敵に音楽を感じて弾いている姿を目にして、耳にして、「あ〜ピアノの先生になって良かったな」と思うことがここ最近何度か続きました。







プロになるのは好きの延長戦であって欲しい。(というかそうでないと続かない)






プロにならずとも、音楽が生活の一部となり、音楽が自然と側にあるような、日々の生活の中での癒しになるような、そんな導きを続けていきたい。






彼らの音を聴いて、とっても嬉しいなって顔がくしゃってなると同時に、また気持ちを新たになりました。





暫くは教える時間をなくして、自分が弾くことに専念した方がいいのかな、と思ったことも無きにしもあらずでしたが、辞めなくて良かったな、と。





そう思った最近でした。






10年、20年とこのまま人生のお付き合いができる子達がいたら、感無量だな。






そんなことまで思いました。
みんなどんな大人になっていくのだろう。
ピアノの先生って不思議です。
みんなの未来を夢みながら。






沢山の方々とご一緒する時間はないし、色んな事情でお別れしないといけないこともあるけれど、こうして長く一緒にいれることで見えてくるものもある。





みんなにありがとうです。
自分ももっともっと魅力的な人になれるよう。
そう心に呟きながら。


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先日の本番でいただいたお花がとってもキュートに咲いています。
元気がでます。
寒いけれど、あったかくしてお過ごしください♪

by chikako-kokachi | 2018-01-28 07:24 | ピアノ講師

【ピアノの探究】支えがあるから脱力できる   

引き続き、運動療法にて「体幹」トレーニング継続中です。
メニューが少しづつ増え、意識する場所が明確になってきました。
トレーニングも習慣になってきて、しないと眠れない、という状況。






普段料理している時、こんなところに変な力が入っていたのか。。
普段駅まで歩いている時、何故こんなに肩をあげていたのか。。
普段電車の中で立っている時、知らずにこんなに歯を食いしばっていたのか。。
寒い日、こんなにも肩周りに力が入るのだな。。





ピアノ以外の部分でさえ、多くの気づきがありました。
根本から、変わっている実感。






ピアノに関しては「体幹」「体の軸」がぶれないような意識がますます敏感に感じられるようになってきました。






脱力って、どこかで支えてないとできない



要するに、支えがグラグラしたら脱力できない





自分ではっきりそれが意識できるようになりました。
さらにトレーナーの先生のその話をしたら、同じことをおっしゃっていました





その通りです。
実は自分は合気道出身ですが、合気道でも本当に同じことが言えます。





と。





・肩甲骨周りの筋肉の動きをチェックするストレッチ
・体幹を鍛えるストレッチ。
(その他いくつか。機会があったらご紹介します)





そして最近加わったのは




・脇の下の筋肉




このトレーニングがピアノの演奏に繋がっていて。
支えがしっかりしているから、抜ける(脱力できる)感覚。






大きな幹がしっかりしているから、小枝が自由に動くことができる。






いつか、ピアノ弾きの為の体講座、先生ご一緒してくださらないだろうか。





最近何故かこの記事がよく読まれています。







こんな記事も書いたりしていました。








これらを書いていたのは2016年。
性格なのか、気になるとどんどんハマって行く感覚。





現在。





これ、絶対に「ロシア」とつながる。






「体の構造」「メンタル」「ロシア」「脳」





いろんなキーワードが繋がっていく。
自分自身が本番で弾かせていただく機会があるからこと、他の方に伝えられることがある。





12月、スケジュールが立て込んでなかなかブログに向かえないのですが。
12月の経験を生かして、また新たに進化していけたらと思います。





さあ、今日は楽しみでドキドキな初合わせ。
いい音楽したい!!



そう、体だけでない。
Con gusto!!!
音楽ってここにつながる。

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by chikako-kokachi | 2017-12-05 08:31 | ピアノ講師

嬉しかったこと   

先日、昔ピアノをご一緒していた子が、ピアノを再開しました。







以前、お教室で教えていた子だったのですが、私はそのお教室を辞め、その子はピアノを続けていました。
ある時期に、お勉強の為にピアノを中断。







たまたまご縁あってご連絡いただき、ご一緒できることに。
嬉しい再会です!








とても嬉しくて。







久しぶりにお会いした彼女。
大きくなって^^
しっかり返事をして、集中した目で、1時間、あっという間に過ごしました。






いろんな都合で毎週というわけにもいきません。
でも大丈夫だと思うのです。
あの目であれば大丈夫。







受験でピアノを全くやめてしまう方も少なくないと思います。
多くのピアノの先生は、その子の将来を応援して送り出してくださっていると思います。







ただ、ちょっぴり思うのです。
それは受験がきっかけになっただけで、もしかしたら、ピアノを辞めるちょうどいい理由、区切りになっただけのことなのかもしれない、と。






これまたその通りで。
何事も辞めるきっかけって難しく、なかなかそのタイミングを計りかねる時ってありますよね。





ピアノ、もちろん習い事全般においても、そのいいきっかけが受験だったりするのかな、と思います。







ただ、受験、勉強シーズンが終わると、こうして戻って来る子もいるのですね。







ピアノが好きだから、音楽が生活の一部になりつつあるのか!!






ピアノを続けることがいいこと。
そんなこと、決して断定できません。
ピアノ以上に夢中になれるものがあれば、そこに時間を費やすのは当たり前のこだし、学校の勉強に集中したいのなら、それも本当普通のことですし、部活に熱中したいのであれば、それはそれでとても素晴らしいことと思うのです。





また、ピアノを習いに戻らなくとも、自分でお家で弾いてみたり、歌を歌ってみたり、学校の音楽の授業を楽しんでみたり!!
何もピアノのために絶対時間を使わないといけない、なんて決まりはないのです。







ただ、私が嬉しいと思ったのは、時間が限られている中、またピアノを再開してくれたこと。
これはピアノが好きじゃないとできないことだよなーと思うのです。







で、そんなピアノが好きな子と一緒に音楽の時間を共に過ごせることが嬉しい。
究極そこです。







多分多くのピアノの先生がそうだと思います。
うまい下手が一番でなく、ピアノが好きな子、方とご一緒できる時間が、同じようにピアノ大好きな先生たちにとって、とてもとても幸せな時間、充実の時間なのです。







もちろん、来てくれているからには、その子のペースで、よりいい音楽を感じてもらえるように導いていきたいとも思いますし、好きだからといって楽しいだけでないかもしれないし、実際、生徒さんたちの時間のやりくりも大変だと思います。






ただ、理想妄想全開の戯言かもしれませんが、





生活の中に音楽が生きている、そばにある、そんな時間が、そのこと自体が「普通」になっていったら嬉しいな、と思います。
もちろん、自分のペースで。
多分、その子の将来のどこかで、ピアノや音楽に救われる瞬間があるように思うからです。







そこで、自分だけで続けるのが大変であれば、先生を利用するまでです。笑
きっと喜んで先生は助けてくれると思います。
月1回でも2回でも。
少なくとも、レッスンの時間はピアノの時間になりますので。






最近、別のルートで、昔ピアノをご一緒していた子が、バイオリンを始めたことも知りました。
とても嬉しく^^






あの子は元気だろうか、あの子はどうしているのだろう。
そう先生は想いを馳せています。
もしこれを見た方がいらっしゃいましたら、近況、教えてくださいね笑





嬉しい再会。
ピアノを習っている全ての皆さんを心から応援しています。





最後につぶやき。
ピアノの先生って親とも学校の先生とも違う。
でも、もしかしたら一生の付き合いになる確率もある、なんとも不思議な存在だと思うのです。笑
習い事の一つではあるけれど、その先生との出会いで、何かが変わってくることもあるのでは、と思うこの頃です。
実際自分もそうだったので^^


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by chikako-kokachi | 2017-10-23 23:33 | ピアノ講師

はるのピアノコンサートvol.3   

2017年3月20日「はるのピアノコンサートvol.3」無事終了いたしました!


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この「はるのピアノコンサート」は「発表会」という名ではなく、コンサートの出演者として皆さんで楽しんでいただける場所にしたいな、という想いからスタートしました。



生徒さん、そしてご家族様のお支えにより、3回目を迎えることができました。
ありがとうございます。



いろんなピアノに触れて頂きたい想いもあり、今年は「KAWAI SHIGERU」
(昨年まではベヒシュタイン。夏の大人の皆様の会ではベーゼンドルファー)



会場は素敵な空間。
飲食もありということで、私の大好きなお菓子屋さんに美味しいもの作って頂きました。
皆さんの演奏後にちょっとしたティータイム。
初めての企画です。



今回は同じくモスクワに留学していた友人の生徒さんもご参加されていたので、友人と、ミニコンサートも企画しました。



皆さんがティータイムの間に着替えを済ませ。
ミニコンサートではコントラバス(生徒さんのお母様)の演奏もお願いいたしました!



盛りだくさんな会になってしまいましたが、とっても気持ちのよい時間となりましたのは、本当にいつもご協力頂いている生徒さん、ご両親、ご家族の皆さまのおかげです。



会場の方が終わった後にこうおっしゃっていました。



「とってもいい雰囲気の会ですね!会う人会う人、親御さんはもちろんこどもさんも皆さん気持ちよく挨拶してくださりました。」



と。



温かな空気は会場の皆さん全員がつくり出してくださったもの。
心から素敵な方々に囲まれているな。。と思える時間でした。
もう、私が一番バタバタしていたかもしれません。。(苦笑)




演奏はというと、個性溢れるいい音楽でした。
大人の皆さまの部は本当の意味で「コンサート」でしたね。
感嘆の声があがっていました!
いつもあの演奏の後に弾くのはプレッシャーなのです(笑)
こどもたちは去年からの成長をひしひし感じました。
ご家族でのアンサンブルも会に華を添えてくださいました。
残念ながら出演できなかった方もいらっしゃりました、、本当残念でしたが次回こそ!




もちろん、それぞれに良かった点、反省点、あります。
それは全ては次に繋がっていくことと思います。



ピアノを続けることは楽なことではありません。
人によっては大変なことかもしれません。



こどもさんに関しては、音楽を専門の道として選ぶ、選ばないに関わらず、“いい経験”を積んでもらいたいと思っています。年齢にとらわれず、がんばっている他の子達からも、いい意味での刺激を受け取ってもらえたらと思います。



また、大人の皆さんに関しましても、大好きなピアノでより一層「美」に近づいていけるような、そして日々の生活にピアノが、音楽が側にあるようにお手伝いができたらと思っています。



もう来年の会を楽しみにしている子がいるとご報告を嬉しく受けとりました。
なんでも真剣に取り組めば、楽しいだけじゃないのです。
でも、根本に「わくわく」や「うきうき」がないと、音楽になりません。



緩めるだけでなく、厳しいだけでなく、ただ「いい音楽」を伝え続けていけるよう、私もより一層の努力をしていかなくては、と心しています。



ピアノの先生もピアノを習っている人も沢山いるなかで、何かの巡り合わせでご一緒している皆さん。みんなに出会えて幸せです。



ご協力くださいました皆さま、本当にありがとうございました!
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※皆さんの演奏中のお写真は許可を得てから記載するかもしれません。

by chikako-kokachi | 2017-04-04 07:28 | ピアノ講師

恩師から学ぶものとは?   

ずばり





生き様





これだと思っています。





先日、浜松まで行ってきました。
さらうものがたまっていたので迷ったのですが、それでもどうしてもトロップ先生の演奏が聴きたくて。





ショパン ソナタ第2番





特に第3楽章「葬送」続く第4楽章。





この世のものとは思えない美しさと苦しさと切なさと憤りと不気味さと。。






涙が溢れました。





日々大忙しの先生。
いつ練習しているのでしょう?





久しぶりにお会いできた先生は変わらず優しくて、紳士で、穏やかで。ゆっくり分かりやすいロシア語で私の近況を聞いてくれました。





先生から音楽的な技術、沢山学びました。





先生の音が好きで、どうしたらそんな音が出せるのか、すっごく集中して凝視していました。






でも良く考えてみると、もっともっと大きなところで先生に惹かれていました。






音楽だけでなく、先生という人をとても尊敬し、その生きざまを素敵だ、と、お会いする度に刺激を頂いていたのです。







誰に師事していても、結局は自分の音楽を探求していかないといけない。






それはつまり何を大切にしてどう生きていくか、その人の生き様が根本となって音楽に現れると思うのです。





通訳をしています。





そこで客観的に師弟関係をみていても感じます。





もちろんみんな先生の音楽が好きなのですが、それと同じように「人」が大好き!という気持ちで溢れている。






彼らが、今後の人生、生きていくための「哲学」のようなものを先生の言葉から、生き様から感じているのではないかな、と思います。





音楽と向き合う。






それはどう生きるかとリンクしていて、どんな師と出会ったかで、様々に形を変え、色を変え、実をつけていくのだと思います。





恩師はただ技術を教えてくださる先生ではない。「生き方」にさえ、影響を与えてくださる人のことを言うのだと思います。






決して真似ではなく。
(もちろん似ます)






「生きざま」を学ぶ。





そうやって人から人へと繋いでいかれるもの。








とても幸せなことに、私は「人生」に大きな影響を与えてくださった恩師が1人ではありません。






出会った恩師の先生方、全てのエキスが自分の体にはいっています。






皆さんにも、自分が恩師と思えるような方との出会いがあると思います。






もし出会っていないと思う方は、もっと自分の思うままに進んでみると、その道の途中で必然的な出会いがあるかもしれません。






何かに縛られることなく、心の思うままに。
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by chikako-kokachi | 2017-03-15 07:16 | ピアノ講師

【ピアノレッスン】言葉の選び方   

2月からある子どもさんの合唱団にお世話になっています。ピアノを弾くだけでなく、先生のサポートとして、パート練習を一緒に行ったりもします。


ピアノレッスンは1対1が基本ですが、合唱は「対集団」です。メンバーは小学5、6年生。


「対集団」
例えば一般のコーラスの団で、指揮者の先生がいらっしゃることのできない時に練習を進めること、あるいはパート練習の際に練習を進めること、などの経験を積み重ねているところです。ある団ではもう7年目くらいになります。

が、子どもさんの「対集団」は、昔放課後の学童の子供達をみているアルバイトで経験した以外、初めてです。慣れないことばかりですが、気づきがとても多いです。


特に「伝え方」「言葉の選び方」


先生がおっしゃったことが印象的です。


「こどもに伝わることは、大人にも伝わる」


まさに。
こどもさんに伝えるってとても難しい。


同じことを言われていてもスッと素直に心に響く人もいれば、その人に言われるだけで会話の内容に関係なく拒否反応がでてしまう人もいる。(こういう経験ありませんか?)子どもはもしかしたらそれを本能で感じているのかもしれません。いや、大人だってそうです。



だからといって別にゴマをするわけでもありません。


ただ伝わらないと音楽を一緒につくっていく以前の問題で、人としてコミュニケーションがとれません。




「言葉の選び方」
「声のトーン」
「表情から読みとれる多くの情報」
「伝えたい想い」



ピアノのレッスンも一緒です。
1対1だから、他に誰も聞いていないからと言って気を抜いてはいけない。言葉一つで伝わり方がかわり、言葉一つが優しさにも励ましにも、傷つけてしまう武器にもなってしまう。



大人でも子どもでも、その人それぞれのテンポ感と感じ方があるのです。だから同じことを伝えるにしても選ぶ言葉が違うのです。




もう一言、印象的な先生の言葉。



「褒めるのではなく認める」



ただ褒めているだけの言葉、そんなものはこども達は見抜いているのだそうです。その人が自分をちゃんとみてくれているのか、適当に言っているだけなのか、しっかり分かっているということ。



まさに。

褒めてのばす!
ということは随分前から言われていますが、「認める」という言葉、しっくりきます。



思い返してみれば、ご一緒している指揮者の先生方、当たり前ですが練習の進め方も音楽のこだわりも様々ですが、言葉の選び方、伝え方が素晴らしいな、と思うことが多いです。



もちろんどんなに気をつけても、全ての人が納得いくような言葉を選べない時もあるかもしれません。



でも、人の心理と言葉の関係をもっと大切にしなければ、と、新しく始まっている経験からあらためて学んでいます。


全ての経験には意味があり、一つの点が一本のラインとして繋がっていく経験が増えてきました。


これに関しても、また一つブログが書けそうです。


♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
先週末は合唱団の合宿で秩父に一泊二日。
中身の濃い、贅沢な充実の2日間でした。
演奏会があるのでまたご報告いたします。
練習会場はヤマハのフルコンでした。
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さて、本日はもう一枚お写真を。
最近日差しはすっかり春なのに、風はまだ冷たいです。
朝、窓からの日差しをみているだけでは服装を間違えます笑

春は近くにいるはずなのに!
だんなさんが新宿御苑で撮影した写真です。
癒されています。
皆さまにもお裾分け?でございます。
いつもバタバタの私とは心の持ち方が違うのだろうな。。と反省しつつ。
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by chikako-kokachi | 2017-03-12 07:08 | ピアノ講師

【ピアノレッスン】「事実」を知ること   

今年から、「体のマッピング」のレッスンに通い始めました。
もちろんピアノのため、音楽のため。



マッピングとは?
指はどこからなのか?
肩甲骨はどの骨と接続しているのか?



毎回びっくりだらけです。




もちろん人間の体はとても複雑で、まだまだ解明されていないことも沢山のようですが(by 弟くん)、ピアノを演奏するのに、「体の構造を知ること」は多くの助けになるように実感しています。




合唱団でのボイストレーニングのレッスンを見ていても、体との繋がりが不可欠で(よく考えると当たり前ですね、歌は体が楽器ですから!)とても勉強になります。ピアノだって、楽器と体が合体して音が奏でられるわけですから。




ピアノ奏法は、既存のメソッドに寄りかかりすぎず、勉強や経験を重ねて、自分なりに開拓していくものだと思っています。




でも、「体の構造」や「楽器の仕組み」を知ることは、そこにある「事実」を知ること。





演奏家の為の体の構造の本も、楽器の仕組みの本も沢山出版されていて、色々と読んでみましたが、難しかったりややこしかったり、頭で理解できるけれど、実演に繋がらなかったり。





本は本です。





やはり“紙の上の勉強”で止まってしまう恐れがあることは否めません。
それを重々承知の上で、参考の為に3冊ほど、とてもとても簡単に、こんな本がありますよ、とご紹介させていただきます。(あくまで私の目線です。もうご存知の方も沢山いらっしゃるかもしれませんが)




ピアニストならだれでも知っておきたい「からだ」のこと

こちらの本は序章にこうあります。

ピアノを弾くために、自分の身体をどう使えばよいのか、ということが書かれた本です。


本は厚め。
骨や筋肉の図がありながら、身体の構造を理解して演奏に反映させていく。
専門的な用語も多く、最後迄、全てを理解して読むには時間がかかりました。
細かく、じっくり知りたい方にお薦め。





よくわかるピアニストからだ理論~解剖学的アプローチで理想の音を手に入れる~

こちらは上記本より、もう少し簡潔にまとめられています。
うさぎちゃんの絵が登場したり、文字量は少なめで、図が多め。
初めて読むには、はいりやすいと思います。





からだで変わるピアノ

こちらは上記2冊のような解剖学的な図や絵などはなく、エッセイのように読み進めることができます。“からだ”に関することだけでなく、ピアノと向き合うときに、漠然と思っていることが文字としてまとめられているので、頭が整頓されます。解剖学的事実を知る、というよりは、著者の宇治田さんがどのように音楽、ピアノと向き合っているのか、その姿勢がよく現れています。





繰り返しますが、本は本です。笑
ピアノは頭だけで弾くものではありません。
「事実」を知ったからといっていい音楽ができるわけではありません。
知識を得ただけで、“知ったふう”になって、そこで止まっているようでは音楽になりません。




ただ、私はいろんな側面からピアノや音楽をみつめていきたい、そう思っているだけです。





「事実は1つ、解釈は無数」by だんなさん




いいこと言います。笑




まなびまなび。
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by chikako-kokachi | 2017-02-27 08:05 | ピアノ講師

バッハについて正直に白状します   

すごいタイトルですが。



本当は隠しておこうと思いました。
こんなネットで検索されるようなところで書くべきことではないと思っていました。



隠しておいた方がいいこともある。
言わなくていいこともある。



こういうこと、実は小さな頃から気づいていたタイプの人間です。笑



でも、最近、そういうことを白状することで、「実は私もそうだった。。」「人にはなかなか言えなかったけど、オレも実は。。」みたいなことに遭遇したり、感じたり。




失いたくないもののことばかり考えていた時期があったけど、失わないと新しいものが入ってくるスペースがなくなることにも気づいて、少し大人になったのであります。




ということで、バッハに関して。




子供の頃、初めてバッハのインヴェーションの課題を頂いてからその全15曲、そして続いてシンフォニア全15曲、全て弾いてきました。









実は何の良さも分からず、バッハって良く分からないなーー





と思いながら弾いていましたことを白状いたします。




言ってしまいました。




本当に良く分からなかった。




テーマを見つけたり、声部ごとに弾く練習もしました。
その声部が絡んで音楽になっていること、頭では理解できていましたが、ただそれだけ。
正直、何が面白くて、何が楽しいのか分からなかった。





そんな私の気持ちを証明するように、ピアノの部屋の隣のリビングで聴いていた(嫌でも聴こえてしまう)家族の一人が、「なんかつまらない曲だね」と言っていたのを良く覚えています。




良く分からないけど、そんなに楽しくも面白くもないけど、とりあえず弾けていたので、どんどん進んいき、インヴェンション&シンフォニアの全15曲を弾ききり。平均律に足を踏み込みました。




あれ?
なんだかすごく素敵な響きがするな。。
アレ?
何が起こっているかわからないけれど、複雑なところ面白い。。




そう思えるようになったのは高校生の頃。
遅い遅い、春がきた感じです。笑




でも、その頃はそれ以上に特別な感情は生まれず。
ちょっと気になる存在、といったくらいでした。




ちょっと気になる人がだんだん好きになった経験、ありますでしょうか?笑




じわじわ「好き」が溢れてくる感じ。
それが、エレーナ先生に師事してから。
そして、その想いがこぼれ始めたのがロシアに留学してから。
そして帰国して教えるようになってからは、もう愛が止まらないといった感じでしょうか。笑





すみません。
ふざけているわけではございません。





生徒さん達に初めてインヴェンションを課題として渡すとき、自分と同じような想いにならないように、バッハの面白さや楽しさを伝えたい!!そう強く思っています。





楽譜を分析していくと、あるある!!!
沢山、生きた音がフレーズが眠っている!!!
「おきてーー!」と声をかけながら、平面の楽譜から立体の音楽として奏でていく。





こんなに楽しいのか、バッハは。
こんなに隠された秘密があったのか、バッハには。
それに気づいた時の嬉しさ。
自分で見つけることのできた喜び。





特にもう既にバッハを沢山弾いてきた皆さま。
「バッハって良く分からない」
「バッハ好きなんだけど何をどう弾いていいのか分からない」
そう思ったら、よーーく楽譜をみてみてください。
絵が浮かんでくるかもしれません。




楽譜の読み方、大事です。
同じ絵をみていても、どこに焦点を当てるかで、見えてくる絵が変わる本、昔ありましたよね?ちょっとしたこつで、楽譜が「読めて」くるようになります。





そういうのを伝えられたら!!




バッハってよく分からない、と思っていた自分。
だんだんバッハに興味がでてきた自分。
なんだよ、バッハ、すごく面白い!と思い始めた自分。
それに気づいたらやらなくてはいけないことがいっぱいで急にバッハが難しく感じた自分。
そしてそれを他の「よく分からない」と思っている方にちょっぴりでも伝えたい自分。




ここまでくるのに何十年もかかっています。




ながい。。。





「知らなかったことに気づくこと」って何の出会いがそうさせてくれるのでしょう。
どのタイミングでその時がやってくるのでしょう。
不思議ですけど。





これを言ったら自分がふりになる、とかそういうの、もう超えようかな、と思い始めています。そんなことより、もっと大事なことに気づき始めてきているからかもしれません。




衝撃の告白、以上です。
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by chikako-kokachi | 2017-02-02 07:49 | ピアノ講師