恩師から学ぶものとは?   

ずばり





生き様





これだと思っています。





先日、浜松まで行ってきました。
さらうものがたまっていたので迷ったのですが、それでもどうしてもトロップ先生の演奏が聴きたくて。





ショパン ソナタ第2番





特に第3楽章「葬送」続く第4楽章。





この世のものとは思えない美しさと苦しさと切なさと憤りと不気味さと。。






涙が溢れました。





日々大忙しの先生。
いつ練習しているのでしょう?





久しぶりにお会いできた先生は変わらず優しくて、紳士で、穏やかで。ゆっくり分かりやすいロシア語で私の近況を聞いてくれました。





先生から音楽的な技術、沢山学びました。





先生の音が好きで、どうしたらそんな音が出せるのか、すっごく集中して凝視していました。






でも良く考えてみると、もっともっと大きなところで先生に惹かれていました。






音楽だけでなく、先生という人をとても尊敬し、その生きざまを素敵だ、と、お会いする度に刺激を頂いていたのです。







誰に師事していても、結局は自分の音楽を探求していかないといけない。






それはつまり何を大切にしてどう生きていくか、その人の生き様が根本となって音楽に現れると思うのです。





通訳をしています。





そこで客観的に師弟関係をみていても感じます。





もちろんみんな先生の音楽が好きなのですが、それと同じように「人」が大好き!という気持ちで溢れている。






彼らが、今後の人生、生きていくための「哲学」のようなものを先生の言葉から、生き様から感じているのではないかな、と思います。





音楽と向き合う。






それはどう生きるかとリンクしていて、どんな師と出会ったかで、様々に形を変え、色を変え、実をつけていくのだと思います。





恩師はただ技術を教えてくださる先生ではない。「生き方」にさえ、影響を与えてくださる人のことを言うのだと思います。






決して真似ではなく。
(もちろん似ます)






「生きざま」を学ぶ。





そうやって人から人へと繋いでいかれるもの。








とても幸せなことに、私は「人生」に大きな影響を与えてくださった恩師が1人ではありません。






出会った恩師の先生方、全てのエキスが自分の体にはいっています。






皆さんにも、自分が恩師と思えるような方との出会いがあると思います。






もし出会っていないと思う方は、もっと自分の思うままに進んでみると、その道の途中で必然的な出会いがあるかもしれません。






何かに縛られることなく、心の思うままに。
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by chikako-kokachi | 2017-03-15 07:16 | ピアノ講師

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