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ピアニスト&ピアノ講師 村田智佳子のブログ

ピアノ弾きの日常、想い、ロシアのこと、レッスンのこと、コンサートのことを綴っています♪

♪千葉フィルハーモニー管弦楽団第30回演奏会

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千葉フィルハーモニー管弦楽団1月10日、第30回演奏会@習志野文化センターにて、チェレスタを担当してきました!第30回の記念演奏会。

精力的なプログラム!

シベリウス/交響詩《エン・サガ》
バルトーク/《中国の不思議な役人》ハイライト
チャイコフスキー/交響曲第6番《悲愴》

後半のチャイコフスキーは客席で聴かせて頂きました。
大好きな曲です。。。
あのメロディーがたまらない。。。
やはり生演奏は違いますね。。
4楽章の弦のあの悲しい嘆きがなんとも。。。
しばらく余韻が残りそうです。
(そしてアンコールに「フィンランディア」!
年越しのTVで聴いていたので、生演奏で聴けて嬉しかったです。)

ピアノ、ハープ、チェレスタと、鍵盤楽器が揃ったのが、バルトーク/《中国の不思議な役人》。

このお仕事を頂いてから、スコアーを見たり、CDを聴いたりして勉強したのですが、だんだんその曲の面白さにはまっていきました!ピアノパートはほぼコンチェルトのように音が沢山で、出ずっぱり。重要なリズムを担当されている所もあり、かっこいい使われ方をしていました。チェレスタは、申し訳ないくらい出番が少ないのですが、その分、その箇所に集中し過ぎて緊張しました。初めて音を出す箇所の直前には、過呼吸になりそうなくらい心臓がバクバクしていました。そして個人的にはクラリネット、トロンボーンのソロが印象的でした。

冒頭のお写真を視て頂けると分かるのですが、ピアノ、チェレスタがオケの真ん中にくるという並び。オーケストラのお手伝いはこれで4回目くらいになるのですが、このポジションは初めて。とても素晴らしいポジションでした。聴こえてくる音が今までと全然違い、とても気持ちが良かったですし、合わせやすかったです。自分の出番の後、もう皆さんの気迫に鳥肌ものでした。
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まだ数少ないオーケスラの一員としてのお仕事ですが、やっと何か、その合わせ方のツボ、耳の聞き方のツボ、指揮とオケの鳴りのタイミングが見えてきたように思えます。ソロとも伴奏とも違う緊張感!!!ただ、今回は緊張感だけでなく、プラス、アンサンブルの面白さも味わえるようになってきたように思います。

千葉フィルの皆様、金子先生、お世話になりました!ありがとうございました!
そして、お話したのは初めてでしたが、あの大変なピアノパートを担当されていた矢島さんはとっても魅力的なピアニストさんでした。オーラがキラキラしていて、キュート、ピアノは力強く。思わぬ共通のお知り合い、話題があり、楽屋でお話させて頂いた時間もとても楽しい時でした。素敵な方に出会えると、エネルギーチャージがグン!とされます。こういうのがご縁というのでしょうか。幸せなご縁でした。


本番が終わっても、オケの曲を聴くようになっています。
今関わっているピアノコンチェルトを含め。

オケの真ん中で、チェレスタを弾いただけなのに、オケといっしょにコンチェルトが弾けたらどれだけ胸が高鳴るのだろー、とあらぬ想像をしているここ数日です。笑。
by chikako-kokachi | 2015-01-11 23:26 | 過去のコンサート