宇野功芳先生、真夏の第九   

大阪、まずは午前中から練習&レッスン。
そして宇野先生の第九を聴きにいずみホールに行ってきました。。
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まさに「宇野先生の第九」
オーケストラ 大阪交響楽団
合唱 神戸市混声合唱団

1楽章始まりの音量。
2楽章の終わり方。
3楽章の弦のカンタービレ。
終楽章のソリスト登場の演出、あのテーマを奏でる低弦の極上の弱音、ラストのアッチェレランド。
その他、びっくりするようなティンパニ効果。独自のテンポ。

相当のこだわりをもった第九。
終わった瞬間にほぼ満席のお客さんからは大きな大きな拍手。
あったかいブラボー。
手を振って笑顔で声援に応える先生。

御歳85歳。
こんな第九、今まで聴いたことがない。
会場の感じをみるに、先生のファンは全国各地から集まってきたよう。
終演後のサイン会は長蛇の列。
おひとりおひとり、丁寧にご挨拶している先生。

私は弦が鳴いていた3楽章から涙がとまりませんでした。
周りの方もハンカチで涙をぬぐっていました。
終楽章の最後、会場中を鳴り響かせる怒濤のような音量とテンポに息がとまりそうでした。
びっくりするような解釈も、それを重々承知で来場しているお客さん達の包み込むような暖かい雰囲気も、忘れられません。

人の魅力ですね。
本当にこれにつきると思います。
ご縁あって先生に出会えたこと、同じステージに一緒に立てたこと、美味しい話、音楽の話、色んな話をさせて頂いていること、すべてに感謝です。

音楽へのこだわり。
様々な声に左右されないぶれない心の強さ。
心から尊敬です。

音楽を奏でるのは人。
それがそのまま音に現れる。

by chikako-kokachi | 2015-07-06 07:32 | 音楽 その他

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