Information♪   

当ブログへのご訪問ありがとうございます♪ 智佳子

b0162238_1361257.jpg

☆コンサート等のご案内☆


2017年3月20日(祝)
2017年4月15日(土)
2017年4月29日(祝)

# by chikako-kokachi | 2017-12-31 10:47

恩師から学ぶものとは?   

ずばり





生き様





これだと思っています。





先日、浜松まで行ってきました。
さらうものがたまっていたので迷ったのですが、それでもどうしてもトロップ先生の演奏が聴きたくて。





ショパン ソナタ第2番





特に第3楽章「葬送」続く第4楽章。





この世のものとは思えない美しさと苦しさと切なさと憤りと不気味さと。。






涙が溢れました。





日々大忙しの先生。
いつ練習しているのでしょう?





久しぶりにお会いできた先生は変わらず優しくて、紳士で、穏やかで。ゆっくり分かりやすいロシア語で私の近況を聞いてくれました。





先生から音楽的な技術、沢山学びました。





先生の音が好きで、どうしたらそんな音が出せるのか、すっごく集中して凝視していました。






でも良く考えてみると、もっともっと大きなところで先生に惹かれていました。






音楽だけでなく、先生という人をとても尊敬し、その生きざまを素敵だ、と、お会いする度に刺激を頂いていたのです。







誰に師事していても、結局は自分の音楽を探求していかないといけない。






それはつまり何を大切にしてどう生きていくか、その人の生き様が根本となって音楽に現れると思うのです。





通訳をしています。





そこで客観的に師弟関係をみていても感じます。





もちろんみんな先生の音楽が好きなのですが、それと同じように「人」が大好き!という気持ちで溢れている。






彼らが、今後の人生、生きていくための「哲学」のようなものを先生の言葉から、生き様から感じているのではないかな、と思います。





音楽と向き合う。






それはどう生きるかとリンクしていて、どんな師と出会ったかで、様々に形を変え、色を変え、実をつけていくのだと思います。





恩師はただ技術を教えてくださる先生ではない。「生き方」にさえ、影響を与えてくださる人のことを言うのだと思います。






決して真似ではなく。
(もちろん似ます)






「生きざま」を学ぶ。





そうやって人から人へと繋いでいかれるもの。








とても幸せなことに、私は「人生」に大きな影響を与えてくださった恩師が1人ではありません。






出会った恩師の先生方、全てのエキスが自分の体にはいっています。






皆さんにも、自分が恩師と思えるような方との出会いがあると思います。






もし出会っていないと思う方は、もっと自分の思うままに進んでみると、その道の途中で必然的な出会いがあるかもしれません。






何かに縛られることなく、心の思うままに。
b0162238_12233956.jpg











# by chikako-kokachi | 2017-03-15 07:16 | ピアノ講師

【ピアノレッスン】言葉の選び方   

2月からある子どもさんの合唱団にお世話になっています。ピアノを弾くだけでなく、先生のサポートとして、パート練習を一緒に行ったりもします。


ピアノレッスンは1対1が基本ですが、合唱は「対集団」です。メンバーは小学5、6年生。


「対集団」
例えば一般のコーラスの団で、指揮者の先生がいらっしゃることのできない時に練習を進めること、あるいはパート練習の際に練習を進めること、などの経験を積み重ねているところです。ある団ではもう7年目くらいになります。

が、子どもさんの「対集団」は、昔放課後の学童の子供達をみているアルバイトで経験した以外、初めてです。慣れないことばかりですが、気づきがとても多いです。


特に「伝え方」「言葉の選び方」


先生がおっしゃったことが印象的です。


「こどもに伝わることは、大人にも伝わる」


まさに。
こどもさんに伝えるってとても難しい。


同じことを言われていてもスッと素直に心に響く人もいれば、その人に言われるだけで会話の内容に関係なく拒否反応がでてしまう人もいる。(こういう経験ありませんか?)子どもはもしかしたらそれを本能で感じているのかもしれません。いや、大人だってそうです。



だからといって別にゴマをするわけでもありません。


ただ伝わらないと音楽を一緒につくっていく以前の問題で、人としてコミュニケーションがとれません。




「言葉の選び方」
「声のトーン」
「表情から読みとれる多くの情報」
「伝えたい想い」



ピアノのレッスンも一緒です。
1対1だから、他に誰も聞いていないからと言って気を抜いてはいけない。言葉一つで伝わり方がかわり、言葉一つが優しさにも励ましにも、傷つけてしまう武器にもなってしまう。



大人でも子どもでも、その人それぞれのテンポ感と感じ方があるのです。だから同じことを伝えるにしても選ぶ言葉が違うのです。




もう一言、印象的な先生の言葉。



「褒めるのではなく認める」



ただ褒めているだけの言葉、そんなものはこども達は見抜いているのだそうです。その人が自分をちゃんとみてくれているのか、適当に言っているだけなのか、しっかり分かっているということ。



まさに。

褒めてのばす!
ということは随分前から言われていますが、「認める」という言葉、しっくりきます。



思い返してみれば、ご一緒している指揮者の先生方、当たり前ですが練習の進め方も音楽のこだわりも様々ですが、言葉の選び方、伝え方が素晴らしいな、と思うことが多いです。



もちろんどんなに気をつけても、全ての人が納得いくような言葉を選べない時もあるかもしれません。



でも、人の心理と言葉の関係をもっと大切にしなければ、と、新しく始まっている経験からあらためて学んでいます。


全ての経験には意味があり、一つの点が一本のラインとして繋がっていく経験が増えてきました。


これに関しても、また一つブログが書けそうです。


♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
先週末は合唱団の合宿で秩父に一泊二日。
中身の濃い、贅沢な充実の2日間でした。
演奏会があるのでまたご報告いたします。
練習会場はヤマハのフルコンでした。
b0162238_08372407.jpg



さて、本日はもう一枚お写真を。
最近日差しはすっかり春なのに、風はまだ冷たいです。
朝、窓からの日差しをみているだけでは服装を間違えます笑

春は近くにいるはずなのに!
だんなさんが新宿御苑で撮影した写真です。
癒されています。
皆さまにもお裾分け?でございます。
いつもバタバタの私とは心の持ち方が違うのだろうな。。と反省しつつ。
b0162238_08372417.jpg



# by chikako-kokachi | 2017-03-12 07:08 | ピアノ講師

ロシアな2月〜明日からの浜松アカデミーのご紹介を兼ねて   

2月は“ロシア”が続いていました。


毎週の通訳では、バイオリンの生徒さん達のレッスンから多くを感じ、その先生の導きと生徒さんの成長を目の当たりにして反省したり感嘆したり。



ある日は東京音楽大学へ。



ヴィルサラーゼ先生のミニコンサートを聴いてきました。(コンサート後にはマスタークラスがあったのですが、こちらは次のお仕事に向かう為、途中で退席)
なんと無料ですよ!(整理券が事前に必要でしたが)



素晴らしかったです。
特にシューマン。
あのリズム。
あの何層にも渡る響きのグラデーション。
細かいことはすっかり忘れて、純粋に音楽を楽しみました。
体の内側から湧き出てくるような切れのいいリズム。
あの首の動きが忘れられないです。
センスが。
フレーズのイントネーションが。
音楽が「生きて」いるのです。




ある日は東京藝術大学へ。



一柳富美子先生の授業、声楽演習2016年度後期の発表会「ロシア歌曲オペラの夕べ」を聴きに。
プログラムはオールロシア。
前半は歌曲、後半はオペラ。
先生の解説付きでコンサートが進みます。
日本初演であろうと説明されていた曲もあり、ロシア語の響きを満喫した時間でした。
私はロシア語の響きが好きなのです。




さて、ロシア。




明日3月3日から12日にかけて、第21回浜松国際ピアノアカデミーが開催されます。
こちらのアカデミーに私がロシアで師事していたウラジーミル・トロップ先生がいらっしゃいます。
また、現在はイタリアで教鞭をとっていらっしゃるボリス・ペトルシャンスキー先生もいらっしゃいます。




明日のオープニングコンサートでは先生方もお弾きになります。
♪「子どもの為の無料公開レッスン」
♪「ピアニストの為の公開講座」は、ピアニスト河村尚子さんや、「ピアニストの脳を科学する~超絶技巧のメカニズム」著者である古屋晋一(音楽演奏科学者)さんが担当されるそうです。
♪24名のアカデミー受講者のコンクールもあります。



それぞれのスケジュールは→こちらにあります。



トロップ先生との出会いは奇跡でした。
大学院の修士試験の演奏曲目のCDを探しに銀座のヤマハに向かいました。
(普段ほとんどクラシックのCDは買いません)
スクリャービン「24のプレリュードOp.11」
全曲入っているCDは2枚しかありませんでした。
なんとなく気になる方を手にとり、購入。
家で聴きました。


初めてCDを聴いて泣きました。
自分でもびっくりしましました。


その感動を翌日ちょうどエレーナ先生のレッスンがあったので、すぐにお伝えしました。CDのジャケットをお見せしながら。そうしたら先生がこうおっしゃいました。


「この方は私の友達よ。今日本に来ているからレッスンしてもらったら?」


と。


アレよコレよという間にレッスンをセッティングしてくださり、初めて涙したCDのピアニストの先生からレッスンを受け、この先生のところで勉強したいと強く決意したのであります。



(もう何回も書いていることかもしれませんので、重なってお読みくださった皆様にはもうしわけございません!!)





さてロシア。





トロップ先生が日本にいらっしゃるのも嬉しいですが、今月、8年ぶりくらいにモスクワへいってまいります。



そして来年度から、同じくロシアに留学していた友人とちょっと面白い番組?を始めようと思います。笑



何かやりたいと思いつつ、そのままになってしまっていたこと。



モスクワに行くことも、新しい番組?を始めることも、実行に移すスイッチを入れてくれたのは恩師のご夫婦です。



モスクワに思いをはせながら、リヒテルのドキュメンタリーを観なおしたりしています。生徒さんにご紹介したいと思い、探していました。(日本語に訳されたDVDがアマゾンにありました→リヒテル : 謎(エニグマ) ~甦るロシアの巨人 [DVD])



こちらはyou tubeで見つけたのでロシア語です。




ロシアの空気、楽しみです。
ゆっくりは出来ないかもしれませんが、色んなことを吸収して、自分の「芯」を再確認してこれたらと思います。
b0162238_14551080.jpg


b0162238_11164034.jpg


# by chikako-kokachi | 2017-03-02 08:06 | ロシアメソッド

【ピアノレッスン】「事実」を知ること   

今年から、「体のマッピング」のレッスンに通い始めました。
もちろんピアノのため、音楽のため。



マッピングとは?
指はどこからなのか?
肩甲骨はどの骨と接続しているのか?



毎回びっくりだらけです。




もちろん人間の体はとても複雑で、まだまだ解明されていないことも沢山のようですが(by 弟くん)、ピアノを演奏するのに、「体の構造を知ること」は多くの助けになるように実感しています。




合唱団でのボイストレーニングのレッスンを見ていても、体との繋がりが不可欠で(よく考えると当たり前ですね、歌は体が楽器ですから!)とても勉強になります。ピアノだって、楽器と体が合体して音が奏でられるわけですから。




ピアノ奏法は、既存のメソッドに寄りかかりすぎず、勉強や経験を重ねて、自分なりに開拓していくものだと思っています。




でも、「体の構造」や「楽器の仕組み」を知ることは、そこにある「事実」を知ること。





演奏家の為の体の構造の本も、楽器の仕組みの本も沢山出版されていて、色々と読んでみましたが、難しかったりややこしかったり、頭で理解できるけれど、実演に繋がらなかったり。





本は本です。





やはり“紙の上の勉強”で止まってしまう恐れがあることは否めません。
それを重々承知の上で、参考の為に3冊ほど、とてもとても簡単に、こんな本がありますよ、とご紹介させていただきます。(あくまで私の目線です。もうご存知の方も沢山いらっしゃるかもしれませんが)




ピアニストならだれでも知っておきたい「からだ」のこと

こちらの本は序章にこうあります。

ピアノを弾くために、自分の身体をどう使えばよいのか、ということが書かれた本です。


本は厚め。
骨や筋肉の図がありながら、身体の構造を理解して演奏に反映させていく。
専門的な用語も多く、最後迄、全てを理解して読むには時間がかかりました。
細かく、じっくり知りたい方にお薦め。





よくわかるピアニストからだ理論~解剖学的アプローチで理想の音を手に入れる~

こちらは上記本より、もう少し簡潔にまとめられています。
うさぎちゃんの絵が登場したり、文字量は少なめで、図が多め。
初めて読むには、はいりやすいと思います。





からだで変わるピアノ

こちらは上記2冊のような解剖学的な図や絵などはなく、エッセイのように読み進めることができます。“からだ”に関することだけでなく、ピアノと向き合うときに、漠然と思っていることが文字としてまとめられているので、頭が整頓されます。解剖学的事実を知る、というよりは、著者の宇治田さんがどのように音楽、ピアノと向き合っているのか、その姿勢がよく現れています。





繰り返しますが、本は本です。笑
ピアノは頭だけで弾くものではありません。
「事実」を知ったからといっていい音楽ができるわけではありません。
知識を得ただけで、“知ったふう”になって、そこで止まっているようでは音楽になりません。




ただ、私はいろんな側面からピアノや音楽をみつめていきたい、そう思っているだけです。





「事実は1つ、解釈は無数」by だんなさん




いいこと言います。笑




まなびまなび。
b0162238_10091001.jpg


# by chikako-kokachi | 2017-02-27 08:05 | ピアノ講師