合唱団わをん 第1回演奏会〜コンサートへの新しい“挑戦”
2017年 04月 18日
2016年4月15日、合唱団わをん第1回演奏会が終演いたしました。
ありがとうございました!
前日にチケット完売のお知らせがまわり、当日は多くのお客様にご来場頂きました。
わをんの皆さんの努力がこのような演奏会に繋がっていったのだと思います。
私も皆さんから、多くのことを学びました。
企画合唱団(本番毎にツイッターなどで団員を募り、本番が終わると一度解散する)
ということで、この演奏会に集まった10期のみなさんはこの15日をもちまして“解団”
私も7期からお世話になりましたが、この10期が大きな区切りとなります。
わをんさんは、新たな企画を企むべく小休止。
今度はどんな面白いことへの挑戦なのか。
団の行方が気になります。
この演奏会では“コンサート”というものに対しての“挑戦”が音楽以外の面でもありました。
♪プログラムをはじめに配らず、コンサート後にお渡しする
プログラムがあるとどうしてもそこに目がいってしまう、また落としてしまったり。
音に集中していただく、という考えからのご提案のようです。
新しい。
♪会場には、目に見えるアンケート方式を設置
これは初めてみました。
お気に入りの曲にシールを貼って頂くようです。
もちろん、これに参加せずお帰りになった方も沢山いらっしゃると思いますので、全ての方の感想ではないことは確かで、これが全てではありませんが!
♪アンケートがweb方式
その日の演奏会に於けるアンケートをプログラムと共に配るのが普通。
でも、この日は前述したようにプログラムは後に配られ、そしてアンケートはURLの公開、QRコードの読み込みよって、WEB経由で参加できるようになっていたそうです。
新しい。
こんなフォームです→アンケート
音楽面では先日お伝えしたように、4人の作曲家による組曲への“挑戦”
詳細はこちら
多くの“新しい”ことに挑戦していること、それを発進続けていること。
もちろんお客様のご意見は賛否両論。
発進すれば、“それなりの”意見が返ってくることは当たり前。
でもそれを実行したことに“コンサート”への“挑戦”を感じます。
ピアノ界もこういった“活気”が大切なのではないか、と感じました。
(実際にはどこかで誰かが面白いことを、新しい挑戦をしているのだとは思いますが!)
誰かが企画を提案し、それに賛同する人達が集まりそのプロジェクトを実行していく。
そしてそれを面白そうだな、と思ったお客さんが集まって聴きにいらっしゃる。
すべて人のパワーによって積み重ねられたもの。
コンサートの存在意義を考えました。
少し音楽にも触れますね笑
私がご一緒した“やさしい魚”は、新実徳英先生が約30年前くらいに作曲された組曲。
そして、最終ステージの“4つのディベロップメント”は、このプロジェクトの為に4人の優秀な若手作曲家の皆様が各々渾身の想いを込めた組曲。
会場にはこの5人の作曲家の先生方がいらっしゃていました。
(その前で演奏するのですから、、大きなプレッシャーでした。。)
作曲家の先生方の想いは全て楽譜に込められている。
弾いていてそれを感じます。
そして、合唱の場合は特に、詩と音楽が練り込まれています。
歌とピアノの絡みもそうです。
当たり前ですが、それぞれの作曲家の先生によって特徴も違います。
それにしてもどの曲も面白く、素敵な曲ばかりでした。。。
本当に。。。
どこにこだわりをお持ちになって作曲されたものなのか、実際にその話を聞きながらの練習は、とても貴重な時間でした。
バッハやショパンにはどんなに切望しても実際に会うことはできません。
この日、この5人の作曲家の先生方にお会いできえたこと、心から嬉しかったです。
楽譜をもっと読み込まないと!!笑
これです。
大変でしたが、そして反省も沢山ですが、この演奏会にご一緒できたこと、本当に幸せなことだと思っています。もう、少し頭を冷静にして、また2週間後の本番に向き合っていきます。
今回、見えてきたことがあります。
それはピアノを習ってらっしゃる方にも直接的に繋がること。
もう少し自分の中で煮込んでいって、またこちらに書いていけたらと思います。
この演奏会に関わる全ての方々に感謝を込めて。
本当にありがとうございました!!!
PS チケットが完売しても座席の空きが少しあったので、今ニュースになっているダブルブッキングではありませんが、チケット販売の判断は難しいものなのですね。。
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
もう来週になってしまいます!
4月15日(土)18時より、川口総合文化センター LILIA 音楽ホールにて、「合唱団わをん」さんの第1回演奏会が開催されます。
「合唱団わをん」は企画合唱団。
本番毎にツイッターなどで団員を募り、本番が終わると一度解散します。
従来の合唱団の形に慣れていた私には新鮮で、今の時代に合っている“新しい合唱団の形”だな、と思いました。
本番毎に面白い企画が。
そこに賛同する、そして一緒に歌いたい人が集る合唱団。
この第1回演奏会は「わをん10期」の皆さんです。
私は7、8、9、そして今回の10期とお世話になります。
今回の面白い企画は第4ステージ。
そのプロジェクトは随分前から進められていました。
4人の作曲家による組曲です。
“組曲”とする為のルールとして
・詩は一人の詩人のものを使う(今回は長田弘さん)
・作曲はリレー形式で行う
・後の作曲者は前の曲を自由に引用してかまわない
あーー、面白そうです笑
今大活躍されている若手作曲家の皆さん4名!
魚路恭子さん、森山至貴さん、名田綾子さん、田中達也さん
豪華な顔ぶれです。。。
それぞれの皆さんのご紹介、そしてこのプロジェクトの詳細はこちらのページにあります♪読んでいるだけでもそのアイディアの面白さが伝わります。
3月の初めの合宿には作曲家4名皆さんがお揃いになっての練習。
なんて贅沢な時間でしょう。。
第4ステージ以外もバリエーションに富んだ選曲です。
第1ステージは新実徳英先生の「やさしい魚」
シンプルで、とってもお洒落です。
詩と音楽の絡み方が好きです。
ピアノと合唱の絡み方も。
第2ステージは松下耕先生の「胸のなかの風景」
第3ステージはモーゼス・ホーガン編曲による黒人霊歌集『Feel the Spirit』より
共にアカペラステージです。
私も当日を楽しみにしています。
そして、わをんさんは指揮者が3人いらっしゃいます。
それぞれの指揮者の個性の違いが、音楽にも現れ、ステージ毎に雰囲気もガラッと変わり、その場面転換が面白いのではないかな、と思っています。
さらにさらに“わをん”さんらしい素晴らしい企画がこの演奏会の為にありました。
3人の先生方の特別レッスンの企画です。
第3ステージの黒人霊歌。
その特別レッスンではBrady Allredさん。
その様子はこちらより
第2ステージの作曲家松下耕先生の特別レッスン。
その様子はこちらより
そして第1ステージ、新実先生の作品の特別レッスンでは岸信介先生。
その様子はこちらより
この企画力。
ピアノ界も見習っていかないと。。。
「面白いことを共有する」
「それを実際に企画する」
「さらに実行する」
考え方としてはとてもシンプルですが、こうして「実行する」ところまでできるのは本当にものすごいエネルギーが必要になってくると思います。
こんな素敵な企画にご一緒できるのがとても嬉しいですし、大きなプレッシャーでもありますが、なんとかこの素晴らしい企画が最高の形で実現できますよう、あと1週間私も向き合っていこうと思います。
もしご興味ございましたら、どうぞ応援してください!
チケット申し込みはこちらからもできるようです
→チケット申し込み
ちなみに第4ステージの1曲目はこちら
2曲目はこちらです
合唱団わをん 第1回演奏会
日時:2017 年 4 月 15 日(土)
開場:17:30 開演:18:00
場所:川口総合文化センター LILIA 音楽ホール
入場料:1,800円(全席自由)
1ST STAGE
川崎洋の詩による五つの混声合唱曲『やさしい魚』 作詩:川崎洋 作曲:新実徳英
指揮:田中達也 ピアノ:村田智佳子
2ND STAGE
混声合唱のための小組曲『胸のなかの風景』 作詩:工藤直子 作曲:松下耕
指揮:三好草平
3RD STAGE
モーゼス・ホーガン編曲による黒人霊歌集『Feel the Spirit』より”Wade in the Water”ほか
指揮:原田敬大
4TH STAGE
長田弘の詩による連作組曲『四つのディベロップメント』 作詩:長田弘 作曲:魚路恭子・森山至貴・名田綾子・田中達也
【全曲初演】詳細
指揮:三好草平 ピアノ:村田智佳子
ありがとうございました!
前日にチケット完売のお知らせがまわり、当日は多くのお客様にご来場頂きました。
わをんの皆さんの努力がこのような演奏会に繋がっていったのだと思います。
私も皆さんから、多くのことを学びました。
企画合唱団(本番毎にツイッターなどで団員を募り、本番が終わると一度解散する)
ということで、この演奏会に集まった10期のみなさんはこの15日をもちまして“解団”
私も7期からお世話になりましたが、この10期が大きな区切りとなります。
わをんさんは、新たな企画を企むべく小休止。
今度はどんな面白いことへの挑戦なのか。
団の行方が気になります。
この演奏会では“コンサート”というものに対しての“挑戦”が音楽以外の面でもありました。
♪プログラムをはじめに配らず、コンサート後にお渡しする
プログラムがあるとどうしてもそこに目がいってしまう、また落としてしまったり。
音に集中していただく、という考えからのご提案のようです。
新しい。
♪会場には、目に見えるアンケート方式を設置
これは初めてみました。
お気に入りの曲にシールを貼って頂くようです。
もちろん、これに参加せずお帰りになった方も沢山いらっしゃると思いますので、全ての方の感想ではないことは確かで、これが全てではありませんが!
♪アンケートがweb方式
その日の演奏会に於けるアンケートをプログラムと共に配るのが普通。
でも、この日は前述したようにプログラムは後に配られ、そしてアンケートはURLの公開、QRコードの読み込みよって、WEB経由で参加できるようになっていたそうです。
新しい。
こんなフォームです→アンケート
音楽面では先日お伝えしたように、4人の作曲家による組曲への“挑戦”
詳細はこちら
多くの“新しい”ことに挑戦していること、それを発進続けていること。
もちろんお客様のご意見は賛否両論。
発進すれば、“それなりの”意見が返ってくることは当たり前。
でもそれを実行したことに“コンサート”への“挑戦”を感じます。
ピアノ界もこういった“活気”が大切なのではないか、と感じました。
(実際にはどこかで誰かが面白いことを、新しい挑戦をしているのだとは思いますが!)
誰かが企画を提案し、それに賛同する人達が集まりそのプロジェクトを実行していく。
そしてそれを面白そうだな、と思ったお客さんが集まって聴きにいらっしゃる。
すべて人のパワーによって積み重ねられたもの。
コンサートの存在意義を考えました。
少し音楽にも触れますね笑
私がご一緒した“やさしい魚”は、新実徳英先生が約30年前くらいに作曲された組曲。
そして、最終ステージの“4つのディベロップメント”は、このプロジェクトの為に4人の優秀な若手作曲家の皆様が各々渾身の想いを込めた組曲。
会場にはこの5人の作曲家の先生方がいらっしゃていました。
(その前で演奏するのですから、、大きなプレッシャーでした。。)
作曲家の先生方の想いは全て楽譜に込められている。
弾いていてそれを感じます。
そして、合唱の場合は特に、詩と音楽が練り込まれています。
歌とピアノの絡みもそうです。
当たり前ですが、それぞれの作曲家の先生によって特徴も違います。
それにしてもどの曲も面白く、素敵な曲ばかりでした。。。
本当に。。。
どこにこだわりをお持ちになって作曲されたものなのか、実際にその話を聞きながらの練習は、とても貴重な時間でした。
バッハやショパンにはどんなに切望しても実際に会うことはできません。
この日、この5人の作曲家の先生方にお会いできえたこと、心から嬉しかったです。
楽譜をもっと読み込まないと!!笑
これです。
大変でしたが、そして反省も沢山ですが、この演奏会にご一緒できたこと、本当に幸せなことだと思っています。もう、少し頭を冷静にして、また2週間後の本番に向き合っていきます。
今回、見えてきたことがあります。
それはピアノを習ってらっしゃる方にも直接的に繋がること。
もう少し自分の中で煮込んでいって、またこちらに書いていけたらと思います。
この演奏会に関わる全ての方々に感謝を込めて。
本当にありがとうございました!!!
PS チケットが完売しても座席の空きが少しあったので、今ニュースになっているダブルブッキングではありませんが、チケット販売の判断は難しいものなのですね。。
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
もう来週になってしまいます!
4月15日(土)18時より、川口総合文化センター LILIA 音楽ホールにて、「合唱団わをん」さんの第1回演奏会が開催されます。
「合唱団わをん」は企画合唱団。
本番毎にツイッターなどで団員を募り、本番が終わると一度解散します。
従来の合唱団の形に慣れていた私には新鮮で、今の時代に合っている“新しい合唱団の形”だな、と思いました。
本番毎に面白い企画が。
そこに賛同する、そして一緒に歌いたい人が集る合唱団。
この第1回演奏会は「わをん10期」の皆さんです。
私は7、8、9、そして今回の10期とお世話になります。
今回の面白い企画は第4ステージ。
そのプロジェクトは随分前から進められていました。
4人の作曲家による組曲です。
“組曲”とする為のルールとして
・詩は一人の詩人のものを使う(今回は長田弘さん)
・作曲はリレー形式で行う
・後の作曲者は前の曲を自由に引用してかまわない
あーー、面白そうです笑
今大活躍されている若手作曲家の皆さん4名!
魚路恭子さん、森山至貴さん、名田綾子さん、田中達也さん
豪華な顔ぶれです。。。
それぞれの皆さんのご紹介、そしてこのプロジェクトの詳細はこちらのページにあります♪読んでいるだけでもそのアイディアの面白さが伝わります。
3月の初めの合宿には作曲家4名皆さんがお揃いになっての練習。
なんて贅沢な時間でしょう。。
第4ステージ以外もバリエーションに富んだ選曲です。
第1ステージは新実徳英先生の「やさしい魚」
シンプルで、とってもお洒落です。
詩と音楽の絡み方が好きです。
ピアノと合唱の絡み方も。
第2ステージは松下耕先生の「胸のなかの風景」
第3ステージはモーゼス・ホーガン編曲による黒人霊歌集『Feel the Spirit』より
共にアカペラステージです。
私も当日を楽しみにしています。
そして、わをんさんは指揮者が3人いらっしゃいます。
それぞれの指揮者の個性の違いが、音楽にも現れ、ステージ毎に雰囲気もガラッと変わり、その場面転換が面白いのではないかな、と思っています。
さらにさらに“わをん”さんらしい素晴らしい企画がこの演奏会の為にありました。
3人の先生方の特別レッスンの企画です。
第3ステージの黒人霊歌。
その特別レッスンではBrady Allredさん。
その様子はこちらより
第2ステージの作曲家松下耕先生の特別レッスン。
その様子はこちらより
そして第1ステージ、新実先生の作品の特別レッスンでは岸信介先生。
その様子はこちらより
この企画力。
ピアノ界も見習っていかないと。。。
「面白いことを共有する」
「それを実際に企画する」
「さらに実行する」
考え方としてはとてもシンプルですが、こうして「実行する」ところまでできるのは本当にものすごいエネルギーが必要になってくると思います。
こんな素敵な企画にご一緒できるのがとても嬉しいですし、大きなプレッシャーでもありますが、なんとかこの素晴らしい企画が最高の形で実現できますよう、あと1週間私も向き合っていこうと思います。
もしご興味ございましたら、どうぞ応援してください!
チケット申し込みはこちらからもできるようです
→チケット申し込み
ちなみに第4ステージの1曲目はこちら
2曲目はこちらです
合唱団わをん 第1回演奏会
日時:2017 年 4 月 15 日(土)
開場:17:30 開演:18:00
場所:川口総合文化センター LILIA 音楽ホール
入場料:1,800円(全席自由)
1ST STAGE
川崎洋の詩による五つの混声合唱曲『やさしい魚』 作詩:川崎洋 作曲:新実徳英
指揮:田中達也 ピアノ:村田智佳子
2ND STAGE
混声合唱のための小組曲『胸のなかの風景』 作詩:工藤直子 作曲:松下耕
指揮:三好草平
3RD STAGE
モーゼス・ホーガン編曲による黒人霊歌集『Feel the Spirit』より”Wade in the Water”ほか
指揮:原田敬大
4TH STAGE
長田弘の詩による連作組曲『四つのディベロップメント』 作詩:長田弘 作曲:魚路恭子・森山至貴・名田綾子・田中達也
【全曲初演】詳細
指揮:三好草平 ピアノ:村田智佳子
by chikako-kokachi
| 2017-04-18 07:04
| 過去のコンサート