様々な会社のピアノと空間   

昨日は汐留のベヒシュタインサロンでホール練習をしてきました!
来週開催予定のおさらい会会場。
打ち合わせをかねて。
あーー、一番苦しい自分の演奏チェック作業です。
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家の音響とは全く違う。
家のピアノのタッチとは全く違う。

当たり前です。
響きが変わるから、ペダリングも気になったり、音量調整も気になったり。
色々問題点がみつかりました。

ピアノはいつも自分の弾いてる楽器で本番ができません。
その場でのコントロール、感覚が難しいです!



逆に考えると、色々なピアノを弾くのは楽しいです。


♪ベヒシュタインサロン(汐留)ホールのピアノは低音がよく鳴りました。
全体の音色としてはスタインウェイほどとびっきり明るく華やかな感じではないのですが、何か、言葉に現しにくい“味”があります。


その他に気になっているピアノ、会場は


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こちら渋谷にあります、バイオリン工房さんなのですが、こうしたサロンのような空間があります。
収容人数は65名。
ピアノはShigeru KAWAI SK- 5。
伴奏の本番で1度お世話になったのですが、このピアノでソロを弾いてみたいな、と思いました!


B-techjapan Tokyo Studio
こちらは新しく教えて頂きました。
ベーゼンドルファーです。
私はまだ伺ったことがありません。
一度弾いてみたい空間だな、と思っています。
グランドピアノが2台あって、収容人数は25名、とのことで、勉強会などにいいのかなーと。



楽器と空間(会場)



この2つの相性で自分が弾いていて、また聴いていて落ち着く空間、心地よい空間が分かります。
コンサートをする時の場所決めはなかなか大変ですよね。
(楽器と空間以外にも、交通の便や金銭的な問題も)
なるべく心地よい空間を探していきたいです。
そして生徒さん達にも様々なピアノの違いを感じてもらえたらなーと思っています。




これで思い出したのですが!
(ココからは余談です!!)


NHK BS1スペシャル「もうひとつのショパンコンクール~ピアノ調律師たちの闘い~」、こんな番組がありますよ、と情報を教えて頂き、実家に録画を頼みました。
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遅ればせながら、やっと最後まで観ることができました。
5年に1度のショパンコンクールを、調律師さん、ピアノメーカーさん側からの目線で追うドキュメンタリー。とても充実した内容で、あっという間に時間が経ちました。

ショパンコンクールでは4社のピアノから奏者が選びます。
ヤマハ、カワイ、スタインウェイ、FAZIOLI(ファツイオリ)。
スタインウェイ社以外は皆日本人調律師さん。

まずは自分達のピアノが選ばれないとコンクールで弾いてもらえない。
ピアノ選定の前に「ショパンの音楽に合った音色」に調整する社もあり、また、その奏者の希望にできるだけ沿ったピアノの響き、タッチに近づけて調整したり。。様々な闘いがありました。

中でも、「響き(鳴り)の違い」を再現しているシーンでは、「おーーこんなに繊細に違うのか。。」「おーーこんなに分かりやすく違うのか。。。」と興味深く聴くことができました。

ショパンの小品に合うピアノの響きと、オーケストラと共に演奏するコンチェルトでソリスティックに華やかに鳴るピアノ。音の明るさ、マット感、重さ、軽さ。様々な曲において、求める音色が変わる奏者の想い。。。

各々の会社の調律師さん、そしてピアノメーカーさんが真剣勝負で臨んでいたショパンコンクール。とても面白い視点でのドキュメンタリーでした。


再放送する前に何故情報をくれなかったーーー
という声が聞こえてきます。。。苦笑
すみません。。。


もし、また再再放送がある時には是非ご覧ください♪

by chikako-kokachi | 2016-03-15 07:58 | 音楽 ピアノ

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