リフシッツを聴く。芸術を求める心。   

コンスタンチン・リフシッツのコンサートに行ってきました。
プログラムはラフマニノフのプレリュードOp.3-2「鐘」、そしてプレリュードOp.23、Op.32を全曲。
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ものすごい響きを持った充実の低音。
とても繊細でとてもシンプルな美しい高音の旋律。
ピアノが歌っている中音域。
パリっとした正確なリズムの躍動。
様々な鐘の音の表現。
ペダルを使って残している最後の音、和音が消えて行く瞬間、次の曲への繋げ方。
メロディー同士が絡み合うポリフォニーが宙を舞い。。
etc

特に作品自体がより成熟してくるOp.32は素晴らしかった。。
聴き終わって、いや、聴いてる途中から、何故かたまらなくピアノが弾きたくなりました。

大学時代このプレリュードから何曲も勉強したけど、あの頃は何を考えて弾いていたのだろうか。あの難しいパッセージを、リフシッツはいとも簡単に聴こえるように弾いている、、


音楽がしたい。
楽譜にある音を、ただ音にするだけでなく。


「芸術」の言葉の意味を調べた。

久しぶりに紙の辞書を引く(岩波国語辞典第4版 岩波書店 より)
げいじゅつ【芸術】文芸、絵画、彫刻、音楽、演劇など独特の表現様式によって美を創作、表現する活動。またその作品。

より言葉の選び方が好きなのはこのサイトから(新明解国語辞典第5版 三省堂より)
げいじゅつ【芸術】
一定の素材・様式を使って、社会の現実、理想とその矛盾や、人生の哀歓などを美的表現にまで高めて描き出す人間の活動と、その作品。文学・絵画・彫刻・音楽・演劇など。


さらにネットより。(デジタル大辞泉より)
げいじゅつ【芸術】
特定の材料・様式などによって美を追求・表現しようとする人間の活動。および、その所産。絵画・彫刻・建築などの空間芸術、音楽・文学などの時間芸術、演劇・映画・舞踊・オペラなどの総合芸術など。



要するに、人間が創造することによって生まれる世界?


芸術がしたいな。
どんな時でも。

そう強く思わせてくれたコンサート。
芸術を求める心はいつだって瑞々しくしていないと!!

自分の心が揺さぶられる、こういうコンサートにどんどん出かけなければ。
そこには多くのエネルギーが潜んでいるように思います。
さて、次は何を聴きいこうかな。
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by chikako-kokachi | 2016-02-24 15:21 | コンサート

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