♪ 春休み職業体験スペシャル〜みんなの知らない調律師の世界   

春休み職業体験スペシャル〜みんなの知らない調律師の世界、という講座に参加してきました!
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まずはコンサートピアノ技術者である岩崎 俊さんのご紹介。
その後岩崎さんがインタビューにお答えくださる感じでお話をしてくださいました。
コンサートピアノ調律師さんのお仕事ってどんなことするの?
どのように働いていらっしゃるの?
休日はあるの?
調律師さんにはどうやってなるの?
などなど。

そして、なんと会場にいらした皆さんでピアノを囲んで実際調律をする!
1人1音。ユニゾン合わせ。
持ち時間は2分。笑
ピアノはなんとスタインウェイ!
わおお。。
本当にいいのですか?
ということで、ものすごく貴重な体験です。
20数名が次々と挑戦していきました。
とっても緊張しましたが、楽しかった!!
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皆さんの調律が終わったところで、トロイメライの演奏。
斬新なトロイメライが!!笑

休憩をはさみ、岩崎さんが20数個の音を再調律。
かっこよかったです!!
あっという間に調律完了。
もう一度言います。
かっこよかったです!!笑

その後は岩崎さんを囲んで会場の皆さんと座談会。
とても面白い質問が飛び交いました。
さらに、調律師さんの道具が一式公開されていて、その幾つかを実際どのような時に使うのか説明しながら見せてくださいました。
本当、おもしろい!!

この座談会、とてもとても印象に残ったお話が多くありました。



調律というのはピッチ、音程を合わせるだけではない。
音の響きや音色、音の伸びまでもつくる。

「音」と「響き」は違うもの。
「音」=打鍵の瞬間聞こえるもの。
「響き」=空間の中で体全部で感じるもの。
「音」を作るとは、ピッチを正しく合わせていくこと。
「響き」を作るとは、立体感、音色、伸び、などを作りあげていくこと。



調律中はあまり耳だけで音を聴かないようにして、体全体で響きを感じている。
耳だけでつくった音は耳からしか入ってこない。
耳を使うのは調律の最後の瞬間のみ。



ハンマーと弦の部分の「音」を聴くのでなく、上の方にある「空間」の「響き」を聴いている。
「側鳴り」ではなく「遠鳴り」を聴いている





いや、これピアノ弾きにも通じることだらけです!!
指が弾いてる鍵盤で音が鳴っているのでない。
ハンマーと弦の部分で音が鳴っている。
でもこれはあくまで「音」であって。
「響き」というのはその「上の空間」で鳴っているのです!!
ということは、ピアノ弾きももっとその空間の「響き」を意識しないといけない。
その「響き」を「耳」だけでなく「体」で感じながら、タッチをコントロールしていく。



あーーもうこれは。。笑
調律師さんのお仕事と共通項が多くあるではないですか!!!



第2回の企画も考えてくださっているようです!!
行きたい!!!
最後に岩崎さんが、この企画が実現した背景をお話くださいました。
近い将来調律師さんが足りなくなるのではないかと懸念されているようです。
日本のピアノ界を支えていくような調律師さんを育てなくてはいけないと。
ピアノに興味のある、または調律に興味あるお子さん達へ。
次回の情報も楽しみにしたいですね。

大人の私もこんなに心ときめいたのですから!笑
そしてホールでの本番の際には、また違った目線でピアノが弾けそうです。
あーー、幸せ!!

PS
調律しているお写真は同世代のピアニスト仲間さんに撮って頂いたものです♪
会場で偶然お会いして!
久々の再開。帰り道に色々なお話ができて嬉しかったです^^
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by chikako-kokachi | 2016-03-30 07:18 | 音楽 ピアノ

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